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岸田首相がウクライナへ約11億ドルの支援とロシアへの強力な制裁を表明 EU諸国が手を引く中での追加支援は再考を

2022年08月25日 05時31分14秒 | 日記

岸田首相がウクライナへ約11億ドルの支援とロシアへの強力な制裁を表明 EU諸国が手を引く中での追加支援は再考を

<picture>岸田首相がウクライナへ約11億ドルの支援とロシアへの強力な制裁を表明 EU諸国が手を引く中での追加支援は再考を</picture>

 

《ニュース》

岸田文雄首相は23日、ウクライナ支援のオンライン国際会議「クリミア・プラットフォーム」に参加。総額およそ11億ドル(約1,503億円)の支援を実施すると訴えました。

 

《詳細》

このオンライン会議はウクライナ政府の呼びかけで開催されたもので、欧米など約60の国・地域の首脳、北大西洋条約機構(NATO)など国際機関の代表が参加しました。

 

岸田氏はオンライン・メッセージを寄せ、「ロシアによるウクライナ侵略は、欧州のみならずアジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす暴挙です」などと厳しく非難。ロシアへの強力な制裁を講じると強調しました。

 

ウクライナに対しては、6月に行われたG7サミットで発表した通り、穀物貯蔵能力強化や国際的な食糧危機への対応のための追加支援を含めるおよそ11億ドルの支援を実施していくとして、「ウクライナの一刻も早い平和の回復と復興の実現に向け、積極的な貢献を進めていく」と訴えました。


トランプ政権で国防戦略担当の元米高官「米防衛産業は対中戦争に備え不十分」 日本も対中防衛を最優先とし自国防衛産業の増強を

2022年08月25日 05時28分34秒 | 日記

トランプ政権で国防戦略担当の元米高官「米防衛産業は対中戦争に備え不十分」 日本も対中防衛を最優先とし自国防衛産業の増強を

<picture>トランプ政権で国防戦略担当の元米高官「米防衛産業は対中戦争に備え不十分」 日本も対中防衛を最優先とし自国防衛産業の増強を</picture>

 

《ニュース》

ロシア―ウクライナ戦争の長期・泥沼化が懸念される一方で、アメリカは中国・ロシアを相手にする二正面作戦を展開しています。

 

そうした中、ロシアより中国に焦点を当てるべきだと指摘してきた、トランプ前政権の国防次官補代理エルブリッジ・コルビー氏は、ウクライナでの戦争を通して、米防衛産業が対中戦争に十分な武器・兵站の供給能力を有していないことが判明したと警鐘を鳴らしました。

 

《詳細》

コルビー氏は19日、「対中戦争、米産業は準備不十分」と題した米ウォール・ストリート・ジャーナル紙への寄稿で、「(ウクライナでの戦争によって)米防衛産業の基盤が、中国など大国との長期にわたる従来型に必要な武器を米軍に供給するのに、十分な能力を持っていないことが実証された」とし、次のように指摘しました。

 

「(米中間の)戦争を抑止し、必要であれば勝利を収めるため、アメリカには、持続・補修可能かつ装備品の再供給を受けることができるトップレベルの軍が必要だ。台湾をめぐる戦争が始まれば、アメリカの資源は大幅に棄損すると考えられる十分な理由がある。そのような状況で勝つためには、アメリカの産業基盤は、極めて重要な空・海・宇宙軍の基本装備や主要な軍需物資をリアルタイムで交換・補充する量産態勢を整える必要がある」

 

「2020年代に戦争が起きる恐れもあり、アメリカは準備を整える必要がある。基本装備と武器弾薬を迅速に生産、補修できる統一産業基盤がなければ、米軍は、規模だけ大きくても第1クオーターだけしか戦えないアメフトチームのような存在になってしまうだろう」

 

「アメリカは近い将来、過去何十年間に経験してきたことよりも激しい戦闘に臨み勝利する必要が出てくるかもしれない。アメリカが戦いの準備を整えない限り、中国の行動を抑止することはできない。そのためには産業基盤が不可欠だ。アメリカの対応には一刻の猶予もない」

 

これに先立ち7月には、米シンクタンク「戦略予算評価センター(CSBA)」が新たな報告書「中国の選択:人民解放軍現代化評価道具」を公表。

 

その中で、中国が2030年までに空母5隻(原子力空母1隻を含む)と原子力潜水艦10隻を保有するという展望が示され(今年6月時点で3隻目の空母「福建」が進水)、人民解放軍が今後も、空海軍の増強による「戦力投射能力」の増強を継続することが改めて予想されました。


汚職に満ちたゼレンスキー大統領の本質 西側メディアがウクライナの汚職を追及し、支援を打ち切る兆候

2022年08月24日 05時33分01秒 | 日記

汚職に満ちたゼレンスキー大統領の本質 西側メディアがウクライナの汚職を追及し、支援を打ち切る兆候

<picture>汚職に満ちたゼレンスキー大統領の本質 西側メディアがウクライナの汚職を追及し、支援を打ち切る兆候</picture>

 
画像:Stock Holm / Shutterstock.com

《ニュース》

ウクライナを支援する西側諸国のマスコミが最近、ゼレンスキー大統領を含むウクライナ政府を批判し始めています。非難を浴びせているのは汚職問題です。

 

《詳細》

最も物議を醸したのが、米民主党寄りのCBSニュースが4日に報じた内容です。それによると、アメリカからウクライナに届けられた武器のうち、最終目的地に届けられたのは全体の30~40%だけだったといいます。原因は、ウクライナが抱える汚職と見られ、物資が横流しされている可能性です。しかし、ウクライナ政府から猛抗議を受け、記事のツイートが削除されました。

 

その後、米誌ニューズ・ウィークが「ゼレンスキーの物語は変化している」と題した記事を掲載します。(10日付電子版)。寄稿したのは、前米大統領トランプ氏の元選対アドバイザーのスティーブ・コルテス氏。同氏は、アメリカがウクライナに大金を盗まれたというCBSのニュースを引いて、「アメリカの納税者は、自国にとって何ら重大な国益を持たない戦争をエスカレートさせるため、アメリカが所有しない数百億ドルを借りて、腐敗国家の無責任な指導者に財産を送っているのだ」と批判しました。そして、プーチン露大統領は「凶悪犯」であるとしつつも、ゼレンスキーは「腐敗した独裁者」であると酷評したのです。

 

西側のマスコミは報じなくなりましたが、戦争以前からウクライナの汚職問題は深刻なレベルであり、ゼレンスキー氏も例外ではないのは有名な話です。2021年に流出した「パンドラ文書」によると、ゼレンスキー氏は8億5000万ドル(約1100億円)もの隠し財産を持ち、その多くを大統領就任以降に増やしたといいます。同氏はお笑い芸人時代のパートナーとともに、英領ヴァージン諸島やキプロスなどに拠点を置く事業に関連したオフショア会社を複数所有し、そこから金銭を受け取っているという疑惑も浮上しています。

 

パンドラ文書のインパクトは大きく、同文書に基づいてつくられたドキュメンタリー映画「Offshore95」の試写が昨年10月に行われる直前にウクライナ国内で放映が禁止されたと、独大手紙ウェルトがこのほど報じています。


厚生労働省が「人への投資1割増」で「キャリア形成・学び直し支援センター」を全国に整備へ 無駄な仕事は洗い直すべき

2022年08月24日 05時31分12秒 | 日記

厚生労働省が「人への投資1割増」で「キャリア形成・学び直し支援センター」を全国に整備へ 無駄な仕事は洗い直すべき

<picture>厚生労働省が「人への投資1割増」で「キャリア形成・学び直し支援センター」を全国に整備へ 無駄な仕事は洗い直すべき</picture>

 

《ニュース》

厚生労働省が2023年度予算において、岸田政権が掲げる「人への投資」を進める目的で学び直し支援などに予算を1割増やし、1101億円を要求することを23日付日経新聞電子版が報じています。

 

《詳細》

同記事は、厚生労働省が、企業が従業員の学び直しを支援するための設備を整備する方向と報道。学び直しのためには個人の適性や能力を見極め、専門的な視点から助言や進捗を確認する伴奏型の支援が重要になるとして、「キャリア形成・学び直し支援センター」(仮)を全国に整備するとしています。

 

厚労省は企業のデジタル人材育成のための支援を進めるほか、人手不足の業種に人材を出向させる「在籍型出向」を促進。出向元と出向先の事業主に対して賃金や経費を助成する「産業雇用安定助成金」を活用したスキルアップ支援を新設するといいます。

 

岸田政権は、企業が利益を貯め込むばかりで賃上げや設備投資を怠り、国際競争力が低下しているとして、人材をコストではなく投資と考える「人への投資」を推進しています。厚労省は、GDPに占める企業の能力開発費の割合が2010年~14年の平均で0.1%にとどまり、欧米の1~2%と大きく差が開いていることを挙げ、問題視しています。


英国政府コロナ感染の死亡者数94%はワクチン接種者!

2022年08月23日 14時48分29秒 | 日記

英国政府コロナ感染の死亡者数94%はワクチン接種者!

 

英国政府は、コロナ感染の死亡者数94%はワクチン接種者と発表、

ワクチン接種者で、人工の約80%が2回目接種していることから、

日本に近いので参考になるかと思います。

 

しかし、日本政府の隠蔽体質ではワクチンの不利なデータは

出さないのが普通です。

コロナ感染者のワクチン接種回数データでも、接種日が

不明であれば未接種として計上し、未接種者が感染率が非常に

高いと偽装していました。

 

現在でも、接種日不明者を不明枠としている。それでも2回接種の方が

未接種より感染率は20%程度高く、3回目接種で未接種と感染率は

同等であり、ワクチンの効果は時間が経つほどマイナスとなり、

反対に感染しやすくなる恐ろしい結果です。

 

英国政府のコロナ感染の死亡者数の90%は、3~4回接種者であり、

明らかにワクチンの重症予防効果はマイナスであり、

死者を増産する殺人ワクチンであります。

 

日本は、まずコロナ死者数を偽装しているレベルです。

愛知県は第七で「コロナ肺炎」単独死者はゼロと中日新聞は、

取材で実態が暴露されいます。

新型コロナが原因で死亡したひとはいないとしています。

重症者は、他の病気が原因で重篤な状態となっている人がほとんど。

6月20日以降8月15日時点で死者数は235人となっているが、

高齢で老衰や持病で感染者となり陽性となればコロナ死亡者として

計上している。

具体的にはあらゆる死亡者にコロナ検査を実施し、死因に関係なく

陽性者をコロナ死亡者にしているのが実態です。

 

日本は事実を隠蔽し、危険すぎる殺人ワクチンを推進する

危ない国になっています。

 

 

 


財政破綻のスリランカ巡り、中印の睨み合い続く 日本は「アメリカ追従外交」を脱し、インドと連携してアジアの平和を護るべき

2022年08月23日 05時34分33秒 | 日記

財政破綻のスリランカ巡り、中印の睨み合い続く 日本は「アメリカ追従外交」を脱し、インドと連携してアジアの平和を護るべき

<picture>財政破綻のスリランカ巡り、中印の睨み合い続く 日本は「アメリカ追従外交」を脱し、インドと連携してアジアの平和を護るべき</picture>

 
今年5月、東京都内の首相官邸で日米豪印4カ国「クアッド」首脳会議が行われ、バイデン米大統領とインドのモディ首相が会談しました。画像:Clicksbox / Shutterstock.com

 

《ニュース》

財政破綻したスリランカを巡り、中国とインドの睨み合いが続いています。

 

今月16日、スリランカのハンバントタ港に中国人民解放軍の調査船「遠望5号」が入港しました。

 

当初スリランカは、「スパイ船」と懸念する隣国インドやアメリカに配慮し、中国に入港延期を要求。しかし、経済危機に陥るスリランカが国際通貨基金(IMF)から支援を取り付けるには、主要債権国である中国との債務再編交渉が欠かせないため、最終的に入港を認めました。

 

《詳細》

この背景として、スリランカでは長年、親中派のラジャパクサ一家が政治を牛耳ってきた問題があります。

 

今回の経済危機を受けて、国外逃亡したゴタバヤ・ラジャパクサ大統領の実兄であるマヒンダ・ラジャパクサ氏は、2005~15年にわたって大統領を務め、中国との経済関係を強化。後に債務の返済に行き詰まり、99年間の運営権を中国に引き渡すこととなるハンバントタ港を含め、複数の大規模プロジェクトを進めた人物です。

 

しかし14年に首都コロンボの港に中国の潜水艦が寄港したことで、国民の反中感情が高まり、15年には日本やインドとの関係強化を訴えたシリセーナ大統領が当選(インドによる野党統一を促す働きかけもあったとされる)。新政権は脱中国に舵を切るも、政権内部の対立に加えて中国による工作活動もあり、19年にマヒンダ氏の実弟であるゴタバヤ・ラジャパクサ元国防次官が大統領に当選。親中路線に回帰した流れです。

 

しかし膨大な借金の返済で外貨が不足し、深刻な経済危機に陥ります。今年3月から政府に対する抗議デモが相次ぎ、5月に大統領の兄マヒンダ首相が辞任、7月には大統領のゴタバヤ氏が国外逃亡する形で辞任しました。

 

その後7月20日、スリランカ議会がラニル・ウィクラマシンハ首相を新たな大統領に任命。同氏は、中国と並んでスリランカの主要債権国である日本に対し、スリランカの債務再編に向けた協議を主導するよう求めています。


ペロシ氏台湾訪問後、予測される危機とは何か【HSU河田成治氏寄稿】(後編)

2022年08月22日 05時30分08秒 | 日記

ペロシ氏台湾訪問後、予測される危機とは何か【HSU河田成治氏寄稿】(後編)

<picture>ペロシ氏台湾訪問後、予測される危機とは何か【HSU河田成治氏寄稿】(後編)</picture>

 

《本記事のポイント》

  • 高まる偶発的衝突のリスク
  • 及び腰なアメリカの対応に疑心暗鬼に陥る台湾
  • 中国の演習長期化でアメリカは二正面対応を強いられる

 

 

元航空自衛官

河田 成治

河田 成治
プロフィール
(かわだ・せいじ)1967年、岐阜県生まれ。防衛大学校を卒業後、航空自衛隊にパイロットとして従事。現在は、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)の未来創造学部で、安全保障や国際政治学を教えている。

ペロシ氏の台湾訪問により、台湾危機のリスクは高まったと考えます。以下に、詳しく説明したいと思います。

 

 

偶発的衝突のリスクが高まった

中国はアメリカへの対抗措置として、これまで行ってきたアメリカ軍との電話協議や協議などを中止すると発表しました。両軍の意思疎通ができなくなれば、偶発的な衝突のリスクが高まります。今後、アメリカは偶発的衝突のリスクから、米軍の中国近海での行動を控えるようになるかもしれません。そうなればよりいっそう、台湾への介入や周辺の安全が脅かされることになるでしょう。

 

 

「第三次台湾危機」と比較して弱腰な対応をとったアメリカ

今回と比較されるのが、「第三次台湾危機」です。これは1996年に李登輝総統が進めた初の民主的な総統選挙に対して中国が反発したもので、中国は、台湾周辺海域に軍事演習区域を設定したあげく、台湾の南北に弾道ミサイルを撃ち込むという威嚇を行いました。

 

このときアメリカはそれぞれニミッツ、インディペンデンスという空母を中核とした2個空母艦隊、合計20隻程度を派遣しました。さらにニミッツ空母艦隊には、中国の眼と鼻の先である台湾海峡を通過させ、アメリカの強い意志を示しました。台湾を護るというアメリカの強力なメッセージで中国はトーンダウンし、台湾の総統選挙は無事に行われました。

 

今回の「第四次台湾危機」においても、アメリカは必ず台湾を護るというメッセージを与えて、台湾を安心させるべきだったのですが、ペロシ氏訪台は図らずも、アメリカの弱さを露呈させました。中国が台湾に軍事的な圧力をかける中、アメリカは空母ロナルド・レーガンを含めたわずか4隻の艦艇を派遣しただけだったからです。

 

しかも派遣前にインド洋にいた空母ロナルド・レーガンは、中国の息がかかった南シナ海の通過を避け、わざわざ遠回りして、台湾近海に派遣されています。加えて中国のミサイルを恐れたアメリカは、台湾海峡に空母を近づけさせず、台湾の東の太平洋上で、遠巻きに航行しただけで終わりました。

 

こうしたアメリカの対応は、1996年当時より、相対的にはるかにアメリカが弱くなってしまったこと、逆に言えば中国軍が比較にならないほど強くなったことを示す結果となりました。アメリカの弱さを中国が確信することは重大な問題です。中国はアメリカを恐れずに台湾侵攻が可能だと判断する可能性が高まるからです。

 

 

及び腰なアメリカの対応に疑心暗鬼に陥る台湾

アメリカ軍の及び腰な行動を見て、有事に際してもアメリカは本当に台湾防衛のために軍事介入するのか、台湾は疑心暗鬼に陥ったはずです。

 

もっとも重大なことは、ロシアが核兵器の使用をちらつかせることで、米軍およびNATOの直接的なウクライナへの介入を防ぐことができたという戦訓を中国がどう受けとめるかです。

 

おそらく中国は、台湾侵攻時に核恫喝が有効であると深く認識したのではないでしょうか。中国は近年、核ミサイルの大増強に取り組んでいますが、その目的は中国周辺地域の紛争に、アメリカの介入を阻止するためだとみられてきました。ウクライナ紛争は、その有効性を証明するかたちになってしまったといえます。

 

付け加えるならば台湾有事の際には、日本も中国から核恫喝を受ける可能性が高いと思われます。おそらく「台湾を救援するために自衛隊を派遣するなら、核ミサイルを撃ち込む」と恫喝されるでしょう。その時、日本政府がその脅しに屈せず、台湾を救援できるか、そして救援することもなく台湾が中国に併合されれば、次は間違いなく日本に歯牙がおよぶことを予期した上で、中国の核兵器に屈しない態勢を一刻も早く作らねばなりません。

 

 

台湾国内への負の影響

蔡英文総統の率いる民進党は、中国に強硬路線を維持しており、台湾国民も支持しています。しかしその対中敵視政策は、「アメリカが護ってくれる」という前提の上で成り立っています。今後、台湾国内でアメリカへの信用が低下する一方なら、台湾人にとって中国敵視は自らの命を縮める不安要素に変化する恐れがあります。

 

そうなれば民進党よりうまく中国と付き合える国民党への人気が高まりかねず、将来に国民党政権ができたなら、中国は戦わずして台湾統一を果たすことになるかもしれません。2021年9月、国民党主席に当選した朱立倫氏に対し、習近平氏は祝電を送っています。

 

今年の11月26日に、次期総統選の行方を占う台湾統一地方選が行われる予定ですが、中国はこれに合わせて、民進党の中国敵視の危険性を煽り、国民党が有利になるような介入を行ってくるのではないかと推測しています。

 

 

中国の演習長期化でアメリカは二正面対応を強いられる

中国は軍事演習の期間を8月4日から7日までの4日間と発表していました。しかし台湾国防部によると、8日には、39機の中国軍機の一部が台湾海峡の中間線を再び越えて飛来し、また台湾周辺海域では13隻の中国海軍艦艇が活動を続けています。

 

今後も断続的に高い緊張度の行動を続けることは容易に予想でき、アメリカは台湾への対応を強化する必要に迫られるでしょう。

 

一方のウクライナにおいては、7月7日にプーチン大統領はクレムリンで、「西側は我々を戦場で敗北させようとしているようだ。やってもらおうではないか」「しかし、我々はまだ何一つ本気を出していないと知るべきだ」と発言しており、プーチン氏は安易な停戦を求めていません。戦争は長期化する可能性が高いでしょう。

 

バイデン政権は、ウクライナと台湾の二正面対応を迫られる一方、40年ぶりの高インフレという経済危機に苦しんでいるため、二正面対応を嫌がるでしょう。

 

その結果、ロシアに戦力を集中するために、表面的には中国に強硬姿勢を見せつつも、水面下では中国へ経済面などで大幅に譲歩するという、最悪の選択をするのではないかと危惧しています。

 

 

台湾軍事侵攻の口実を与える結果に

現在の日米の安全保障専門家の間では、もはや台湾有事が起きるかどうかではなく、「いつ、どのようなかたちで台湾有事が起きるか」に議論の中心が移行しています。

 

2018年にアメリカ議会が制定した「台湾旅行法」は、アメリカ大統領を含む政府高官の台湾訪問を可能とするもので、その目的のなかに、「台湾有事が危惧されれば、大統領であっても台湾に訪問して総統と会見する」という強いカードをちらつかせることで、中国の軍事行動を抑制する機能が期待されていました。

 

しかしペロシ氏訪台によって著しく台湾との緊張が高まった今、今後のアメリカ高官の台湾訪問はたいへん難しい判断を要するものとなりました。

 

中国のレッドラインの一つである、「国内問題に対する外国勢力の介入」を刺激した結果、台湾への早期侵攻の可能性を高めるものとなったからです。中国外交部はペロシ訪台について、「中国の内政問題に著しく干渉し、一つの中国の原則を著しく踏みつけた」と批判しています。

 

以上を結論としてまとめれば、ペロシの台湾訪問は世界を混乱させた人災そのものであり、バイデン氏もペロシの訪台について「彼女の判断だ」と責任回避しているようでは、またしてもバイデン外交の恥の上塗りにしかなりません。今後も外交で手腕が発揮されることを期待するのは難しいでしょう。

 

日本は本来、このようにダッチロールするバイデン政権を諫め、リーダーシップを発揮することが期待されているはずです。日本が自立(Be independent)して、日本から善悪の価値観を明確に打ち出す強さ(Be strong)が生まれることが、未来への希望そのものだと考えます。

 


 

HSU未来創造学部では、仏法真理と神の正義を柱としつつ、今回の台湾問題などの生きた専門知識を授業で学び、「国際政治のあるべき姿」への視点を養っています。詳しくはこちらをご覧ください(未来創造学部ホームページ )。

 

【関連書籍】

 

バイデン守護霊の霊言

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ウクライナ侵攻とプーチン大統領の本心.jpg

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いずれも幸福の科学出版 大川隆法著

 

【関連記事】

2022年8月14日付本欄 ペロシ米下院議長の台湾訪問という愚策【HSU河田成治氏寄稿】(前編)

https://the-liberty.com/article/19787/

 

2022年11月7日付本欄 中国の極超音速ミサイル実験の成功 中国は台湾攻略時に米軍介入を諦めさせる狙いを持つ【HSU河田成治氏インタビュー】(前編)

https://the-liberty.com/article/18937/

 

2022年11月14日付本欄 極超音速兵器で米軍による台湾防衛は不可能になる!? 【HSU河田成治氏インタビュー】(後編)

https://the-liberty.com/article/18951/

 

2022年5月16日付本欄 北朝鮮が韓国に侵攻する可能性は低くない! ウクライナ情勢に目を奪われ北朝鮮の動向を疎かにしてはならない【HSU河田成治氏寄稿】

https://the-liberty.com/article/19517/

 

2021年6月号 南シナ海、台湾、ミャンマーでバイデン政権の本気度が試され始めた

https://the-liberty.com/article/18301/


愛知県内 本当の「コロナ肺炎」単独死因はゼロ人!

2022年08月21日 14時32分41秒 | 日記

愛知県内 本当の「コロナ肺炎」単独死因はゼロ人!

 

コロナ第七派になり感染者が4週連続世界一というらしい?

世界トップクラスの接種率と入国規制で、

世界一のコロナ対策とマスク着用率で感染爆発では、

政府の対策は間違っていたとしか言いようがない。

 

コロナ死者は、毎日のように300人位で、

国民にコロナは危険だと恐怖を煽り、

経済を破壊していく、自殺者(コロナ以後8000人以上)を増やしている

本当にそんなにたくさんコロナで死んでいるのか、

不信だらけ、重症者は少ないのに死者は多い、あり得ない。

 

愛知県は第七で「コロナ肺炎」単独死者はゼロと中日新聞は、

取材で実態が暴露されいます。

新型コロナが原因で死亡したひとはいないとしています。

重症者は、他の病気が原因で重篤な状態となっている人がほとんど。

6月20日以降8月15日時点で死者数は235人となっているが、

高齢で老衰や持病で感染者となり陽性となればコロナ死亡者として計上している。

具体的にはあらゆる死亡者にコロナ検査を実施し、死因に関係なく

陽性者をコロナ死亡者にしているのが実態です。

 

愛知県は、国に対し、死亡者数の把握や公表について、定義や公表方法

などを見直すよう求めている。

 

奈良県でもコロナ死亡者で第六派で46%、第七派では44%は、

「コロナ肺炎」単独死者ではないとしている。(実態の詳細は不明)

 

厚生労働省は、全ての死者に対しPCR検査を義務付け、

陽性がでれば「コロナ死亡者」に演出操作している。

人は一般的に恐怖心で判断している場合が多いですので、

国民の行動、基本的な自由を恐怖心で操作している。

 

PCRそのものは、コロナとインフルエンザとか風邪ウィルスを判別する

能力はありません。さらに日本は解析のCT値をWHO基準値より高めに

設定していています。CT値を設定を変えることにより、

感染数の増減調整は可能です。

 

政府のコロナ情報やデータは全く信用できません。

事実を発表しなくて操作するのは、

もはや社会主義国になっていると思います。


全国知事会が原子力規制委に審査の迅速化を要望 政府は再稼働の単なる"旗振り"ではなく具体的な決断をせよ!

2022年08月21日 05時41分03秒 | 日記

全国知事会が原子力規制委に審査の迅速化を要望 政府は再稼働の単なる"旗振り"ではなく具体的な決断をせよ!

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泊発電所(画像はWikipediaより)。

 

《ニュース》

全国知事会がこのほど、原子力規制委員会に対して、原発再稼働のための審査を厳正かつ迅速に行うよう要望しました。

 

《詳細》

島根原発のある島根県の丸山達也知事が代表として、審査を厳正かつ迅速に行えるよう体制の充実や強化を図ることなどを求めた要望書を原子力規制庁の片山啓長官に手渡しました。NHKNEWSWEBが報じました。

 

丸山知事は「審査の長期化は住民の不安につながるので、厳格性は維持しながら、手順の改善を図って遅滞なく着実に進めてほしい」と伝え、片山長官は「厳正な審査を大前提にできる工夫はしていく。事業者とも共通の理解をもちながら、しっかり取り組みたい」と応じました。

 

電力危機が頻発するなか、全国の原発における安全審査が長期化していることが問題になっています。

 

北海道電力の泊原発は、敷地内の断層が活断層か否かを評価する手続きに混乱があり、3号機は再稼働申請から9年経っています。

 

東北電力の東通原発1号機も9年が経過し、東北電力は17日、規制委に対して、「審査の論点を早い段階で指摘してほしい」「審査基準を明確にしてほしい」といった要望をしています。

 

中部電力の浜岡原発は、防潮堤が予想される津波の高さを70センチほど下回るなどといったこともあり、4号機は申請から8年半余りが経過しています。

 

審査に通ったにもかかわらず運転禁止令が出ている柏崎刈羽原発のような例もあります。


ノーベル物理学賞の受賞者を筆頭に1100人以上の科学者らが「気候危機は存在しない」とする宣言に署名 無茶な「脱炭素」政策は転換すべき

2022年08月21日 05時38分09秒 | 日記

ノーベル物理学賞の受賞者を筆頭に1100人以上の科学者らが「気候危機は存在しない」とする宣言に署名 無茶な「脱炭素」政策は転換すべき

<picture>ノーベル物理学賞の受賞者を筆頭に1100人以上の科学者らが「気候危機は存在しない」とする宣言に署名 無茶な「脱炭素」政策は転換すべき</picture>

 
独立財団法人「CLINTEL」のホームページよりキャプチャー。

《ニュース》

ノーベル物理学賞を受賞したイヴァル・ギアヴェール教授を筆頭に、1100人以上の科学者や専門家は、「気候危機はない」とする「世界気候宣言(WCD)」に署名しました。その内容がこのほど、公開されました。

 

《詳細》

WCDは、「気候科学は政治的であるべきではなく、気候政策は科学的であるべきだ」として、「科学者は、地球温暖化予測の不確実性や誇張された予測結果をオープンに主張するべきで、政治家は、その(脱炭素の)政策がもたらす架空の利益だけではなく、現実的なコストを冷静に計算すべきだ」と主張しました。

 

さらに、地球は寒冷期と温暖期を繰り返してきており、温暖化のペースはIPCC(気候変動政府間パネル)よりはるかに遅いとしています。

 

「現実(の気温)と予測値とのギャップは、私たちが気候変動についての理解が十分ではないことを示している」とし、「気候モデルには数多くの欠点があり、世界中で行われている(環境)政策は全く妥当ではない。CO2などの温室効果ガスの影響を誇張しており、CO2が増えることが(地球の環境において)有益である点は無視されている」と指摘しました。

 

CO2の増加は地球の緑化につながり、「農業にとってもいい影響をもたらし、世界の農作物の収穫量を増やすことになる」との見解を示し、地球温暖化で自然災害が増えた形跡は全くないとしています。

 

WCDは、気候危機という幻想に左右されて、2050年までに「CO2排出ゼロ」を目指す政策は非現実的で、世界にとって有害であるとしたうえで、「世界の(環境)政策は、信頼性が高く安価なエネルギーを常に提供することによって、「すべての人に繁栄をもたらす」ものであるべきだ」と結論付けました。

 

この宣言に、アメリカ、イギリスをはじめ、42カ国の科学者や専門者が署名。日本からは、神戸大学の兵頭政幸氏を筆頭に、4人の科学者と専門家が署名しています。


欧州6カ国のウクライナへの武器支援が「ゼロ」に ウクライナの"反攻作戦"を支援する気がない

2022年08月20日 05時34分51秒 | 日記

欧州6カ国のウクライナへの武器支援が「ゼロ」に ウクライナの"反攻作戦"を支援する気がない

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《ニュース》

ロシア―ウクライナ戦争をめぐり、欧州6カ国が7月に、ウクライナに対する新たな軍事支援を表明せず、支援を減らす傾向が強まっていることが分かりました。

 

《詳細》

各国の援助状況をまとめるドイツのキール世界経済研究所「ウクライナ支援トラッカー」によると、イギリス、フランス、スペイン、イタリア、ポーランドの6カ国が、7月になって、二国間による追加の武器支援を提示しなかったといいます。これは、ロシアによる特別軍事作戦が開始されて以来、初めてのことです。

 

武器支援は、4月末より一貫して減少傾向にあります。ウクライナ軍が南部ヘルソン方面で重要な反攻作戦を仕掛けるという見方が浮上する中、欧州はそれを具体的に支援する姿勢が見られず、ネットユーザーの間で動揺が走っています。

 

二カ国間の支援でなければ、西側諸国が先週、15.5億ドル(約2000億円)を超える武器支援を確約しました。しかしこの約束は、従来と比べれば小さな規模にとどまります。

 

欧州の主要国がアメリカの支援に後れを取っていると批判が起きる中、欧州内で先頭に立ち、より多くの資源を提供してきたイギリスとポーランドが「力尽きる可能性」が出てきたと、米政治専門紙ポリティコが17日に報じています。


中国・長江の渇水、ダムの水不足で計画停電も 「天罰」が臨む中国と共倒れにならぬよう、日本企業は脱中国を

2022年08月20日 05時32分06秒 | 日記

中国・長江の渇水、ダムの水不足で計画停電も 「天罰」が臨む中国と共倒れにならぬよう、日本企業は脱中国を

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《ニュース》

中国各地を異常気象が次々と襲うなか、今度は長江の渇水による被害が深刻化しています。四川省などでは水力発電量が減り、工場に操業停止命令が出ています。

 

《詳細》

中国では中部や南部で40度を超える記録的な猛暑が続いています。熱波は19日で68日目となり、記録を取り始めた1961年以降で最長に。44度を記録した地点も出てきているほどです。

 

日照りが続いたことにより、長江の水位は急激に低下しています。水力発電の割合が8割を超える四川省では、猛暑でエアコンなどの使用が増え、電力需要が増加しているところに発電量の低下が重なりました。15日から20日までの間で工場の操業停止命令が出され、製造業などの企業約1万6500社の多くが影響を受けていると見られています。

 

その他、重慶市の一部地域でも工場が全面停止や一部操業停止となっており、江蘇省や浙江省、安徽省でも、電気使用量が多い時間帯を中心に、電力不足を理由とした操業制限が始まっています。

 

中国当局は、長江の渇水が9月まで続く恐れがあると警告しています。

 

一方、長江の水源を擁する中国北西部の青海省では、局地的な豪雨による土砂災害で16人が死亡、6千人超が被災するという大きな被害が出ています。


若者の飲酒を促進するため、国税庁が"飲酒喚起コンテスト"を開始 外国メディアの失笑を買う 国は税収増を狙った"無駄な仕事"をやめるべき

2022年08月20日 05時28分58秒 | 日記

若者の飲酒を促進するため、国税庁が"飲酒喚起コンテスト"を開始 外国メディアの失笑を買う 国は税収増を狙った"無駄な仕事"をやめるべき

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《ニュース》

日本の若い世代が酒を飲まなくなっていることに伴い、国の酒税収入が減っていることに危機感を覚える国税庁が、全国規模のコンテストを実施し、酒離れを防ごうとしていると、18日付英BBCニュースが報じています。

 

《詳細》

「サケビバ!」と銘打たれた同コンテストは、20歳以上39歳以下を対象に、同世代のアルコール需要を喚起したり、酒類業界が活性化したりするようなアイデアを募集しています。

 

開催趣旨は、「若年層自身にビジネスプランを提案してもらうことで、若年層へ日本産酒類の発展・振興に向けた訴求をするとともに、 優秀なプランの公表により、業界の活性化を図る」こと (「サケビバ!」ホームページより)。募集期限は9月9日で、11月に本選大会が開催されるということです。

 

国税庁の発表によると、成人一人当たりの飲酒量の減少に伴い、酒税収入は減少の一途を辿っています。1980年の酒税収入は1兆4243億円で、対国税収入の5%を占めていたものの、2021年の酒税収入は1兆1760億円、対国税収入の1.7%にまで減っています。


「ウイグル強制労働は人道の罪の可能性がある」 国連専門家の報告書 「内心の自由」も徹底排除するジェノサイドの罪を糺すべき

2022年08月19日 05時38分01秒 | 日記

「ウイグル強制労働は人道の罪の可能性がある」 国連専門家の報告書 「内心の自由」も徹底排除するジェノサイドの罪を糺すべき

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画像は小保方智也氏の報告書。

《ニュース》

国連の小保方智也・特別報告者(現代的形態の奴隷制担当)はこのほど、中国の新疆ウイグル自治区で農業や製造業などの分野で行われる強制労働に関する報告書を発表しました。

 

《詳細》

小保方氏は報告書の中で、シンクタンクやNGOの報告、被害者の証言に基づき、2つの「国家から課せられた制度」で強制労働の事実があったと指摘。一つが、少数民族を拘束して職業研修を課す職業技能訓練所制度、もう一つは農村部の労働者を「第2次・第3次労働」に移行させる貧困削減政策だとしました。

 

「過度な監視や拘束による移動の制限、脅迫や身体的・性的暴力など非人道的で屈辱的な扱いが見られ、人道に対する罪である奴隷化に相当する可能性がある」と警告。「さらなる独立した分析が必要だ」と強調しました。

 

これを受けて、中国外務省の汪文斌報道官は17日、小保方氏が「アメリカや(中略)反中勢力によって作られたうそや偽情報を信じることを選んだ」と非難し、少数民族の権利は守られていると主張しました。


英スコットランドで生理用品の無償提供が義務化 セーフティネットは大切だが「もらえるのが当然」は危険

2022年08月19日 05時34分45秒 | 日記

英スコットランドで生理用品の無償提供が義務化 セーフティネットは大切だが「もらえるのが当然」は危険

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《ニュース》

イギリス・スコットランドでこのほど、生理用品を必要とする人への無償提供を学校や自治体などに義務付ける法律が施行されました。英BBC放送は、生理用品を無料で入手できる権利が法制化されたのは世界初と伝えています。

 

《詳細》

法案は2020年に議会で成立しており、対象者は「生理用品を必要とする全ての人」。小中高校や大学、役所、図書館などは生理用品の備蓄を義務づけられ、求められた際に無償で提供することになります。

 

スコットランド自治政府のロビソン社会正義担当相は施行前日、「生理用品の無償提供は平等と尊厳の基礎を守るためで、経済的な障壁を取り除くものです。このような行動を取った世界で初めての(自治)政府であることを誇りに思います」との声明を出しました。

 

英BBCは、スコットランドで18年に行われた調査では、若い女性の4人に1人が生理用品の入手に苦労していると回答したと報じており、英紙ガーディアンはスコットランドの市民団体が18年に公表した調査を引用する形で、女性は月平均13ポンド(約2100円)を生理用品の購入に支出し、生涯では数千ポンドに上ると伝えています。

 

ニュージーランドやフランスでは学校での無償提供を実施、イギリスでは一部生理用品の税金を撤廃するなど、生理用品に関して、女性の負担を軽くする動きは世界各地で見られています。