有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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まだ夏なのに秋の花

2022年08月03日 | 混在
目的の花を探しますがなかなか見付からず、まだ早過ぎたかも?
昨日はシマジタムラソウでしたが、今度はアキノタムラソウ(秋の田村草)ではと撮ってみます。
おやおや今度もシマジタムラソウでした、どうやらここはシマジばかりのようです。

雄蕊が上唇に沿い先端が曲がらず、真っ直ぐで花冠から突き出てるのでシマジですね。
まさかこれから曲がったりして。(^^;)

ようやく本命の花を一株見付けました、キキョウ(桔梗)です。
やはり来るのが少し早過ぎたようで。
背景に陽が当たってたので上手く撮れず、更に上の花は虫が喰ってますし。

反対側からも撮ってみたものの代り映えせず。 

登山道の脇に咲いていたアリノトウグサ(蟻の塔草)。 

名前の由来は花茎を蟻が登ってるように見える事から。 

アリノトウグサ科アリノトウグサ属の多年草で全国に分布。
蟻の尻のように膨れてるのが萼筒、上に反り返ってるのが花弁でぶら下がってるのが葯。
萼筒の直径と雄蕊の長さは約1mm、花弁の長さは0.8~1.5mm、雄蕊先熟の極小の花。

コガンピが咲き出してました。 

ジンチョウゲ科ガンピ属の落葉小低木で関東以西~九州に分布。
落葉小低木だけに背丈は50~100cmと木とは思えないほど低いです。

おっと!奇麗なキキョウの花が咲いてました。 

キキョウ科キキョウ属の多年草で北海道~九州に分布。
綺麗な花だったので横からも撮っておきましょう。

秋の七草の一つで普通に見られると思いがちですが然に非ず、列記とした絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種。 
まだ立秋にもなってないのに咲いてます、しかも新暦の。
8月7日が立秋ですが、旧暦の8月7日は新暦では9月2日、とても秋の花とは思えません。 

極小のアリノトウグサ、大型のキキョウの次はまた極小の花ヤマムグラ(山葎)。 

アカネ科ヤエムグラ属の多年草で本州~九州に分布、花の直径は2~3mm。 





そんな小さな花に居たのは触角と脚のナガ~~イ幼虫。
こんなに脚が長いのはキリギリス科のようです。

コチャバネセセリ(小茶羽挵)。 

前翔長14~19mm、北海道~九州に分布し、5~9月頃に見られます。 

まだ夏なのに秋の花はまだ続きます。(^^;)
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