きのこ ゼミ ブログ

きのこ ゼミ の情報を掲載しています

おとなのふりかけ 薫るトリュフ風味

2019年10月14日 | きのこ ゼミ 情報メール
おとなのふりかけ 薫るトリュフ風味

※公式サイトの解説から

おとなのふりかけ(1989年発売)30周年を記念した、高級食材「トリュフ」の風味が楽しめる贅沢なふりかけです。
牛わさびベースに「袋を開けたときに立ち上る薫り」と「口に含んだときに広がる薫り」の2種類のトリュフフレーバーを使用し、ローストビーフにトリュフを削りかけたような味わいを再現しました。
たまごかけご飯と合わせることで、外食店の人気メニュー「トリュフたまごかけご飯」の味わいがお楽しみいただけます。

備考
・2019年秋冬限定商品です。

おとなのふりかけ

◇関連記事
俺の塩 トリュフ香る塩焼そば
東ハト、黒トリュフ塩を使用した「ポテトリュフ・黒トリュフと牛肉のロッシーニ風」を発売
湖池屋 すっぱムー超 トリュフ香る帆立のカルパッチョ

【まいたけの効能】まいたけの成分で茶碗蒸しが固まらず、安いお肉が柔らかくなる実験!

2019年10月14日 | 面白きのこ情報
【まいたけの効能】まいたけの成分で茶碗蒸しが固まらず、安いお肉が柔らかくなる実験!

まいたけにまつわるこんなウワサを聞いたことありますか?
『まいたけで茶碗蒸しを作ると固まらないらしい。』

え・・なんで??
これはきのこのじかんで白黒はっきりさせないと!

ということで、早速実験してみました。

※結果はこちら
きのこの時間

◇関連記事
舞茸パワー 2/12【教えてもらう前と後】ほか 選び方・保存・栄養・健康効果・インフルエンザ対策・がん予防・血糖値・ダイエット・レシピ
しいたけがお肉の代わりに!? うまみたっぷりのパスタ「しいたけボロネーゼ」
きのこから発生する青酸

マツタケによく似た松きのこがブーム

2019年10月09日 | きのこ ゼミ 情報メール
マツタケによく似た松きのこがブーム

松きのこ誕生秘話

 松きのこは、(有)世羅きのこ園でマツタケの研究をするなかで生まれたシイタケの仲間のキノコです。

 世羅町は日本でも有数のマツタケ産地でした。しかし酸性雨や黄砂、マツクイムシなどの影響で、しだいに発生量が減り、年間100kg前後しかとれなくなっていました。マツタケだけでなく、一般的なキノコも姿が見えなくなってきていました。キノコが山から姿を消すと、倒木した木(セルロース)を分解する役目をする者がいなくなり、倒木したままの木が堆積し、大雨などによる土砂災害などの被害が起こりやすくなります。

 そんな山の現状を改善するために、私はいろいろなキノコを人工栽培し、山に帰してやれないかと考え、研究栽培を進めてきました。が、一部を山に帰しても獣害などを受けてキノコが育たないため、屋外栽培から屋内栽培へと移行しました。

 そして、さまざまな研究をするなかで、ある種菌の1年物、3年物、5年物、7年物、10年物、12年物のなかにシイタケ菌を少しだけ加える実験を繰り返しているとき、今まで見たことのないキノコが発生したのです。そこからさらに研究を重ね、形のよいものを培養し、優良選別を繰り返し、20年近い歳月を費やした結果、松きのこが誕生しました。


生で食べられる驚きの食感

 松きのこは、姿かたちがマツタケによく似ています。香りは山のキノコのような感じです。芳醇な風味があり、生食できるサクサクとした食感には驚かれる方が多いです。

 おいしく食べるコツは、火を通しすぎないこと。炭焼きやホイル焼きにすると、他のキノコにはない、ほんのりとした甘みと独特の香りを楽しめます。特に人気が高いのは天ぷらです。高温でさっと揚げ、天つゆでいただくと、シイタケなどにはないサクッとした食感にジューシーな旨みが口中に広がり、その味は絶品です。これが食べたくて世羅町まで何度も足を運んでくれるお客様がたくさんおられます。

 生食できるので、松きのこを割いてサラダに入れたり、和風カルパッチョ(白身魚の刺し身にスライスした松きのこを添え、ドレッシングで和える)にしてもおいしいです。特に若い方には人気です。


7回収穫するリサイクル栽培

 栽培にあたっては温度・湿度によって育ち方がぜんぜん違うので、菌床内の温度や湿度を適度(温度は培養中20~22度、収穫中15~20度、湿度75~80%)に保つように心がけています。また、安全安心なキノコを生産するために、コバエ対策などの殺菌剤も使わない無農薬栽培です。そのために衛生管理は徹底しています。雑菌が入らないようハウスは密閉し、床はコンクリートにして毎日水洗いしています。
まず袋に入れて一定期間、菌を培養(松きのこは約120日、松なめこは約100日)
その後、袋から取り出して、下写真のようにキノコを発生させて7回ほど収穫する
菌床培地に植菌したら、上写真のようにまず袋に入れて一定期間、菌を培養(松きのこは約120日、松なめこは約100日)。その後、袋から取り出して、下写真のようにキノコを発生させて7回ほど収穫する

 菌床の培地は広葉樹のオガクズ2種に、栄養素として米ヌカやフスマほか3種類の有機物を混ぜて自家製造しています。そこに植菌し、120日ほど菌を培養してから収穫が始まります。

 シイタケなどの菌床は、通常3回収穫したら廃棄し、次々に新しいものに替えますが、世羅きのこ園では同じ菌床を6~7回繰り返し使って収穫しています。ただし、これをやるには技術が必要です。収穫後毎回、まず菌床を7~10日ほど休養させます。このときにカビ(18~20度の乾燥状態でつく青カビ)がつかないように温度を20~30度に上げると、松きのこの菌糸だけが元気になります。その後、浸水して吸水させると、温度差のショックで菌糸がさらに活発になります。こうすると、菌床内のセルロースがなくなるまで何度でも収穫できるのです。ひと手間かかりますが、同じ菌床を6~7回使えば、木材の使用量を3分の1以下に抑えることができます。環境にやさしいリサイクル栽培です。

生産が間に合わない状態に

 松きのこが誕生して17年経ちました。最初はへんなキノコと言われたり、見向きもされなかったりで、販売にも苦労しました。しかしあきらめず、販売努力や生産を続けるなかで、少しずつ認知されるようになり、4~5年前からは、おかげさまで生産が間に合わない状況になってきました。特に秋は3カ月先まで予約でいっぱいです。

 ここ世羅町はマツタケの産地ですので、秋にマツタケを買いに来るお客様が大勢おられます。そのときに松きのこのことを知り、リピーターになってくださる方が多いように思います。

「マツタケを買うと高いが、松きのこなら同じ値段で10倍くらいの量を買える。それで試しに買ってみて、料理に入れてみたら、食感はマツタケとあまり変わらなかった。味もいい。だから毎年これを買っています」

 お客様からよくこんな声を聞きます。


松なめこもおいしい

 世羅きのこ園では、ナメコの育種から誕生した松なめこの生産も行なっています。市販のナメコの20倍ほどの大きさで、とても香りが強いのが特徴です。これを洗わずに半分に裂き、フライパンで軽く乾煎りすると、ふたを開けたときの香りはもう最高です。早く大量生産し、多くの消費者の方々に食していただきたいものです。

生産者募集のお知らせ

 わが国のシイタケの消費量は1日4000tとも言われていますが、松きのこの生産量は現状1日にわずか0.1tほど。私たちは松きのこのおいしさを、全国にもっと広く知っていただきたいと思っています。このキノコの栽培に興味をお持ちの方は、私たちと一緒に全国に普及してみませんか。地域の活性化のために頑張ってみませんか。ご連絡をお待ちしております。

◇関連記事
見た目も香りもマツタケそっくり 激安「松きのこ」が売り切れ続出
バカマツタケ「大量生産目指す」 完全人工栽培成功の開発者に聞く
あなたは遺伝子組み換えマツタケを食べられますか?

エリンギ史上最強に美味なレシピ「やみつき油エリンギ」が話題に

2019年10月06日 | きのこ ゼミ 情報メール
エリンギ史上最強に美味なレシピ「やみつき油エリンギ」が話題に
ガジェット通信 

自家製のご飯のお供。冷蔵庫にあると便利ですよね。

秋の味覚、きのこ「エリンギ」を使ったレシピ「やみつき油エリンギ」を料理コラムニストの山本ゆり(@syunkon0507)さんがツイート投稿。

Twitterで話題になっています。

試してみて欲しい!

我が人生のエリンギ料理史上1番美味しいかもしれん。冷蔵庫に常備したい

【やみつき油エリンギ】

耐熱容器に[ごま油、めんつゆ(濃縮2倍)各大さじ1と1/2、顆粒鶏ガラ少々]を混ぜ、切ったエリンギを入れ600Wで3分チン。漬けておくだけ

★冷やすと絶品!
★しめじでも美味 pic.twitter.com/ZcbCuLPMe1

— 山本ゆり(syunkon) (@syunkon0507) September 28, 2019


※続きはこちら

◇関連記事
長崎県のきんかい茸が紹介してる「エリンギパスタ」が衝撃的だと話題
松茸使わない松茸ご飯”絶賛、エリンギと冷凍枝豆入れご飯炊くだけ。
らくらく料理レシピ~きのこを使った料理~ JA中野市

バカマツタケ新菌株

2019年10月06日 | きのこ情報
バカマツタケ新菌株-特許6508793

【要約】
【課題】植物との共生処理をおこなうことなく、全栽培工程を人工環境下の菌床栽培でおこなう完全人工栽培によって、子実体形成が可能なバカマツタケの新菌株を提供することを課題とする。
【解決手段】受託番号が、NITE P-02787であるバカマツタケ新菌株であり、当該バカマツタケ新菌株は、バカマツタケと同定されるDNAを有するものである。また、当該バカマツタケ新菌株からは、バカマツタケの子実体原基を経て、バカマツタケの子実体を得ることができる。


◇関連記事
バカマツタケの完全人工栽培に成功
マツタケ近縁種の人工栽培に成功!
エースコックのワンタンメンにあのきのこの香りが?!

見た目も香りもマツタケそっくり 激安「松きのこ」が売り切れ続出

2019年10月03日 | きのこ ゼミ 情報メール
見た目も香りもマツタケそっくり 激安「松きのこ」が売り切れ続出
Jタウンネット 2019年10月 1日 08:00

[ドデスカ!-名古屋テレビ]2019年9月19日の「ハヤリモン」のコーナーでは、松茸にそっくりな激安キノコを紹介していました。

その名も「松きのこ」。愛知県新城市の道の駅「もっくる新城」で販売されていますが、売り切れが続出するほど人気があるそうです。


コスパ重視の方はぜひ

道の駅「もっくる新城」は、地元の新鮮な野菜がお値打ちな価格で手に入ることで人気。多い日には一日5000人以上が訪れるそう。

なかでも話題になっているのが、冒頭でも説明した「松きのこ」。シイタケの一種ですが、香りや風味が松茸に似ているうえに、大きめサイズが10本ほど入って1000円。本物のマツタケと比べると、かなりの安さです。

お値打ち価格なため、午前中には売り切れてしまほど人気があるそうです。

※続きと写真はこちら

◇関連記事
バカマツタケ「大量生産目指す」 完全人工栽培成功の開発者に聞く
マツタケ近縁種の人工栽培に成功!
そのシイタケ、国産ですか?