和歌山市にある紀三井寺は西国さんの札所として有名な寺院です。
和歌山県の桜の開花の標準木も本堂前にあります。
重文の楼門前には33の宝印を手にされた閻魔大王像があります。
本堂など主な伽藍がある境内までは長い石段が続きます。
今年は紀三井寺が開創されて1250年にあたり秘仏本尊・十一面観音菩薩像と秘龕(ひがん)仏・千手観音菩薩像が公開されています。50年に一度のご開帳です。
長い石段を登りきると六角堂、鐘楼、太子堂と続きます。
いよいよご本尊さまが居られる本堂へ。
江戸時代宝暦9年(1759)の建立で、入母屋造で正面には唐破風と千鳥破風の飾り屋根があります。また、天井には極楽浄土に住むと言われる迦陵頻伽(かりょうびんが)が描かれています。
本堂の奥に宝物館があり重要文化財クラスの寺宝がお祀りされています。
堂内、宝物館内は撮影禁止なのでパンフレットの写真から掲載します。
仏殿には日本最大の千手十一面観音立像がお祀りされています。
総漆金箔張の立派な観音像で京都大原野に工房を構える大仏師・松本明慶さんの作によるものです。
ご本尊さま特別公開の御朱印と西国三十三所霊場の御朱印を授与して頂き、次に和歌山城へと向かいます。
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