京都府木津川市にある浄瑠璃寺は九体阿弥陀堂や浄土式庭園の残るお寺です。
通常は1月の3日間しか公開されない秘仏で、今回は本堂でお祀り出来るので訪問した次第です。
まずは東方浄土の教主で現実の苦悩を救ってくださる薬師如来をお祀りしている三重塔にお参りします。
三重塔は京都市内にあったものを移築したものです。
東方の此岸から西方の彼岸(極楽浄土)との間には浄土式庭園が広がっています。
昭和20年代に庭園の実測調査が行われて、荒れていた庭園が整備され、作庭当時にあったと推測される洲浜が復元されました。
更にそれ以降の経年変化を元に戻す為に平成22年より再整備され現在の庭園に至っています。
本堂から此岸を眺めます。
本堂の九体阿弥陀堂です。内部には下品下生から上品上生までの九体の阿弥陀如来坐像がお祀りされています。
現在は中尊の阿弥陀さまが修復中で代わりに灌頂院のご本尊大日如来坐像が御遷座されています。
通常は1月の3日間しか公開されない秘仏で、今回は本堂でお祀り出来るので訪問した次第です。
真言密教では胎蔵界の盟主、、、決して大きくはないお像ですが智拳印を結ばれ、威風堂々とされたお姿には感動を覚えます。
なお、仏様の写真は購入した絵葉書からの転載です。
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