有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

これが今期最後の花撮りか

2023年11月14日 | 山野草
今期の最後の山野草を撮りに何時もの湿原と他へ。
最初に目にしたのはミミカキグサ(耳掻草)とホザキノミミカキグサ(穂咲の耳掻草)でした。
もうとっくに終わってると思ってたのに、ミミカキグサが大量に咲いてました。
ホザキノミミカキグサはその中にチラホラと。(画像はほんの一部です)
黄色がミミカキグサ、紫がホザキノミミカキグサ。

湿原内に咲いていたヤマラッキョウ(山辣韭)。 

普通あまり湿った所には見られないような? 

スイラン(水蘭)。
キク科スイラン属の多年草で中部以西~九州に分布。

ホソバリンドウ(細葉竜胆)の蕾、これを見に行ったのですがまだ咲いてませんでした。(T_T)
咲いていれば今期最後の花になったのに、再訪しなければならない事に。
リンドウ科リンドウ属の多年草で本州~九州に分布、葉の細い湿地性のリンドウ。

少し移動し、この日の目的の花キチジョウソウ(吉祥草)等を見に。 

キジカクシ科キチジョウソウ属の多年草で関東以西~九州に分布。 

林内に生育するので暗く、細長い葉の付け根に花が有るので撮り難い花。 

木漏れ日が当たってた花を陽に透かして。 

次は僅かに咲くキッコウハグマ(亀甲白熊)を見に。
ボケてますが、花の下に写ってる5角形の葉が名前の由来で、花を3個付けるのが特徴。

キク科モミジハグマ属の多年草で北海道~九州に分布。 

花の直径は7~10mm。 

花はエンシュウハグマ(遠州白熊)と良く似てます、エンシュウハグマは花を沢山着けます。
こちらがエンシュウハグマ。

キッコウハグマは咲き出したばかりで、エンシュウハグマは終盤です。 

キヅタ(木蔦)。
ウコギ科キヅタ属の常緑蔓性木で北海道~沖縄に分布、花の直径は約10mm。
初見初撮りでした。(^^)

テイカカヅラ(定家葛)の実。
二又の袋果で長さ15~25cmにもなり、中に冠毛の有る15~25mmの線形の種が入ってます。
↓は袋果が割れて種が出て来てます、花は例年撮ってますが、種を撮ったのは初めて。

袋果から出た種は冠羽を広げ風に乗って飛んで行きます。 

イヌショウマ(犬升麻)も見に行きましたが遅過ぎました。 

キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草で関東~近畿に分布。 

今回で最後の花撮りになるかと思いきや、ホソバリンドウが残ってしまいました。
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