今回もトンボです、もう一回有りますが我慢してお付き合いの程を。
まずは表題の塩から、塩からだけにシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)なんちゃって。(^^ゞ
トンボ科シオカラトンボ属で北海道~沖縄に分布、体長50~55mmの最も普通に見られるトンボ。
成熟した♂は、胸部から腹部前方が灰白色の粉で覆われ、これを塩に見立てたのが名の由来。
塩辛とは無関係らしく、何故塩辛になったのかは・・・?
こちらは♀のシオカラトンボ、名の由来のように白くなりません。
♀はその色からムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)とも呼ばれます。
背景の石と色が被ってしまい、麦藁のような色には見えなくなってしまいました。(^^;)
次はオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)です。
トンボ科シオカラトンボ属で北海道~沖縄に分布、全長50~60mm。
名前から大きそうに感じますが、シオカラトンボと左程変わりません。
顔面が黒い、シオカラと比べ腰から下が幅広、翅の付け根が黒~黒褐色がシオカラトンボとの違い。
この個体は左後翅が半分程無くなってました。
表題の銀はギンヤンマ(銀蜻蜓)です。
トンボ科ギンヤンマ属で北海道~沖縄に分布、全長70~80mm。
♂は縄張りを常に飛び回っていて、なかなかとまってくれず、撮るのが難しいトンボ。
腹部が特徴的な水色なので♂ですね(♀は黄緑色)、珍しくとまっていたので撮れました。
こちらはペアリングして産卵中のギンヤンマ、♂と♀の色の違いが分かります。
飛んでるところが何とか撮れないかと挑戦してみました。
殆どごみ箱行きでしたが、沢山撮った中でたった一枚だけ見られる写真が有りました。
これぞ「まぐれ」と言うしかない、初めて飛んでるところが撮れた一枚です。
表題の熊はクマバチ(熊蜂)の事でした、熊の付くトンボは居ませんよね。(^^;)
ハチ目コシブトハナバチ科クマバチ属で北海道~九州に分布、体長20~25mm。
ずんぐりとした体形で、胸部に黄色の毛が密集する事から、別名キムネクマバチとも呼ばれます。
体の割に翅が小さく、大きな羽音を立てて飛び、外見だけでなく音でも恐怖心が煽られますね。
外見に反して性格は温厚で、♂には針が無く♀のみが針を持っています。
毒性も弱くそれほど危険では有りませんが、体質に依りアナフィラキシーショックを起こす事も。
繁殖期の♂は、ホバリングをする事が多く、確認のため人に近寄って来る事が有ります。
そんな時は慌てずに、無視していれば離れていきます。
飛んでるところを撮ろうとしたものの、中央にも捉えられませんでした。(T_T)
塩と銀と熊でした。
次回は一種類のトンボのみを。
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