有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

夕陽と山野草

2023年11月02日 | 山野草
毎年恒例の夕陽に照らされるムラサキセンブリ(紫千振)とヤマラッキョウ(山辣韭)を。
午後3時頃現地到着、まだ陽が高いので咲き乱れるヤマハッカ(山薄荷)を撮影。

↑は日陰のヤマハッカですが、西日がまともに当たる日向のはこんな感じ。 

ここにはシロバナヤマハッカも有るはずなので探すもなかなか見付からず。
ようやくそれらしいのを見付けますが、西日で普通の色なのか白花なのか判別できず。(>_<)
一応撮ったのがこちら。

ツリガネニンジン(釣鐘人参)がまだ沢山咲いてました。 

ヤマラッキョウはまだ咲き始めたばかり、開花したのは少なかったです。
ヒガンバナ科ネギ属の多年草で福島以南~沖縄に分布。

お目当てのムラサキセンブリもまだこれからの感じ。 

リンドウ科センブリ属の1~2年草で関東以西~九州に分布。 

環境省の準絶滅危惧種、愛知では絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定。 

沢山咲いてた株を真上から。

4種の花を色々な構図で撮ってる内に陽が西に傾いて来ました
夕陽に染まり出したヤマハッカ。

少し斜光で。 

ムラサキセンブリも赤く染まり出します。 

花と夕陽を一緒に撮るのが目的、ムラサキセンブリは葉が多く花が平開するので不向きです。 

例年狙うも具合の良い所に咲いててくれず、夕陽と一緒に撮れる花を探してる内に日没に。
なので、今年はムラサキセンブリを諦めヤマラッキョウに絞る事にしました。
そのヤマラッキョウも夕陽に染まり出します。

花が平開せず葉も有りません、陽が沈まない内に夕陽を入れて撮れそうなのを探します。 

なんとか良さそうなのを見付け、座り込んでその時を待ちます。
もう少しで陽が沈み始めるところを。

「秋の夕陽は釣瓶落とし」とはよく言ったもので、みるみる陽が落ちて行きます。
山際に陽が沈み始める寸前。

陽が沈み始めると直ぐに花が影絵になって来て、あっ!と言う間に光量不足に。
山の端に沈み行く夕陽。

そして日没です。 

今回西の方に少し雲が出てたので夕焼けになりました、雲が無いと夕焼けにはなりません。
風も殆ど無く近年まれに見る好条件でした。(^^)ⅴ
気温はまだ高いですが11月になってしまい、カレンダーが残り2枚に。
ムラサキセンブリとヤマラッキョウを撮ると、今期の山野草も残り僅かとなります。
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