きのこ ゼミ ブログ

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ウミシイタケ?

2017年03月21日 | 面白きのこ情報
ウミシイタケって何?

海に生えるシイタケ?
それとも海辺に生えるシイタケ?

ではなく,キノコではありません.
クラゲやサンゴのような刺胞動物の仲間です.
英名ではSea Pansy(海のパンジー)というそうです.

光る生き物たち  no38  ウミシイタケ

なんと光るそうです.
光る原理は,蛍と同じルシフェラーゼの作用によるものです.
これは,ノーベル化学賞を取った下村先生の使ったオワンクラゲの発光原理と同じだそうです.
実際に分析用キットも販売されています.

ホタル/ウミシイタケ ルシフェラーゼレポーター遺伝子アッセイキット

一度光るところを見てみたいですね.

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アミガサタケ発生予報'17

2017年03月07日 | きのこ情報
2014年に行ったきのこ(=トガリアミガサタケ)の発生予報をまた今年もやってみます.
あくまでも気象データに基づいた,トガリアミガサタケの最盛期の予報で,開花予報(第一発生予報)ではありません.

『今春の京都市内でのトガリアミガサタケ発生の最盛期は,
3月20日くらいになるでしょう.
また場所によっては,17日くらいに最盛期を迎えるかもしれません.
ただし,今後の気象状況が例年並みであることが条件です』

◇関連記事
アミガサタケ前線2017年
きのこ発生予報
きのこ発生予報(結果)


セシウム、キノコ胞子で再飛散か 健康に影響ないレベル

2017年03月07日 | きのこ ゼミ 情報メール
セシウム、キノコ胞子で再飛散か 健康に影響ないレベル
 asahi.com 


 東京電力福島第一原発の事故で放出された放射性セシウムの一部が、野生のキノコで濃縮、胞子に蓄えられて大気中に再び飛散している可能性が高いことが、気象庁気象研究所や茨城大、金沢大などの調査でわかった。人体への影響は考えられないほど低いセシウム濃度だが、帰還困難区域の山林でキノコ胞子がセシウムの再拡散に関わっている可能性がある。

※続きはこちら(図あり)

 生物濃縮でキノコの中に蓄積されたセシウムが胞子に移行して拡散されているらしいという報告です.
 でも,これっていいことではないでしょうか?
 濃縮されるだけだと危険な濃度になってしまいますが,拡散するということは希釈するということで,放射線濃度を低下させているということですから,問題ないように思えます.
 まるで,『風の谷のナウシカ』で描かれている腐海の植物のようですね.



アミガサタケ前線2017年

2017年03月04日 | きのこ情報
今年もやってます.
アミガサタケ類の発生状況のまとめです.

アミガサタケ2017

トガリアミガサタケでもアミガサタケでもOKのようです.
みなさんも見つけたらどんどん投稿しましょう.

◇外部リンク
アミガサタケ類 2016
アミガサタケ類2015
アミガサタケ類発生状況2014
primordium of Morchella conica

◇関連記事
アミガサタケが人工的に栽培できる?!


なぜ今!?ナゾのブーム「キクラゲ」人気の3つの理由

2017年03月01日 | きのこ ゼミ 情報メール ニュース関連
なぜ今!?ナゾのブーム「キクラゲ」人気の3つの理由 
Excite Bit コネタ 2017年2月21日


その歯ごたえからさまざまな料理に欠かせない食材「キクラゲ」だが、ある日ネットで「いま、第二次国産キクラゲブームがきている」という書き込みを見つけた。
えっ、「第二次キクラゲブーム」? 

てか、第一次はいつだったの?

というわけで、この書き込みをしていた、「スマート・ネット株式会社」(福岡県)に尋ねてみた。ここは農産物の栽培指導を行っている会社だ。

「4~5年前ほど前に一度、国産キクラゲの栽培ブームが起きました。これが”第一次国産キクラゲブーム”といえます。その時は中小企業などが新規事業として参入したのですが、販路の確立がうまくできず、需要と供給のバランスがとれなかったのです。

しかし最近はキクラゲの栄養価が非常に高いことも注目されていることもあり、病院食や学校給食などにも取り入れられ、販路が確立されつつあります。また、全国展開している長崎ちゃんぽんのチェーン店にも国産キクラゲが卸されるようになったと聞きます。このような要因から、第二次国産キクラゲブームが到来しているようです」

そんな国産キクラゲ人気の要因とは?

「国内消費のキクラゲの98%は中国産で、国内自給率は1%に満たないのですが、国産キクラゲは、中国産と比べてプリプリとしていて食べやすい。また中国産キクラゲの安全に対する不安も取りざたされていることから、より国産に対するニーズが高まっています」(同)

※続きはこちら(写真あり)


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