奥多摩に引き続き体力のあるうちに丹沢挑戦。
何しろ下界にいると怠惰な生活で、衰えるばかり。
犬越路小屋に久方ぶりに訪問したいし(本当にいい避難小屋なので)
大雪のあと、どんな状況か不安もあるけど、西丹沢自然教室~犬越路避難小屋~檜洞丸~蛭ヶ岳。計画
03月17日(月)
10時00分 西丹沢自然教室
10時20分 用木沢出合
13時30分 犬越路避難小屋
水場往復
16時00分
小田急新宿~新松田。富士急湘南バスで西丹沢自然教室へ。
晴天。登山道に入ると、早速渓流沿いの道には残雪が厚く積もり慎重に進む。
トレースはしっかりあるが、取り付き部分が一番怖い。
雪は気温のせいでグズグズ。アイゼン不要。
沢を離れ、急坂を登ったあと、最後の涸れ沢は雪で埋まっている。
トレースと印たよりに登っていくが、道を外すとずっぽり埋まる。
雪がどんどん溶けていくと思うので毎日状況は変化し歩きにくくなると思うが
今回は足元がしっかり確保できて、問題なし。
ただ体力の消耗・スピードは無雪時より大きのは否めない。
小屋に到着すると、入口までは綺麗に除雪されているが、トイレ前は
胸まで雪が積もっている。
小屋に荷物を置き、水補給に向かう。防護柵がある場所から標識のぽいんとから入ると沢水が確保できるが
大福2時間強かかってしまった。檜洞丸方面から日帰り者4人ほど。
トイレの前の除雪したいがスコップがない。雪は適当にグズグズなので、小屋にある園芸用の道具で、
ブロックに切り出しトイレ前だけ、除雪。2時間かけて残雪の半分ほど処理し、トイレ使用可にする。
03月18日(火)
06時00分 出発
08時40分 大室山
10時50分 犬越路避難小屋
昨日に続きトイレ前の残りの雪掻い出す。ついでに飲料用の雪確保。
雨は無いが、強風・霧。雪の状況で今日中に蛭ヶ岳に行くのは無理と判断。
ビバークも可能だが、無理することもないとここでもう一泊と決定。
大室山まで軽装で出発。途中強風で帽子飛ばされるが、うまいとこ笹薮にひっかかってくれた。
途中二箇所ほど急坂の下りがあり、雪も深いので慎重に進が、荷が軽いので問題なし。
霧で展望がなく、強風の中の登山だが、誰もいないところを歩くのは楽しい。
加入道山との分岐点も展望なし。時々霧が晴れてくる。
小屋に戻って、飲料水作る。あとはゆっくり飲食。
2時過ぎから2名ほど檜洞丸から日帰りで来る。
トレーニングにはいいだろうが、私なら檜洞丸で引き返すところ(日帰りの場合)
まあ日帰りコース2泊もする私も理解不能でしょうが。
小田急電鉄も含め、今日は強風で交通機関が混乱しているよう。下山しても大変だったろう。
神ノ川方面だけが明るい。
03月19日(水)
05時30分 出発
09時50分 熊笹の峰
11時10分 檜洞丸
15時00分 西丹沢自然教室
天気予報では晴れのはずが、視界なし。風はなく暖かい。
トイレにゴミ袋あり。尻を吹いたペーパーがある。ほかにトイレットペーパーの芯捨てられている。
各自自分ものは自分で処理されたい。営業小屋ではありません。あなたがたの行為は山を汚すものです。
てなことで、掃除しゴミ持ち帰ることにした。
アイゼン装着し出発。登り始めの熊笹に悩まされる。積雪時には道に倒れ込んで厄介。
氷が張り付いた急坂数箇所あり。
暖かいせいで体力の消耗もありゆっくり進む。想定より1時時間ほど遅れ山頂到着。
女性4人組、男性2人程いる。途中すれ違った人も含めこの時期結構な人が登ってくるもんだなー。
安易に考えていたが、下山道結構きつい。展望台以降雪が少なくなってきたがアイゼン外すのが面倒で
結局渡渉点まで装着。もっと早く外せばよかった。
渡渉点前に案内文が有り、園庭前でわたるように指示している。増水時は大変なので注意。
ここからは、道もいいのでスピードアップ。
西丹沢自然教室担当者に道・小屋の状況説明し帰宅。