「物語のあらすじ」という意味です
言葉自体が初耳!という方も多いかも
果たして正解は?
正解は?
正解は「こうがい」でした。
梗概と概要の違い
梗概と概要の意味の違い
梗概と概要の違いを分かりやすく言うと、梗概とは文章に対して使い、概要とは文章だけでなく物事に対しても使うという違いです。
梗概と概要の使い方の違い
一つ目の梗概を使った分かりやすい例としては、「各章の構成と梗概を示す」「手短に物語の梗概を話す」「小説の梗概の書き方に苦心する」「800字程度の梗概を添付してください」「学術講演の梗概集を注文する」などがあります。
二つ目の概要を使った分かりやすい例としては、「新製品の概要説明を始めます」「調査概要とスケジュールを説明します」「プレゼン資料の概要を英語表記する」「動画の概要欄の書き方を教えてください」などがあります。
梗概と概要の使い分け方
梗概と概要という言葉は、どちらも事柄のおおよその内容を表しますが、厳密な意味や使い方には違いがあります。
梗概とは、物語などの大まかな内容を意味します。小説や戯曲、論文やレポートなどの梗概とは、その小説や論文を全て読まなくても、何が書いてあるか手っ取り早く理解できるものです。小説の公募などでは、作品に梗概を添付して応募することが一般的です。
概要とは、全体の要点をとりまとめたものを意味します。「プレゼン資料の概要」のように文章に対して使われることもありますが、「新製品の概要」「調査概要」のように物事に対しても用いられています。「調査概要」とは、調査の目的、調査対象、手段、結果などを簡潔にまとめたものです。
つまり、梗概とは文章に対して使われる言葉であり、概要とは文章だけでなく物事に対しても使われる言葉であるという違いがあります。梗概と概要を比べると、概要の方が広い意味を持ち汎用性のある言葉だと言えるでしょう。
梗概と概要の英語表記の違い
梗概も概要も英語にすると「summary」「outline」となり、例えば上記の「梗概を示す」を英語にすると「give an outline」となります。