有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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今季の終盤の山野草達(2)

2024年11月12日 | 山野草
今季の山野草の終盤の花達の続きです。
リンドウ(竜胆)を見に先に進むとムラサキセンブリ(紫千振)が咲いてました。
でもまだ少し早く蕾の方が多い。


リンドウ科センブリ属の1~2年草で関東~九州に分布。
環境省の準絶滅危惧(NT)、愛知では絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種。
普通は5花弁ですが・・・。

センブリと同じく花弁の数の変異が多い花、こちらは4弁花。
同じ株に4枚が3、5枚が1の混合です。

6弁花も有りました、センブリと同じく6枚は時々見られます。 

そして7弁と5弁の混合花、7弁なかなか見られません。
5弁が星の形に見える事から、7弁はセブンスターと呼ばれてるようです。
今まで4~7は見てますが、1~3と8以上は見た事が有りません、有るのかなぁ???

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)が沢山咲いてました。 

この花は多いのですが・・・。 

リンドウの沢山咲いてる所へ、あれ!?数が少ないです、まだ早かったのか。 

なかなか涼しくならないからなのか、それとも笹に埋もれてしまったのか? 

例年もっと多かったはずなのに期待外れ、少ないうえにまだ蕾が多かったです。 

これが一番良く咲いてた株。 

リュウノウギク(竜脳菊)。
キク科キク属の多年草で本州~九州に分布する日本固有種。

ヤマラッキョウ(山辣韭)もまだ少し早く、少ししか咲いてませんでした。 

ヒガンバナ科ネギ属の多年草で福島~沖縄に分布。
例年白花の咲く場所に行ってみましたが、まだ蕾でした。

ムラサキセンブリにヒラタアブの仲間。 

同じくチャバネセセリ(茶翅挵)。 

まだ少なかったリンドウとムラサキセンブリを逆光で撮ってみました。
リンドウは花弁が肉厚なので殆ど透かし撮りにはなりません。

ムラサキセンブリは花弁が薄いので透けます。 

まだ陽が高かったのと、開き掛けの花で撮ったのでセンブリ感がでませんでした。(^^;) 

次回は別の花を撮りに、続く・・。
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