有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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コセリバとウスギ、さてどっち?

2024年02月04日 | 山野草
セツブンソウ(節分草)を見た序に、コセリバ(小芹葉)とウスギ(薄黄)の各オウレン(黄連)を。
ここも良く知られた場所で、当日かなりの花撮りさんが。

キンポウゲ科オウレン属の多年草で、本州と四国?の太平洋側に分布する日本固有種。 

花の大きさは直径約1cm、久し振りの花撮りで対照君を忘れたので人差し指で。(^^;) 

雌雄異株、稀に雌雄同株で↓は雄花、花粉を出す前は雄蕊が中央に集まってます。 

これも雄花ですが花粉を出し始めると雄蕊が広がります。

 林下の半日蔭を好むようで、暗くて私のカメラでは撮るのが難しい。(T_T) 

玉ボケを入れて、結局雌花は撮れませんでした。 

場所を移して、こちらも可成り知られてるようで数人の花撮りさんが。
コセリバオウレンと思っていたのですが、皆さんウスギオウレンと言われます。

ただ言い切る方は居らず「と聞いてる」とか「らしい」と曖昧。(^^;) 

一先ずウスギオウレンとして、キンポウゲ科オウレン属の多年草。
ウスギオウレンは分布域が東京、神奈川、山梨、静岡、長野新潟と限られてるようで。

と言う事は愛知は入ってません、でも静岡との県境が近いので無いとは言い切れないような。

コセリバオウレンとの違いは花の色と萼片の長さと形状のようです。
コセリバの花色は白で、ウスギは淡黄色となってます、でも↑のコセリバも淡黄色です。

花弁に見える長いのは萼片で、短いのが花弁です。 

ウスギと言う方はウスギの萼片は長くコセリバは短い、更にウスギの萼片は波打ってると。
↓は雄花

調べてみるとウスギはセリバオウレンより長いとなっいて、コセリバも長いようです。
どうも萼片の長さをコセリバではなくセリバオウレンと勘違いしてるような。

確かに萼片は波打ってますね、でもコセリバも波打ってました。(先始めのは真っ直ぐ)
↓は雌花。

色々調べた結果、コセリバとウスギは区別が難しいとなってました。(-_-;) 

細かい事は気にせず、どちらもキンポウゲ科オウレン属と言う事で。(;^ω^)
一瞬木漏れ日が当たったので逆光透かし撮りを狙うも上手く撮れず。

こちらも最後は玉ボケ画像を、↓は雌雄同株。 

見方によっては最初のコセリバオウレンがウスギオウレンの可能性が有るかも?
今年最初の山野草、セツブンソウとコセリバ?ウスギ?の両オウレンでした。
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