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エースコックのワンタンメンにあのきのこの香りが?!

2016年07月30日 | きのこ ゼミ 情報メール
ワンタンメンの誕生

1959(昭和34)年に第1号ラーメンとして『エースラーメン』(味付けラーメン)を発売。 当時の味付けめんでは、技術的に醤油味ぐらいしか作れなかった。 1962(昭和37)年頃には、技術の進歩でスープを別添にすることができるようになり、 味のバリエーションを増やすことが可能になった。

創業者である村岡慶二(当時の社長)は、「めんの"つるつる"感ともやしの"シャキシャキ"感の、 食感の違いがおいしさを生み出す」ということに気づいた。
そのことから、2つの食感を楽しめるよう、幅広いめんと細いめんとで、 食感の違いを出せばおいしくなると考えた。 そして、幅の広い「ワンタン」の入ったラーメンを開発することとなった。
当時、開発員の中に手延べそうめんの職人がいた。その手延べ職人が、 「ワンタン」の食感や長さなどの開発を担当し、試行錯誤の末、1人で完成させた。

「ワンタン」は完成したが、「ワンタン」に合うスープを開発しなければならなかった。 スープの担当者は、オニオン・ガーリック、山椒、ゆずなど様々な旨みを加えて、 おいしいスープを追求したが、なかなか社長のOKをもらえなかった。
いつものようにスープ担当者が社員旅行をそっちのけで、 スープの開発に試行錯誤をしていたある日、ふと研究室の棚にあった、ある小瓶が目についた。 それに は「松茸フレーバー」と書かれてあった。 その時、スープ担当者は「松茸フレーバー」にそれほど魅力を感じていなかったのだが、 なんとなく気になり調合してみた。その日はもう夜も遅かったので、 とりあえず味を微調整して帰った。
次の日、社員旅行から帰ってきた社長に試食してもらうと、 なんとこれがOK!今までにない新しい味が完成した。

社長は、「ンがつくから、運がいい。『ワンタンメン』という商品名はどうか?」と命名し、 合わせて商品名もでき上がった。
こうして、1963(昭和38)年8月27日、スープ別添の『即席ワンタンメン』を発売することとなった。 この『ワンタンメン』は半世紀以上にもなり、現在のロングセラー商品となった。

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ススケアシボソチチタケ(仮称)

2016年07月24日 | きのこ情報
最近気になるきのこです.
というのは,とあるきのこ観察会で採集されていたのですが,
アシボソチチタケと名前が付けられていたからです.

柄が細くて,傘頂部が少しとんがって,傘の縁にはフリルが付いていて,一見するとアシボソチチタケに似ています.
でもよく観察すると,傘の色がくすんでいてオリーブ褐色がかっていて,傘頂部の突起は成長するとすぐに消え,ひだがやや疎です.
この写真が特徴的です.↓
No. 0886 ススケアシボソチチタケ(日本きのこ図版 No.1370)

こちらの写真は少し違う気がする.↓
ススケアシボソチチタケ

もっと気になるのは,発生時期や発生環境がよく似ているということです.
数mの間に混在していることもあります.
生態的に似ているのに,どのようにニッチを確保しているのでしょうね?

これ以外に,アカアシボソチチタケ(仮称)というのもありますので,脚の細いチチタケ=アシボソチチタケというわけではないのでご注意ください.
アカアシボソチチタケ(仮称)
アカアシボソチチタケ(仮)


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Evernote データベースについて

2016年07月03日 | きのこ ゼミ
このたびEvernoteの無料ユーザーの利用条件が変わってしまいました.

これまできのこゼミ参加者に利用いただいていたデータベースが使用できなくなります.

現在One Noteにデータベースを移行中なので,もし今後も利用希望の方がおられましたらご一報ください.
移行完了後にご連絡させていただきます.