可能になり、早速18日に行ってきました。
南アルプスへのアクセスは、金欠および車を
持たない私としては、7月中旬から8月末日までの
このバスしか無いのですが、毎年のように
林道の崩壊により、入山困難になるところ。
今回は入山はできましたが、天候不順で
結局当初の予定(茶臼〜聖〜荒川〜千枚)
は一峰も望めず帰ってきました。
8月18日
静岡駅〜畑薙臨時駐車場(静鉄ジャストライン)
畑薙臨時駐車場〜畑薙大吊橋(井川観光協会バス)
大吊橋〜うそっこ沢小屋
8月19日
うそっこ沢小屋〜茶臼小屋
8月20日
茶臼小屋〜聖平小屋
8発21日
滞留
8月22日
聖平小屋〜聖岳登山口〜椹島ロッジ
8月23日
椹島ロッジ〜聖岳登山口(徒歩)
聖岳登山口〜白樺荘(井川観光協会バス)
白樺荘〜臨時駐車場(井川観光協会バス)
臨時駐車場〜静岡駅(静鉄ジャストライン)
今はモータリゼーションの時代
自家用車で、登山口近傍まで行き、日帰りで
登攀するのが一般的なようです。
ここも典型的な場所で、金(タクシー)、車さえあれば
アクセス可能なのですが、どのみち車が無い人は、
ツアー以外来れなくなるかもしれません。
地域のバス事情はどんどん厳しくなっているようです。
てなことで天気模様もかえりみず、バス開通直後
に挑戦した結果は、惨敗でした。(言い訳)
てなことで参考記録
8月18日
13時40分 大吊橋
14時20分 ヤレヤレ峠
15寺50分 ウソッコ沢小屋
HPで時間を確認したつもりが、一時間間違えていた。
静岡駅発のバスの時間が去年より一時間も早いと思い
大焦り。バス停にぎりぎりで行くと、バスの姿なし。
焦ってバス停をウロウロしていると、バスの運転手さん
から。乗車場所を教えていただき」、表示を見ると
去年と同じ発射時刻。
あとは余裕、パンを買いに行ったり、見えない場所で
タバコを吸ったり、この日は乗客10人切るくらい。
採算を考えると、このルートの入山も厳しい。
皆さん、バス利用してください。
臨時駐車場から井川観光協会のバスで
大吊り橋まで。横窪小屋までの客については食事
の関係で連絡しているよう」ですが、もともと
うそっこ沢小屋までがせいぜい。
ながーい吊橋を渡ると、急坂。やれやれてなことで
うそっこ沢小屋到着。沢水確保し戻ってくると
20代の男性、小屋前で休憩。
北岳までの予定とのこと。
今日は横窪でテント予定とのこと。
ここからの厳しさを考えるとさすが若さかなー
下界での猛暑で、あせもが悪化、
かゆみで一晩眠れず。強い雨あり。
9月19日
05時00分 出発
06時30分 中の段
07時30分 横窪峠小屋
08時00分 出発
11時00分 樺段
12時10分 茶臼小屋
小屋から先は急坂、長い階段を登り、ひいこら
ひたすら登る。 中の段からは少々楽になる。
今日は時間に余裕があるので、ゆっくり休み休み
進む。横窪峠小屋で、お茶とお菓子をいただく。
単なる通過者に対し大変ありがたいことです。
前回下山時テント設営させていただきましたが
あの時も応対がとても丁寧で、一度泊まってみたい小屋。
ここから又急なのぼりが続く。
途中本格的な雨。雨具、ザックカバー装着。
かなり強い雨の中、樺段へ到着、標識には
横窪から水呑場、現在地、茶臼までの行程配分
表示あり。これで元気つけられる方もおおいのでは。
ここから進んでいくと、あと何分の表示あり。こちらは
亀なので、気にせずゆっくり進み、12時30分到着。
ぐっしょり濡れた状態で、雨のなかでの登山は疲れる。
もう先客5人ほど。聖平から、と横窪からのかた。
途中で脱いだ上着、防水を怠ってぐっしょり。
寒いし上着はないで閉口。
夕食は刺身付き。長い山行のあとでは嬉しいでしょうね。
百間洞のカツライスも一度あじわってみたいものです。
小屋での話も楽しいもの。長逗留の方、今秋遍路(テントで)
の事前確認でこられた方(重装備)、明日光へピストン予定の方
等々、小屋泊まりもまた良きかな。(貧乏人にはかなりの負担ですが)
8月20日
05時30分 出発
07時40分 上河内岳分岐
08時40分 岩頭
10時10分 聖平小屋
4時50分頃朝食(2人)、まあまあ普通。(ひどいところいっぱいあり)
雨のなか出発、稜線に出ると風強し。メガネがすぐ曇る。
光方面への方は軽装で早々出発。晴れればいいのですが。
雰囲気のいい花畑で一服。花はもうほとんど終わっている。
上河内岳への登攀はパス。どんどん下って森林帯へ、
ここからは比較的楽な道。
聖岳と聖平小屋への分岐には、ザック2個おいてある。
ピストンの方か、雨の中ご苦労さん。
小屋に到着して、手続きを済ませると、遍路の方到着。
流石ベテラン1時間後に出発してこの時間に到着
(もっともこっちは亀)
雨がやんでいる合間に、テント設営、明日も天候
期待できないので、様子をみて、次の行動決定
することとする。昼から酒盛り。酒一合400円
今日はツアー40名とのこと、この天候では気の毒
8月21日
今日も天候不順。聖岳から百間洞まで雨中行く
気力なし。一日滞留。前述の方も同じく滞留。
北岳まで行く予定だが、明日の様子で判断されるとのこと
こちらも来週は、三伏峠〜塩見岳〜間の岳〜北岳の山行
計画しているので、明日の天候で判断することとする。
酒2本購入、前述の方から一本頂く。これでもつかなー
前述の方四国遍路(札所・番外札所全部)2ヶ月半くらいで
行く予定とのこと。こちらも5〜6年後に行きたいと情報収集中
いろいろ貴重なお話を頂きました。
先日のツアーグループは聖岳登攀中止、茶臼に向かう。
明日は光岳とのこと(易老岳より下山)天気が回復すれば
いいのですが。
元気な高校生のパーティ到着。若さ爆発て感じ
8月21日
05時30分 出発
10時50分 聖岳登山口
11時15分 出発
12時10分 椹島ロッジ
夜中強い雨。椹島まで下りてもう一泊することとする。
井川観光協会のバス12時10分(聖岳登山口)
間に合う自信が無いのと、ロッジで濡れたものの整理と、
風呂をあび、明日帰ることとする。
東海フォレスト関連の小屋には泊まっていないので
明日は聖岳登山口から観光協会のバスで下る予定。
前述の方に挨拶をして出発、今日はあまり強い雨はなし。
乗越えあたりで前述の方追いつく。ここからは先導者が
いるので楽に下山。登りの方6〜7人程度。
明日天気になーれ。
予定の一時間も前に登山口到着。
のんびり30分程話、ロッジへ出発。
一時間でロッジ到着。
テント張り、濡れたものを乾かす。
ベンチで食事、飲酒(ビール500円)
時々雨、深夜星見えず。
8月22日
帰宅
暇つぶしに、白樺荘まで行き、温泉に入り 臨時駐車場まで
戻る。井川観光協会のバスは聖岳登山口が乗り場。
ロッジから一時間歩いて乗り込む。
運転手さんに、白樺荘から臨時駐車場まで戻ることを
了解してもらい白樺荘で時間をすごすことにする。
風呂は最高、肌はヌルヌル、目の前は茶臼岳
(雲に隠れたまま)ビール一本いただいちゃいました。
(ちなみに入浴料500円)
ここまでは自主運営のマイクロバス(8人乗り)が運行しているようなので
なんとか椹島ロッジまではたどり着けそう。
ちなみに観光協会のバスは9月19日まで運行予定
秋深い南アルプスを、来年の縦走アタック目標に
しようかな。
静鉄ジャストラインの帰りの乗客は3人のみ。
ツアーの登山者、自家用車の登山者多数。
今に個人の、車のない人間は山に登るなてな状況に
なるかも。私は自家用車で登る方は、理解できない方
なのでなんとも言えませんが。
今回は今日中に帰れました。