何時もの湿原ではほぼ見られなくなったトンボ、別の小さな湿地に見に行きました。
その湿地は0.14ha(1400㎡、425.5坪、1.4反)程、小さな小さな湿地です。
湿地の風景を撮るのを忘れました。(^^ゞ
そんな湿地で最初に見付けたのはオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)。
残念、本命はこんなに大きくないです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/d0/5e8a00f753a1c8102821e162b3ed3df5.jpg)
湿地の風景を撮るのを忘れました。(^^ゞ
そんな湿地で最初に見付けたのはオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)。
残念、本命はこんなに大きくないです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/d0/5e8a00f753a1c8102821e162b3ed3df5.jpg)
こちらが本命の未成熟♂、画像では大きさが分からず普通のトンボに見えるかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/44/c12ebf46a64680fa483223212dc7ff09.jpg)
最初に見付けるまでに時間が掛かりました、なにしろ小さくて見えないからです。(♀)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/fc/7d8831744bdafb7bc7922bdf37152c82.jpg)
1匹見付けると目が慣れて、あちこちに居るのが分かりります。(♀)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/09/6d35b1cb2027413097401bda50c5d6c2.jpg)
本命は日本最小のハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)、正面から飛んで来る♀。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/97/6499d2b80c286a1e71952851e257279c.jpg)
数年前から手入れがされず荒れ放題と聞いてましたが、綺麗に草が刈られてました。
刈られた草に逆立ちでとまる♀。
刈られた草に逆立ちでとまる♀。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/32/ffc69c528b11598f1c3aaaa1e2f7628b.jpg)
トンボ科アオビタイトンボ亜科、全長僅か16~22mm、本州~九州に分布。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a2/3ce08565f1e27e527fcca3defbc509f9.jpg)
環境省、愛知は共に指定外ですが、35都府県で準~Ⅰ類に指定されてます。
♂は成熟すると真っ赤に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/70/87991b56339fefeb2acce4e9befe2c74.jpg)
♂は成熟すると真っ赤に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/70/87991b56339fefeb2acce4e9befe2c74.jpg)
湿地に生息し、殆ど移動しないので見られる機会は少ないようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/4d/54ff593c4ec71743bae76c6b53bdc9f1.jpg)
名前の由来は尾張の矢田鉄砲場八丁目(現名古屋市矢田川付近)で発見された事から。
名古屋と言えば八丁味噌を連想しますが、味噌とは無関係です。(^^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/9e/94eaac707258b1e38b8308e32c211a78.jpg)
名古屋と言えば八丁味噌を連想しますが、味噌とは無関係です。(^^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/9e/94eaac707258b1e38b8308e32c211a78.jpg)
♀は見付け難いですが♂はこの色なので直ぐに見付かりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/75/b3db2089f96be6cf29fa15e101ccc3c7.jpg)
最初見てた所は♀ばかり、そして♂を見付けた所は何故か♂ばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/4a/6522c64e5137d30ff8e07d8c505a90ad.jpg)
何故なんでしょう?♂は盛んに縄張り争いをしてました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3c/5dff1ad2b0e021c49e42d0dff7464d01.jpg)
モウセンゴケ(毛氈苔)の花で縄張りを主張する♂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/11/af3e7342b922d581a53bdb23da8b50c9.jpg)
湿地なのでモウセンゴケやサギソウ(鷺草)、シラタマホシクサ(白玉星草)も見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/5c/d0d1c302929b00371ccb42f8ccb7ff93.jpg)
ただトウカイコモウセンゴケ(東海小毛氈苔)は見られないような?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/67/8eed0818eca8851155dc706a1a7218cd.jpg)
愛知県には東海丘陵湧水地群など多くの湧水湿地が有り、生息地が多いようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/98/29939059e1de6b054609f532724dee80.jpg)
手入れされなくなってたので心配してましたが、草が刈られ沢山見られたので安心しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/82/43b5410ea853ee1f4af9ee42813aa490.jpg)
今後も環境が守られていくと良いのですが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/8f/59d2f7d245e0014df53f8bb5762eba18.jpg)
小さな湿地の極小のトンボでした、PCで見ると画像の体長は5~6cmも有ります。
実際はその1/3程の大きさ、画像の頭から腹部(翅)の付け根までが本物の全体の大きさ。
画像では大きさが実感できないですよね、↓がPC画面でほぼ実際の大きさ。
実際はその1/3程の大きさ、画像の頭から腹部(翅)の付け根までが本物の全体の大きさ。
画像では大きさが実感できないですよね、↓がPC画面でほぼ実際の大きさ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/03/2e352b8aa0cc3bd4a5c97d0b93f35907.jpg)
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