相変わらず亀さんの歩み。
当人は自分のペースで頑張っているのだが、はたから見れば単なる無理な頑張りにしか
見えないかもしれない。
08月08日(土)
静岡駅~畑薙ダム~さわら島ロッジ
山登り前に事故。駅ビルの4段ほどの階段でつまづいて転落、左ひじと左足のむこうずねを強打。
幸い骨折はしなかったがかなりの衝撃。登山にも影響しそう。
井川までの鉄道は、前年の台風の為来年一月まで運休。8月末までの静岡駅~畑薙ダムまでのバス
が頼り。臨時駐車場からさわら島ロッジまでは送迎バスで行く。
08月09日(日)
06時00分 出発
12時00分 ボッカ返し上
13時00分 赤石小屋
今回のコース、登りに使うのは初めて。鉄の階段を登り登山道に取り付きと、急坂の連続。
のんびり後から出発したグループを先送りし、ひたすら先を目指す。
過去に下山した時にだ意識しなかったが、かなり厳しい道。ただひたすら展望の無い森の中を登っていく。
ボッカ返しの標識からの登りはかなりハード。
のんびり前後を進んできた学生グループは、ここで大休止の模様。
こちらは小休止の後、小屋へ向かう。
小屋に到着すると、追い抜いていった面々が楽しくビールなんぞを飲んでいる。
一時間半以上前に到着している。
テント場は小屋下の道脇で、設営可能数は少ない。
のんびりやってきた学生連中は、ヘリポートに設営。
08月10日(月)
05時00分 出発
09時00分 稜線分岐(赤石岳・荒川岳方面)
09時15分 赤石岳
09時40分 分岐
12時00分 大聖寺平
12時30分 荒川小屋
分岐までの道、かなり険しい。岩場・桟道・ガレ場等々変化に富んでいる。
花は全体に少し盛りを過ぎた感じ。
前述の学生グループ、朝食等のんびり休憩しながら登ってくる。
分岐点で荷を置き、山頂を目指す。かなりの急坂も登ってくる人のペースに合わせられる。(軽快に追い抜けないが)
山頂はかなりの人数。皆満足感にあふれている。晴天で展望もよい。
分岐点に戻ると学生グループのんびり休憩中。今日は私と同様荒川小屋泊まり予定。
大聖寺平までの急坂を下りあとはトラバース道。
荒川小屋のテント場は、水場も近く、快適。多くのテントが張られている。
08月11日(火)
05時00分 出発
07時10分 分岐(前荒川・中荒川)
中荒川岳先まで遊歩
08時20分 分岐
12時30分 高山裏小屋
分岐点までは、急坂が続く。途中植物保護の柵がある。ここまで鹿の害が及んでいるのだろう。
盛りを過ぎても花は綺麗。
夜叉神から光まで行くというおじさんには、「無理せず自分の年齢と体力にあった登山をしなさい」と
説教される。
確かに傍目から見れば、過大な荷をしょってあえぎあえぎ登ってくる見るに耐えない様相かもしれない。
しかしこれが私のペース。まあ出来なくなるまではこのままいきます。
分岐点に到着後、時間に余裕があるので悪沢岳方面へ散策。身軽になって悪沢岳ののぼりの直前まで行く。
戻りの途中くだんの学生グループと交差。千枚小屋からさわら島にもどる予定なそう。
分岐点から高山裏小屋までの道はかなり厳しい。
前岳から下り口までの稜線は、片側が崩落した怖い道。下り道はガレ場・ザレ場の急坂が延々と続く。
小屋より手前の道脇にある水場の水は、チョロチョロ。2リットルの水5分ほどかかる。
水を汲んで休憩していると、荒川小屋でテント張っていた学生グループが到着。
甲斐駒ケ岳まで行くという。明日は三伏小屋、あさって農鳥小屋までの予定。
小屋に到着すると、テント満杯の予想なのでと、かなり下の場所指定される。
周りテントが無いので気を使うことも無く快適。
学生グループは、先行グループと合流して大いに盛り上がっていた。
08月12日(水)
04時00分 出発
09時00分 小河内岳
11時40分 三伏峠小屋
暗いうちに出発。なるべく早く次の小屋の場所確保したいので。
三伏峠小屋は、塩見岳登山の拠点で、鳥倉登山口までは車で来れ、
北岳方面・荒川だけ方面からの登山者も多い。
学生グループはさっさと追い抜き、こちらはいつものペース。
小河内岳付近で富士山が綺麗に見える。小河内避難小屋には、のんびり休養する人が見える。
ここから烏帽子岳まで結構な行程。展望はいいが結構くたびれる。
烏帽子岳からは意外と早く水場との分岐点に到着。
途中雷鳥の親子に遭遇したが今日は天候大丈夫そう。(雷鳥に出会うと天候悪化の印)
分岐点から小屋まではすぐだがつかれているので結構時間がかかった。(精神的にも)
学生グループもテント設営。こちらもいつもの場所に設営。
霧が出てきて展望なし。水場へ補給に行く。後は酒飲みくらい。
08月13日(木)
雨で停滞。暗いうちに試しにルート歩いてみるが、雨・雷が激しいので撤退。
前述の学生グループは4時ごろ出発。
10時頃には雨上がってきたが、今日も登山者大勢。
スケジュール調整ができないのだろうがご苦労様。
今年は塩見小屋が改築の為営業停止。中継点がない分次の小屋「熊ノ平」まで
ロングコースとなる。当初「蝙蝠岳~二軒小屋」のルートも考えていたが、鳥倉登山口から帰るか
北岳までいくか大いに迷う。
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