有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

川沿いに下って(2)

2022年08月13日 | 山野草
川沿いの花の続きです。
ウバユリ(姥百合)が点々と咲いてました、これはもう終わり掛け。

ユリ科ウバユリ属の多年草で、本州北部~九州に分布する日本固有種。 

林内の湿った薄暗い所を好むので、そんな所で見ると不気味な感じがします。
名前も良くないですね。(^^;)

この辺りで標高300mくらいですが、まだ蕾もあちこちで見られました。
平地では7月中旬に咲いてたので、半月ほど差があるようです。

キク科の花、ミヤマヨメナ(深山嫁菜)だと思われますがはっきりしません。 

例年沢山咲いてる場所なのに、今年はほんの僅かしか見られず。 

仕方ないので同じ花を構図を変え、背景に流れの煌めきをぼかしで入れて。(^^ゞ 

ハグロソウ(羽黒草)も僅かしか見られず、これも例年沢山咲いてるのですけど。 

キツネノマゴ科ハグロソウ属の多年草で、宮城以南~九州に分布。 


何故かミゾホオズキ(溝酸漿)も僅かしか見られず、今年はどうしてしまったのやら?

図鑑に依り科と属がバラバラ、どれが本当なのでしょうね?
ハエドクソウ科、ゴマノハグサ科、ミゾホオズキ属、エリスランテ属・・・。
でも分布域は北海道~沖縄と揃ってました。


マツカゼソウ(松風草)、わざわざここまで来る必要のない何処にでも有る花。

ミカン科マツカゼソウ属の多年草で北海道~九州に分布。 

ここにはオオルリソウ(大瑠璃草)が有ったはずなのに、影も形も無くなってました。
棘だらけなのでない方が良いかも。(^^;)

昨年見られなかった赤バナナが生ってました、ツチアケビ(土木通)の実です。
ラン科ツチアケビ属の腐生植物(菌従属栄養植物)で北海道~沖縄に分布。

ナラタケと共生するようなので、近くにナラタケが有るのかな?

花を見たいのですが時期が分かりません、図鑑では6~7月となってますけど。
2ヶ月の間これだけのために何度も通うのも・・・。(-_-;)

キツネノカミソリと川の流れを入れて撮れる所が有るのですが、昨年大水で流され花が見られず。
今年は大丈夫だろうと行ってみたら、今年も一株も見られず、絶えてしまったかも?
川沿いの花を撮りに(3)に続く・・・。
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