生態学の限界？

近年生態学にも分子生物学的手法が導入され，DNA解析が行われるように
なりました．
といっても，種の同定に使われるのがほとんどで，まだまだ肝心なところがわかりません．

例えば，ホストと思われる樹木の菌根から，きのこのDNAを検出するというのは，簡単なようで実は難しく，様々な菌類・微生物のDNAが検出されてしまいます．
このため，確たる証拠にはならず，依然曖昧な議論が続くことになります．

その一方で，DNAの分析もせず観察・調査だけで済ませてしまうことになります．

では，何が問題となるのでしょうか？

例えば，次のような現象が観察できたとします．

（詳細はきのこ情報メールにて配信）

干支のきのこ

年賀状に干支にちなんだ写真を入れることが多いかと思います．
来年は午年．

午にちなんだきのこは，というのが菌学会のTwitterに掲載されていました．

誰でも思いつく　ウマノケタケ
ちょっと載せたくない　マグソヒトヨタケ
それから意外な　シロオオハラタケ

なぜシロオオハラタケかというと，英名がHorse mushroomだからだそうです．

ちょっと思いつきませんし，年賀状を受け取った人もわからないのでは？

キノコ公園

日本各地のキノコを模したオブジェや遊具のある公園の写真を集めたサイトです．
なかなか面白いですよ．
あなたの知っている場所も紹介してあげてはいかがですか．

○キノコ公園
○イナカラ
　

きのこをたどって

朝日新聞夕刊にきのこに関する記事が連載されています．
asahi.comでも読めます（契約が必要）．

きのこをたどって
1）わからないのが、いいのだ
2）凝りに凝ってホウシ活動
3）んふんふ増殖、６５００種
4）おいしい毒もあるのだ
5）夢かうつつかキンコンキン
6）そんなことも教えてくれる