性別が720種類で、脳がなくても学習!? 謎の生物「ブロブ」にまつわる、5つの疑問
性別が720種類もあり、脳がなくても学習し、半分に切断されても2分で自己治癒する──。そんな奇妙な生物が、パリの動物園で展示されて話題になっている。この「ブロブ」と呼ばれる生物は単細胞の粘菌の一種であるモジホコリ。その謎に満ちた生物に関する5つの疑問にお答えしよう。
もしわたしたちが、この惑星を徐々に破壊することに没頭していなかったとしても、ネット上では互いに徹底的にののしり合うことに時間を費やしている。しかし、人類のロールモデルがますますいなくなっていく世界にも、思いがけないヒントの源がある。
そこで登場するのが、「ブロブ(The Blob)」と呼ばれる“生物”である。単細胞の粘菌の一種であるモジホコリの黄色い塊で、パリ動物園で10月16日に披露された。720種類もの性別をもち、半分に切断されても2分で自己治癒できるブロブは、この手の単純な生物としては驚くほど完成されている。
口や目、脳がないにもかかわらず、モジホコリは物事を記憶し、簡単な問題を解くことができる。こうしたことをほとんど学ばないまま政界入りする人間がいることを考えれば、素晴らしいことだ。
パリのモジホコリは、すでに世界中の人々の心を捉えている。読者の皆さんが彼らに敬意を払うべき理由を以下に説明しよう。
1)いったい何なのか?
2)どんな特徴がある?
3)ブロブを恐れる必要はない?
4)何か人類の役に立つ?
5)ペットとして飼おう。どこで手に入るの?
※5つの疑問に対する回答と写真はこちら↓
○性別が720種類で、脳がなくても学習!? 謎の生物「ブロブ」にまつわる、5つの疑問
◇関連記事
・研究者も会えない珍キノコ 北海道でひそかに絶滅の危機
・粘菌が「農業」…餌の細菌、少なくなると栽培
・「南方熊楠」 青空文庫.com
性別が720種類もあり、脳がなくても学習し、半分に切断されても2分で自己治癒する──。そんな奇妙な生物が、パリの動物園で展示されて話題になっている。この「ブロブ」と呼ばれる生物は単細胞の粘菌の一種であるモジホコリ。その謎に満ちた生物に関する5つの疑問にお答えしよう。
もしわたしたちが、この惑星を徐々に破壊することに没頭していなかったとしても、ネット上では互いに徹底的にののしり合うことに時間を費やしている。しかし、人類のロールモデルがますますいなくなっていく世界にも、思いがけないヒントの源がある。
そこで登場するのが、「ブロブ(The Blob)」と呼ばれる“生物”である。単細胞の粘菌の一種であるモジホコリの黄色い塊で、パリ動物園で10月16日に披露された。720種類もの性別をもち、半分に切断されても2分で自己治癒できるブロブは、この手の単純な生物としては驚くほど完成されている。
口や目、脳がないにもかかわらず、モジホコリは物事を記憶し、簡単な問題を解くことができる。こうしたことをほとんど学ばないまま政界入りする人間がいることを考えれば、素晴らしいことだ。
パリのモジホコリは、すでに世界中の人々の心を捉えている。読者の皆さんが彼らに敬意を払うべき理由を以下に説明しよう。
1)いったい何なのか?
2)どんな特徴がある?
3)ブロブを恐れる必要はない?
4)何か人類の役に立つ?
5)ペットとして飼おう。どこで手に入るの?
※5つの疑問に対する回答と写真はこちら↓
○性別が720種類で、脳がなくても学習!? 謎の生物「ブロブ」にまつわる、5つの疑問
◇関連記事
・研究者も会えない珍キノコ 北海道でひそかに絶滅の危機
・粘菌が「農業」…餌の細菌、少なくなると栽培
・「南方熊楠」 青空文庫.com