タイトルの通りカレンダーですが,
動植物菌類の自然毒をテーマにしています.
発行は中毒歴史研究会準備委員会ですが,北里大学薬学部の福本真理子先生が企画されたそうです.
カレンダーの中には,毒物の研究成果が発表された日が書かれています.
なかなか勉強になるカレンダーです.
なんとこの中に,
ドクツルタケとスギヒラタケの写真が採用されています.
ドクツルタケは9月,スギヒラタケは11月です.
他には,フクジュソウ(1月),ホシフグ(4月),トリカブト(8月)などが掲載されており,この2つのキノコはこれらと並ぶ毒の生物として紹介されているわけです.
機会があればご覧ください.
動植物菌類の自然毒をテーマにしています.
発行は中毒歴史研究会準備委員会ですが,北里大学薬学部の福本真理子先生が企画されたそうです.
カレンダーの中には,毒物の研究成果が発表された日が書かれています.
なかなか勉強になるカレンダーです.
なんとこの中に,
ドクツルタケとスギヒラタケの写真が採用されています.
ドクツルタケは9月,スギヒラタケは11月です.
他には,フクジュソウ(1月),ホシフグ(4月),トリカブト(8月)などが掲載されており,この2つのキノコはこれらと並ぶ毒の生物として紹介されているわけです.
機会があればご覧ください.
「きのこの山」VS.「たけのこの里」戦争に決着!? 購買データ分析で“大差”あり
そろそろバレンタインデーですね。バレンタインといえばチョコレート――ということで、全国民を巻き込みかねない「きのこの山」「たけのこの里」“どっち派”戦争について、無料家計簿アプリ「ReceReco」(レシレコ)の購買データ分析を通じて考察してみたいと思います。
●「ReceReco」とは?
スマートフォンでレシート写真を撮るだけで家計簿を作れる無料iPhone/Androidアプリ。ダウンロード数は115万、登録レシート枚数は2000万枚、登録された支出総額は450億円を超えている(2013年11月時点)。なお、登録されたレシートデータを個人が特定されない範囲で二次利用することは全ユーザーに事前許諾済み。
●全体戦況は「ダブルスコア」で決着
常に並び称され、ネット上でもよく比較される明治の2大ブランド「きのこの山」と「たけのこの里」ですが、今回の調査ではダブルスコアで「たけのこの里」が圧勝しています。
地域別でもまんべんなく「たけのこの里」が優勢となっており、これは一般的なイメージ以上の差がついているといえるでしょう。
●さらに詳しく分析すると興味深いデータが
その理由を探るべく、性別・年代を加えてクロス集計を行ってみると、さらに興味深いデータが見えてきました。
性別で見ると、男女ともに大きな差異はありません。しかし年代別で見ると「きのこの山」が中高年層で盛り返し、40代以上ではほぼ互角の戦いを見せています。
この理由としてぱっと思いつくのは、
・「たけのこの里」の方がどっしりとしたクッキー生地なので、食べごたえが若年層に受けている
・実は「きのこの山」の方が4年先行して発売(1975年)されたため、40代以降の支持が厚い
といったところですが、果たして……?
●今後の戦況のカギを握る? 新たな戦場「大人シリーズ」
では最後に、甘さ控えめの“大人向けチョコ”として2013年に発売された新商品「大人のきのこの山」「大人のたけのこの里」の戦況も見てみましょう。ここでは購買者を30歳のラインで2つに分け、通常版と大人版それぞれの購買率の差を分析してみます。
まずは、きのこの山とたけのこの里を合わせた全体の購買比率(図の上段)について見てみましょう。すると、通常版は20代以下と30代以上の購買率が拮抗しているのに対し、大人版は30代以上の支持が圧倒的に高いことが分かります。
また「大人のきのこの山」と「大人のたけのこの里」の購買比率(図の下段)を見ると、通常版よりきのこ陣営が健闘していることが見てとれます。このあたりが、今後の「きのこの山」VS「たけのこの里」戦争の行く末を左右するポイントになりそうです。
データから見る「きのこの山」VS.「たけのこの里」はいかがでしたか? 今後どちらを買うか迷った時は、食べる人の年齢層を考えると好感を持ってもらえるかもしれませんね。
また、30年前から販売されているロングセラー商品でありながら「大人」シリーズ以外にも期間限定や地域限定といった新しい商品開発にも余念がないことが、両陣営の強さを支えていることも感じ取れました。
●調査概要
・調査対象期間:2013年1月31日~11月30日
・調査対象地域:全国
・調査対象:家計簿アプリReceReco(レシレコ)登録レシート
・調査対象レシート数:1万7368
・データ分析:古谷野良太(データサイエンティスト)、原真一郎(データサイエンティスト)
そろそろバレンタインデーですね。バレンタインといえばチョコレート――ということで、全国民を巻き込みかねない「きのこの山」「たけのこの里」“どっち派”戦争について、無料家計簿アプリ「ReceReco」(レシレコ)の購買データ分析を通じて考察してみたいと思います。
●「ReceReco」とは?
スマートフォンでレシート写真を撮るだけで家計簿を作れる無料iPhone/Androidアプリ。ダウンロード数は115万、登録レシート枚数は2000万枚、登録された支出総額は450億円を超えている(2013年11月時点)。なお、登録されたレシートデータを個人が特定されない範囲で二次利用することは全ユーザーに事前許諾済み。
●全体戦況は「ダブルスコア」で決着
常に並び称され、ネット上でもよく比較される明治の2大ブランド「きのこの山」と「たけのこの里」ですが、今回の調査ではダブルスコアで「たけのこの里」が圧勝しています。
地域別でもまんべんなく「たけのこの里」が優勢となっており、これは一般的なイメージ以上の差がついているといえるでしょう。
●さらに詳しく分析すると興味深いデータが
その理由を探るべく、性別・年代を加えてクロス集計を行ってみると、さらに興味深いデータが見えてきました。
性別で見ると、男女ともに大きな差異はありません。しかし年代別で見ると「きのこの山」が中高年層で盛り返し、40代以上ではほぼ互角の戦いを見せています。
この理由としてぱっと思いつくのは、
・「たけのこの里」の方がどっしりとしたクッキー生地なので、食べごたえが若年層に受けている
・実は「きのこの山」の方が4年先行して発売(1975年)されたため、40代以降の支持が厚い
といったところですが、果たして……?
●今後の戦況のカギを握る? 新たな戦場「大人シリーズ」
では最後に、甘さ控えめの“大人向けチョコ”として2013年に発売された新商品「大人のきのこの山」「大人のたけのこの里」の戦況も見てみましょう。ここでは購買者を30歳のラインで2つに分け、通常版と大人版それぞれの購買率の差を分析してみます。
まずは、きのこの山とたけのこの里を合わせた全体の購買比率(図の上段)について見てみましょう。すると、通常版は20代以下と30代以上の購買率が拮抗しているのに対し、大人版は30代以上の支持が圧倒的に高いことが分かります。
また「大人のきのこの山」と「大人のたけのこの里」の購買比率(図の下段)を見ると、通常版よりきのこ陣営が健闘していることが見てとれます。このあたりが、今後の「きのこの山」VS「たけのこの里」戦争の行く末を左右するポイントになりそうです。
データから見る「きのこの山」VS.「たけのこの里」はいかがでしたか? 今後どちらを買うか迷った時は、食べる人の年齢層を考えると好感を持ってもらえるかもしれませんね。
また、30年前から販売されているロングセラー商品でありながら「大人」シリーズ以外にも期間限定や地域限定といった新しい商品開発にも余念がないことが、両陣営の強さを支えていることも感じ取れました。
●調査概要
・調査対象期間:2013年1月31日~11月30日
・調査対象地域:全国
・調査対象:家計簿アプリReceReco(レシレコ)登録レシート
・調査対象レシート数:1万7368
・データ分析:古谷野良太(データサイエンティスト)、原真一郎(データサイエンティスト)
鳥取大学ポストグローバルCOEプログラム
「持続性社会構築に向けた菌類きのこ資源活用」 主催
●公開シンポジウム
“きのこの香りを科学する
― 菌類の揮発性物質の機能、役割とその利用 ―”
●共催:国立科学博物館、鳥取大学農学部附属菌類きのこ遺伝資源研究センター
●日時:2014年3月1日 13:00~16:00
●場所:国立科学博物館(東京上野) 講堂
●プログラム
13:00 開会の挨拶 前川 二太郎
13:05~13:35 岡本 賢治(鳥取大)
“きのこのフレーバー、フレグランスの生産”
13:35~14:05 尾谷 浩(鳥取大)
“食用きのこの香り成分で植物の病気を防ぐ”
14:05~14:35 竹内 孝江(奈良女大)
“ニオイで菌を探る:文化財環境における真菌検出システムの開発”
14:35~14:50 休憩
14:50~15:20 末次 健司(京大・院)
“生物間相互作用を制御する菌類の香り”
15:20~15:50 中森 泰三(横浜国大)
“毒きのこは香りで動物に警告する?”
15:50 閉会の挨拶 細矢 剛(科博)
●参加料:博物館常設展入館料のみ必要
(一般・大学生 600円、高校生(高等専門学校生含む)
●申込不要
●詳細は下記のURLへ:
http://muses.muses.tottori-u.ac.jp/cgi-bin/FMRC/index.cgi?mode=dsp&page=1
「持続性社会構築に向けた菌類きのこ資源活用」 主催
●公開シンポジウム
“きのこの香りを科学する
― 菌類の揮発性物質の機能、役割とその利用 ―”
●共催:国立科学博物館、鳥取大学農学部附属菌類きのこ遺伝資源研究センター
●日時:2014年3月1日 13:00~16:00
●場所:国立科学博物館(東京上野) 講堂
●プログラム
13:00 開会の挨拶 前川 二太郎
13:05~13:35 岡本 賢治(鳥取大)
“きのこのフレーバー、フレグランスの生産”
13:35~14:05 尾谷 浩(鳥取大)
“食用きのこの香り成分で植物の病気を防ぐ”
14:05~14:35 竹内 孝江(奈良女大)
“ニオイで菌を探る:文化財環境における真菌検出システムの開発”
14:35~14:50 休憩
14:50~15:20 末次 健司(京大・院)
“生物間相互作用を制御する菌類の香り”
15:20~15:50 中森 泰三(横浜国大)
“毒きのこは香りで動物に警告する?”
15:50 閉会の挨拶 細矢 剛(科博)
●参加料:博物館常設展入館料のみ必要
(一般・大学生 600円、高校生(高等専門学校生含む)
●申込不要
●詳細は下記のURLへ:
http://muses.muses.tottori-u.ac.jp/cgi-bin/FMRC/index.cgi?mode=dsp&page=1