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キノコ同士が「おしゃべり」している!? ボキャブラリーは最大50単語 英国の研究で明らかに

2022年04月10日 | きのこ ゼミ 情報メール
キノコ同士が「おしゃべり」している!? ボキャブラリーは最大50単語 英国の研究で明らかに


 キノコたちは、お互い「おしゃべり」をしているという。キノコ専門家らによると、最大50もの単語を駆使し、天気やこれから起こり得る危険についての話に花を咲かせたり、他の種にここは自分の領域だから後ろに下がれと伝えている可能性もあるそうだ。

 今回の研究では4種類のキノコの電気活動のパターンを分析、根にあたる菌糸体を通じて行われる会話が始まるとその波形が急上昇したそうだ。英ブリストルにある西イングランド大学のアンドリュー・アダマツキー教授によると、キノコの言葉の平均は5.97文字、4.8文字である英語よりも複雑なものだという。王立学会のオープンサイエンス誌で、アダマツキー教授はこう話す。

 「電気活動が、キノコのコミュニケーションだと仮定すると、キノコの言葉の長さは人間の言語と呼応することがわかりました」

 「そのボキャブラリーは最大50単語、しかし頻度の高い単語は15から20単語の間となっていることがわかりました」

◇外部リンク
Language of fungi derived from their electrical spiking activity
キノコは会話する。50の「単語」を使用して相互に電気シグナルを送っている
研究者は、真菌が人間のように通信できることを首尾よく明らかにしました



3Dきのこ画像

2022年04月03日 | きのこ ゼミ 情報メール
Sketchfabってご存知ですか?

このサイトは基本的には、自分の作成したモデル(フィギュア)の販売をしているサイトのようですが、なんと3Dできのこの写真が掲載されています。
中には、野外で撮った写真もありなかなかの見ごたえのある写真が載っています。

気になるのは野外で撮った写真の裏面の映像はどうやって作ったのか、ということです。

一度ご覧ください。

Sketchfab

※きのこの画像を見たい場合は、検索欄に”mushroom”と入力するか、”キノコ”と入力すると見つけやすいです。
 面倒な人はこちら↓からどうぞ。
Skechfabでmushroomを検索した場合
Skechfabでキノコを検索した場合


きのこ鑑定アプリ

2022年03月05日 | きのこ ゼミ 情報メール
きのこ鑑定用のアプリがあると言えば、便利ですよね。

ただ、それが野外のきのこを食べることを目的としているならば、ちょっと危険です。

実際に様々なアプリが発表されています。

例えば、android用であれば、下記のサイトに、
 ・https://applion.jp/android/word/%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%82%B3%E5%9B%B3%E9%91%91/
iPhone用であれば、下記のようにあります。
 ・https://applion.jp/iphone/word/%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%82%B3%E5%9B%B3%E9%91%91/

これらの中からどれを選べばいいのか?というと思案しどころですが、
こちらのサイトにまとめられています。

写真でキノコを識別するための8つの最高のアプリケーション

さらに新しいアプリが出ているかもしれませんが、基本的なアプリはこのあたりでしょう。

なお、くれぐれもアプリで鑑定したきのこを食べるのはやめましょうね。






ほだ木を10打 シイタケ2倍 大分農研センター、増収の条件解明

2022年02月05日 | きのこ ゼミ 情報メール
 原木シイタケのほだ木をハンマーでたたくと収量が倍増する――。
大分県農林水産研究指導センターは、経験的に知られていたシイタケの増収方法の条件を明らかにした。キノコ(子実体)の発生約2週間前に、ほだ木に散水して10回たたく。県内では温暖化などの影響で冬の発生量が減少しており、センターは生産者所得の改善につなげる狙いだ。

※詳しくはこちら↓から
ほだ木を10打 シイタケ2倍 大分農研センター、増収の条件解明

外部サイト
日本農業新聞

植物? 動物? 奥深く多様な「きのこの世界」―ポール・スタメッツ  『ヴィジュアル版 素晴らしき、きのこの世界: 人と菌類の共生と環境、そして未来』

2022年01月30日 | きのこ ゼミ 情報メール
植物? 動物? 奥深く多様な「きのこの世界」―ポール・スタメッツ
 『ヴィジュアル版 素晴らしき、きのこの世界:
  人と菌類の共生と環境、そして未来』

きのこは食生活、環境問題、医薬品開発にまで関わりをもつ。菌類学、料理家、生態学、医学、心理学など第一線の専門家がきのこを美しい写真とともにわかりやすく紹介した書籍『素晴らしき、きのこの世界』より、まえがきを公開します。

※詳しくはこちら↓
植物? 動物? 奥深く多様な「きのこの世界」―ポール・スタメッツ
『ヴィジュアル版 素晴らしき、きのこの世界:人と菌類の共生と環境、そして未来』


きのこの菌糸で革製品が作られている!?

2021年11月20日 | きのこ ゼミ 情報メール
驚いたことに、きのこの菌糸を使って、革製品が作られているということです。
もちろん、フェイクレザーということになります。

ただ、色々と利点はあるようです。
例えば、
 #1 生産過程では綿生産の半分程度の水しか使用しない。
 #2 動物素材に比べて温室効果ガスや汚染物質の排出量がずっと少ない。
 #3 生分解性がある。
 #4 農林業廃棄物を使用して栽培できるので、コスト削減が可能で、しかも廃棄物の処理になる。
 #5 動物を殺す必要がない。
といったような、SDGsに適した材料であると言えます。

しかも、環境に優しいだけでなく、質感も魅力だということです。
冷たいプラスチックのような触り心地の合皮とは違い、きのこレザーには天然素材ならではの暖かさと柔らかさがあるということです。

問題は何のきのこを使っているかということですが、詳しくはわかりません。
ただ、きのこレザーの名称が"REISHI”ということなので、たぶん霊芝=マンネンタケではないでしょうか?

アディダスから販売される日も遠くないようですが、あなたならどうしますか?

補足
 SDGs;Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)
 #2に関して
  温室効果ガス;一般的にはCO2が注目されていますが、メタンはCO2の10倍という強力な温室効果ガスです。
  汚染物質;レザー加工のプロセスで行われる「なめし」では、環境に有害な物質が使用されている。

キノコの山ならぬキノコの革。環境に優しく本革に匹敵する質感を持つキノコを使った代替レザーがいい感じ
キノコの革がファッショントレンドになるかもしれない。アディダスやステラ・マッカートニーなどが業務提携(次世代レザー)
Fungus May be Fall' Hottest fashion Trend(有料記事です)
外部リンク
Bolt Threads
MYCOWORKS
Mycelium Made

 

キノコを食べるとうつ病を発症するリスクを減らすことができるとする研究結果

2021年10月23日 | きのこ ゼミ 情報メール
キノコを食べるとうつ病を発症するリスクを減らすことができるとする研究結果

 菌類の仲間であるキノコには様々な健康効果があると言われている。抗酸化作用や血流改善作用、内臓脂肪抑制なども確認されているが、どうやら心の健康にも効くようだ。
 米ペンシルベニア州立大学の研究グループが、2万4000人のアメリカ人を調べたところ、キノコを定期的に摂取することで、うつ病を発症するリスクを減らすことができることがわかったという。

※詳しくはこちら↓から。
キノコを食べるとうつ病を発症するリスクを減らすことができるとする研究結果





素晴らしき、きのこの世界

2021年09月26日 | きのこ ゼミ 情報メール
kobori様&岳様からの情報です。

uplink京都 にて
「素晴らしき、きのこの世界」という映画が上映されています。

コロナウィルスの影響がある中なのでなかなか紹介するのはためらわれるのですが、もしお近くの方であれば行かれてもいいのではないかと思います。

~映画紹介より~
全米で大ヒットした“きのこ”ドキュメンタリー
あなたは、きのこの偉大さをまだ知らない

奥深く、あまりにも美しい。
怪しげな小宇宙、きのこワールドへようこそ。

きのこ・菌類は、食物としてだけでなく、様々な生命の再生や維持、アルツハイマーやがんなどの治療、環境汚染の浄化にまで役立つことから、地球上の様々な問題へのきのこの応用が今、期待されている。幻覚作用をもたらす一方で、人間の命を救うほどの力も持っていると言われる、きのこ・菌類の可能性を提示する。偉大で神秘的なきのこの力を知ることで、鑑賞後には誰もが未来への希望を感じるはず。パンデミックを経験し、希望をなくしがちな今だからこそ、心に響く一作だ。

ブリー・ラーソンが誘う、魅惑のきのこワールド!
驚異の“きのこ”ドキュメンタリーが日本上陸

ナショナルジオグラフィックやディズニーネイチャーのドキュメンタリー作品を手掛け、タイムラプス映像のパイオニアと言われる映像作家ルイ・シュワルツバーグが、きのこ・菌類の秘めたる力に迫った驚異と希望のドキュメンタリー。アカデミー賞俳優であり、きのこ好きのブリ―・ラーソンがナレーションを務めているほか、菌類学者のポール・スタッツや『フード・インク』(08)にも出演したジャーナリストのマイケル・ポーラン、人気フードライターのユージニア・ボーンら様々な専門家が登場し、医療や治療、環境問題などに対する菌類を使った知られざる解決策を明かしていく。

〇詳しい紹介&写真はこちら↓
https://kyoto.uplink.co.jp/movie/2021/4940
https://kinoko-movie.com/

2年連続マツタケ産地日本一なるか 岩手で出荷開始、豪雨の影響懸念

2021年09月26日 | きのこ ゼミ 情報メール
2年連続マツタケ産地日本一なるか 岩手で出荷開始、豪雨の影響懸念

 昨年全国一のマツタケ産地となった岩手県で、今年も出荷が始まった。林野庁によると、岩手は昨年豊作で全国の生産量31・6トンの6割強を占め、長野を抜いて全国一になったが、今年は豪雨などの影響がまだ読み切れないという。

※詳細&写真はこちら↓
2年連続マツタケ産地日本一なるか 岩手で出荷開始、豪雨の影響懸念

舞茸のポタージュの作り方

2021年09月23日 | きのこ ゼミ 情報メール
舞茸のポタージュの作り方

基本のピュレスープの作り方シリーズ。今日の材料は舞茸です。必要な機材はミキサー。というか、キノコのポタージュはミキサーの進化によって格段においしくなりました。キノコ類にはあの厄介なデンプンが含まれていないので、ミキサーに長くかけても大丈夫。簡単に滑らかな舌触りを得ることができます。

※詳しいレシピはこちら↓からどうぞ。
舞茸のポタージュの作り方