今回のテーマは、餓鬼山避難小屋と仙人温泉に
泊まること。
てなことで結局主要な山頂には登らずじまい。
09月13日
白馬八方〜唐松岳頂上山荘
09月14日
〜餓鬼山避難小屋
09月15日
〜祖母谷温泉
09月16日
〜阿曽原温泉
09月17日
〜仙人温泉
09月18日
〜真砂沢ロッジ
09月19日
〜雷鳥沢
09時20日
帰宅
09月13日
10時40分 第一ケルン
12時00分 第三ケルン
15時20分 カラマツ頂上山荘
前ァイト同じルートで白馬八方到着。
リフト駅まで結構長い距離。
リフト駅の計りでみると荷33キロ。
そんなにあるとは思えないが、登り始めると
確かに重い。
足取りがあやしいので、ゆっくり慎重に登ることとする。
どんどん追い抜かせ、最後の気楽な女性組み(二人)も
抜かせた後は、一人黙々と歩む。
今日は、歩き始めから、霧で展望なし。
暑くない分まあいいか。
テント場は、小屋を下ったところ。
トイレは小屋内。(使用料200円)
昇り降りはかなり苦痛だが、トイレ自体は洋式
で快適。水1リットル150円。
同じところに設営された方は、あすチャレンジする
祖母谷から一日で登ってきたかた、猿倉からここまで
一気にこられた方等々、失礼しますてな感じ。
山頂は霧なので、登頂せず。
夕暮れ時には晴れてきて、剣岳がきれいに見える。
9月14日
05時50分 出発
09時00分 水場(大黒鉱山跡直近)
13時00分 餓鬼山山頂
15時00分 避難小屋
快晴。地図では時間に余裕がありそうなので、ゆっくり
出発。テント場を過ぎると、岩場、ガレ場の連続。厳しー
水場の直前まで続くが、樹林帯に入ると少し楽になる。
水場までは往復30分程。2リットル補給。
ここと、鉱山跡はビバーク地点にはなりそう。
ここから餓鬼山まで急な登り。日が強く、大汗かきかき
登っていくが、ついには15分ごとに休憩する始末。
ペットボトルの水もどんどん無くなる。(1リットル)
やっとこ山頂に到着し、下りにかかるとこれも急坂。
木の根の多いやせ尾根、倒木がにに引っかかり、
苦戦の連続。ピークを数箇所越えるまでに数階転倒。
小屋の直前でやっとまともな道になる。
小屋は狭いが、ないぶはきれいに手入れされ、
毛布まである。維持されている方々に感謝・敬服。
一時間後、八方からこられた方一人到着。
信濃大町の方。明日は欅平から帰宅とのこと。
70代で軽快な動き。先輩にいろいろ教えてもらう。
今日もしっかり飲ませていただきました。
09月15日
暗いうちに先輩出発。明るくなってからこちらも出発。
早速急坂、木の根、倒木、やせ尾根、ザレ場と変化に富んだ
山道。一度渓流まで下ると、ここからまた登ったり下ったりの
きつい怖いみちの連続。
昨日唐松まで登ってこられた方には敬服します。
11時に祖母谷に到着。テント設営後欅平駅まで
酒入手に行く(安いので)
今日もいい天気。お風呂も最高。
09月16日
04時00分 出発
05時20分 欅平出発
07時00分 水平道入口
09時00分 志合谷(トンネル入口)
10時55分 折尾谷
13時30分 阿曽原温泉
下の廊下を阿曽原行く。欅平まではしっかりした
林道なので、暗いうちに祖母谷出発。
欅平からいきなり急登。体力があるのでここは着実にクリア。
水平道に入り、下の廊下の景観を味わいつつ志合谷へ。
ヘッドランプを点け長いトンネルを歩くが両側の壁を確認できるのみ
さきが見えないままやっとこ抜ける。
水平道が終わるとはしご・ロープ・ゴロタの昇り降り
さいごは急坂の下り。13時30分到着。
天気予報が悪く、キャンセル多数の模様。
ここは山奥なのに、ビールの自販機がある。
早速一杯。テント設営済ませると、小屋から呼ばれる。
声に従い小山で行くと、何と財布が。疲れて注意散漫、反省。
テント組、明日は池ノ平とか、その先まで意欲満々。
仙人温泉いいよー。
前前日予約をいれ、あすに期待しつつ今日も
風呂・酒ざんまい。6時過ぎ一人黒四より到着。
立山経由できたとのことで、取り付きが遅かったと
反省していた。私は黒四ロッジで前泊しなければ
ここまで到着しませんよー
下の廊下は、黒四ダムから顆粒に向かって行くのが楽。
その場合黒四ロッジで前泊し、明るくなると同時に
ダムを降りれば余裕ができる。(兎さんには関係ないでしょうが)
登ると最後の黒四ダムの放水路から、ダムのへりまでの
上りがきつい。(阿曽原への登りもきついが)
今日は女性もほとんどいない模様(風呂時間制なもんで)
少し雲があるが星は見える。
09月17日
05時30分 出発
07時10分 仙人ダム
13時10分 仙人温泉
今日は目的の仙人温泉。また高橋さんの声が聞けるてなことで
頑張っていくこととする。
明るくなってから出発。
小屋から急登。水平道にたどりついて雨。雨具着込む。
暑い・雨はふったりやんだり、イジワル。
関電の職員宿舎まではまた急な下り。
ここから施設内を歩いて仙人ダムへ到着。
下の廊下ルートと別れいよいよ仙人温泉へ。
早速鎖・三段の梯を乗り越え。丸太橋を渡ると
尾根の最高点の表示版まで、急登・ロープ・階段
梯・木の根・やせ尾根と苦闘の連続。
下りに使った前回まではあんまり意識していなかったが
ヘロヘロ(荷が重いよー)
途中池ノ平から降りてくる方と多数遭遇。
後ろからは昨日話したグループ、黒四から遅くきた方
等々進路譲る。
小屋へ荷を運ぶ方数名、さすがになれていらっしゃる。
尾根の頂点表示板からは下りに入り
小屋・湯煙も見えやっと一息つくが雨強くなる。
いつものことだが、小屋が見えてから着くまで長いこと。
やっとこ到着。
去年もお邪魔したことを告げると、割り引いてくれた。
お酒代で返さなければ・・・・・
先発の4人グループも雨で、ここで逗留。
黒四の君は阿曽原にテント置き、今日は
ここで宿泊。
おじさん(教授?)に率いられた5人の大学生
グループ欅平駅から始発で到着し、こちらに来るとのこと。
高橋さん心配そう。一時30分阿曽原通過との連絡・小屋より有り。
小屋同士の連携もしっかりしてますね。
4時30府過ぎ高橋さんがグループ来るかと対岸の道を
見つめる中発見。ホッと一息
ホームページによれば、今年受け継いで10年目とのこと。
経営的には苦しいでしょうが、ずっと続けて欲しいものです。
荷を持ってきた3人グループはここのサポートメンバーのようで
休憩後明日はワイヤー張りするとのことで出発。
たくましい・うらやましい。
もう一人小屋の方は早速持ってきた肉の燻製作り
「今日は豪勢だよ」と追い抜くとき言っていたのが
これかと期待。
風呂に入り人心地。夕食はイワナの甘露煮・牛肉の燻製
野菜の天ぷら、とろろ、等々ご飯・酒が進む。満足
食卓は、会話が弾み本当にいい雰囲気。
来年もこようと思う。
夕方から晴れ、白馬から唐松までよく見える。
夜には唐松小屋の光がくっきり。写真取るのわすれてしまった。
09月18日
05時20分 出発
08時45分 仙人池ロッジ
09時15分 仙人峠
11時50分 吊橋
14時30分 真砂沢ロッジ
予想とことなり快晴。
沢のふちをたどっての登り。
何度か沢を横切り、スノーブリッジの下もくぐる。
仙人池ロッジの取水場所からは。沢を離れひたすら
登るのみ。こんなに登るのーと思っているとき、
2時間くらい遅く出てきたと思われる大学生グループに
抜かれる。へこたれるがまあいいか。亀さんで今日も
行きましょう。
3回目にして、初めて仙人池から劍岳を仰ぐ。
この風景に満足し、今日は真砂沢ロッジまで行くことに決定。
仙人峠からは急な下り。
中間のベンチ目指し下ってゆく。
上部はガレ・ザレ場、下部は樹林帯。
沢に降りてホッと一息。
ここから石ころごろごろの河淵を歩き
最後は、長い上り道。ヤブがあけると到着」。
小屋まで姿見えず。
9月19日
05時30分 出発
10時15分 剣沢小屋
11時30分 剣御前小屋
13時15分 雷鳥沢
朝快晴。小屋から長次郎沢までは、夏道。
ザレで足元おぼつかない沢のへりをたどる。
軽い身ならスイスイ行けそうだが、踏みしめ踏みしめ
行くしかない。
長次郎沢には小屋のホースが横切っており
これをたどって右岸に渡る。
標識に従い夏道を行き、梯で雪渓に登る。
夏道への登りを探しながらゆっくり雪渓を登っていくと
上から幡をしょったおじさんが降りてきた。
雪渓の監視員と推測し、夏道への登り口を尋ねると
すぐ直近の登り口を支持。
素直に従い夏道へ。すぐ雪渓は消え、剣沢小屋
への直答となる。小屋からキャンプ場まではまたまた登り。
ここは救護・救援の拠点となっている。お世話になります。
ここなではいい天気。急に雲が出てきたと思ったら
風も吹いてくる。
剣御前小屋では強風・霧。
慎重に雷鳥沢きゃんぷじょうまで下る。
テント設営後、室堂ターミナルまでタバコ買いに出発。
みくりが池前で強い雨、ビショビショで室堂へ
たばことビール購入。雷鳥沢まで戻る。
通算2時間。
明日はお天気模様で、大日岳か雄山方面か決めることとする。
五色ヶ原まで行きたいのですがどうなることやら。
09月20日
前日20時00分頃は風雨なし。
23時頃より大荒れ。明け方からはテント吹っ飛ばされそうな
強風。風が止むまではと09時ころまで待機するが一向に止まず。
諦めて撤収、帰宅することとする。
風には勝てません。遊歩道で突風にあおられ三度転倒
こんな気象でも、数組みの登山者(2人組程度)
おやめになったほうがいいと思いますが・・・・・・・
今回はがっかり気落ちし、松本から新宿まで
特急に乗る始末。
今回も天候不順による山行中断。
今年はいい天気が続かず縦走にはまったく
不向きなシーズンです。