登山メモ

酒飲みの登山メモ

2015年08月奥穂高岳

2015年08月06日 | 日記

今回は珍しくグループ4人での登山。いろいろな経過があり

当初「涸沢」へ誘っていた人物が、やめて当人が集めメンバーで登ってきました。

小屋どまりでも、装備過剰に準備したため、テントの重量がないくらいの荷重になり反省。

みなのペースに合わせるには、荷は軽くしないと。

08月01日(土)

 22時30分 新宿発上高地行きの深夜馬首で出発。

  自宅出発時、ザック重量18キロほど。余分なものを詰め込みすぎ。

08月02日(日)

 06時00分 上高地BT出発

 09時10分 横尾山荘

 10時40分 本谷橋

 14時15分 涸沢ヒュッテ

 BT到着後朝食を済ませ、横尾へ向け出発。単独と違って皆の早いスピードに合わせるのに苦労。

      

 足の運びが速くて、普段のペースではどんどん遅れてしまう。

 今日は快晴。空気は冷たく乾燥しているが、日差しが強い。

  

 横尾からいよいよ登山道。本谷橋までは距離は長いが、苦しいところは無い。

    

 本谷橋では大勢の人が休憩中。

  

 ここから休憩できるちょっとした場所までが、一番厳しい登り。

 ガレの急坂が延々と続く。休憩場所で判断し3人先行させマイペースで進むことにする。

 小屋まで鎖場等危険場所は無く、先行させても問題ないと考え、小屋で宿泊手続き済ませ

 まってもらうことにする。

 まあいつものように一歩一歩前に進めば明るいうちには着くだろうというう考え。

 日差しをまともに受け、暑さに弱い私としては、熱中症にならないように気をつけながら、休み休み登るしかない。

 途中沢水が流れている場所で汗を拭い、鉢巻を湿らし一息つくが、先は長い。

 小屋直下の設計周辺からの急坂では、先がみえていても一休みしないと持たない状態。

 体力も大分落ちているよう。めげないが人に合わせるのは大変。

 小屋に到着すると、ベランダで缶ビールあけていた。

  

 睡眠不足もあってか、3人とも宿舎で、食事時間まで暴睡状態。

 持参した焼酎2リットルも一人でのむはめになる。

 カールは相変わらず美しい。大勢の人がベランダで楽しんでいる。

  

 写真・TVでは味わえない世界がここにはある。苦労して登ってきて自分の目・肌・鼻・耳で感じるものがある。

 登ってこなければ分からないし、言葉に変えても意味が無い。こなければ分からない。

 明日昇るザイゼンクラーデに思いをはせる。

     

08月03日(月)

 05時00分 出発

 06時30分 ザイゼングラーデ取り付き

 08時10分 奥穂高山荘

 09時20分 置く穂高岳山頂

 10時45分 奥穂高山荘

 12時15分 ザイゼングラーデ取り付き

 13時30分 涸沢ヒュッテ

 朝焼けを鑑賞し、朝食弁当持参で出発。

        

 涸沢小屋から登山道に入ると早速ガレ場の登り。ザイゼングラーデの取り付きまでは、山腹を長く横切るルート。 取り付き点で朝食

 いよいよ危険地点の登りとなる。岩場・鎖場が続き慎重に登る。

      

 途中落石らしいおとがして、先行の人が雪渓脇で人発見。転落した模様。救助にいけるような場所でなく、下山し

 らに連絡頼む。

 元気な人はどんどん抜かせ、下山者にも安全そうな場所で道を譲る。

 危険な場所はお互い様、挨拶交わし互いに励ましあいすれ違いましょう。

 奥穂高山荘で休憩・給水(有料)これからの難関突破に英気を養う。

 小屋の従業員に先ほどの事故の連絡状況確認。警察の救助隊対応中とのこと。

 天候安定しているので、ほとんど水だけの軽装で山頂を目指す。

 小屋前の岩場の登りが一番きつい。梯子・鎖場の連続でj6勇退発生地点。

 幸い下ってくる人いなかったので最後の梯子まで上りに専心。

        

 片側落ちているガレ場を通過すると、急なガレ場の登り。山頂は見えずピークの脇を何回か抜けると

 最後のガレ場の登りに到着。

 ジャンダルムも良く見える。一人向かう人西穂高まで行くのだろうか。うらやましい。

  

 山頂は大盛況。祠と山岳表示板がある。

      

 写真撮影後、チョット下ったスペースで休憩。槍ヶ岳の偉容が聳え立つ。

    

 下山時小屋直前の難所で渋滞発生。小屋からの登り一時停止させ8人ほど下山。その間に下山者の続々到着。

  

 互いに人数把握し交互に通過する交通整理の人が必要な状況。

 思わぬところで時間ロスしたが、これからのザイゼンローオの下山が安全第一の行程。

 なにしろ事故直後なので、慎重に下る。この時間登りの人も多数。くだりの追い抜く人も多数。

 それぞれ安全を期し道を譲る。皆挨拶はしっかりしている。

 抜きつ抜かれつしているうちに顔なじみまでできてくる。

 ザイゼングラーデの取り付き点でメンバー一人先行願い、後はマイペース。

 先は危険地帯もないので、宿泊手続き等依頼。

 残り3人が小屋に到着すると、手続き完了、宿泊場所に荷物置いて待っていた。

 早速生ビールで乾杯。

 そのまま他のメンバー爆睡。今日も一人飲んでいたが限度声目が回ってくる。

 高度が高いとアルコールの回りは速い。結局2日間で500ミリリットル消費のみ。しょってきた甲斐が無い。

 食材・用品もほとんど使わず。単なる荷物運搬人状態。

 

08月04日(火)

 06時00分 朝食後出発

 07時30分 本谷橋

 08時50分 横尾

 10時00分 徳沢

 11時50分 小梨平

  入浴・昼食後上高地BTまで

 15時00分 観光地BTより新宿行きバス乗車

  熟睡中の3人を04時に起こし05時から朝食。余裕を持って出発。

  

  テント泊の韓国人パーティガンガン降りてくる。本当に精力的。

  今日も登りくだりとも大人数。なんか顔なじみの人も降りてくる。

  本谷橋への急坂の下り前に一服。

  

 ここから橋までは、うんざりするほど長い。

 本谷橋は今日も休憩者で一杯。ここから横尾までは又長い。

 厳しいところは無いが疲れる。

  

 横尾からは遊歩道。観光客と登山者が入り乱れている。

 今日も高校生グループが目を輝かせ登っていく。(皆テント)

 忘れられない夏になるんだろう。

 徳沢でソフトクリーム楽しんで、小梨平で入浴・昼食。

    

 もうバスで帰るだけで、インフォメーションセンタ等で時間をつぶす。

 バスは渋滞もあったが何とか30分ほどの遅延で到着。

 帰るルート今日のJR事故影響なくラッキー。

 それぞれ無事に自宅に到着。

 


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