冬になるときのこは見つかりませんが、
小さな子のう菌を探すついでに地衣類を観察してはどうでしょうか?
日本の地衣類のほとんどが子のう菌と藻類の共生ですから、
見慣れた(?)子のう菌と同じような子実体(子器といいます)が見つかるかもしれません。
今は本を買わなくても図書館へ行かなくても、
インターネットで地衣類の図鑑があります。
これを見ながら、ちょっと新しい世界を体験してみてはどうでしょうか?
*****************
○WEB版 地衣類図鑑
○国立科学博物館 地衣類の探求
○進化する地衣類図鑑
小さな子のう菌を探すついでに地衣類を観察してはどうでしょうか?
日本の地衣類のほとんどが子のう菌と藻類の共生ですから、
見慣れた(?)子のう菌と同じような子実体(子器といいます)が見つかるかもしれません。
今は本を買わなくても図書館へ行かなくても、
インターネットで地衣類の図鑑があります。
これを見ながら、ちょっと新しい世界を体験してみてはどうでしょうか?
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○WEB版 地衣類図鑑
○国立科学博物館 地衣類の探求
○進化する地衣類図鑑
菌類の世界『デスクトップキノコで毎日が収穫祭』
※Science portal 理科の探検 から
四季折々、とれたての旬の野菜や果物、新鮮な魚はとてもおいしいものです。
産地直送というふれこみで、店頭にはさまざまな食材が並んでいます。とは言っても生産者から流通経路にしたがって、店頭に並ぶまでに早くても半日から1日、場合によっては2日以上経っているのです。そこでここでは、まさにとれたてキノコの作り方を紹介します。
目次
・革命のブロック
・成長する花瓶?
・キノコのこのこ♪
・いったいいくら?
・収穫の秋
※詳しくは元のサイトをご覧ください。
※Science portal 理科の探検 から
四季折々、とれたての旬の野菜や果物、新鮮な魚はとてもおいしいものです。
産地直送というふれこみで、店頭にはさまざまな食材が並んでいます。とは言っても生産者から流通経路にしたがって、店頭に並ぶまでに早くても半日から1日、場合によっては2日以上経っているのです。そこでここでは、まさにとれたてキノコの作り方を紹介します。
目次
・革命のブロック
・成長する花瓶?
・キノコのこのこ♪
・いったいいくら?
・収穫の秋
※詳しくは元のサイトをご覧ください。
ProNASに発表された論文の続報(?)のようです。
目を通したら、ゼミで発表しようか・・・
**************
Climate change and spring-fruiting fungi
Proc. R. Soc. B 22 April 2010 vol. 277 no. 1685 1169-1177
Håvard Kauserud,Einar Heegaard,Mikhail A. Semenov, Lynne Boddy, Rune Halvorsen, Leif Chr. Stige,Tim H. Sparks, Alan C. Gange and Nils Chr. Stenseth
Abstract
Most macrofungi produce ephemeral fruit bodies during autumn but some have adapted to spring fruiting. In this study, temporal changes in the time of spring fruiting in Norway and the UK during 1960–2007 have been investigated by statistical analyses of about 6000 herbarium and field records, covering 34 species. Nearly 30 per cent of the temporal variation in fruiting could be ascribed to spatial and species-specific effects. Correcting for these effects, linear trends towards progressively earlier fruiting were detected during the entire period in both Norway and the UK, with a change in average fruiting day of 18 days over the study period. Early fruiting was correlated with high winter temperatures in both countries, indicating that the observed phenological changes are likely due to earlier onset of spring. There were also significant correlations between climatic conditions in one year and timing of fruiting the following year, indicating that below-ground mycelia are influenced by climatic conditions over a longer time period before fruiting. Fruiting dates were, however, not strictly related to changes in vernal accumulated thermal time. Our results indicate that global warming has lead to progressively earlier fruiting of spring fungi in northwest Europe during the last half century.
**************
※ProNASはこちら
Mushroom fruiting and climate change
Håvard Kauserud, Leif Christian Stige, Jon Olav Vik , Rune H. Økland ,
Klaus Høiland, and Nils Chr. Stenseth
PNAS March 11, 2008 vol. 105 no. 10 3811-3814
目を通したら、ゼミで発表しようか・・・
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Climate change and spring-fruiting fungi
Proc. R. Soc. B 22 April 2010 vol. 277 no. 1685 1169-1177
Håvard Kauserud,Einar Heegaard,Mikhail A. Semenov, Lynne Boddy, Rune Halvorsen, Leif Chr. Stige,Tim H. Sparks, Alan C. Gange and Nils Chr. Stenseth
Abstract
Most macrofungi produce ephemeral fruit bodies during autumn but some have adapted to spring fruiting. In this study, temporal changes in the time of spring fruiting in Norway and the UK during 1960–2007 have been investigated by statistical analyses of about 6000 herbarium and field records, covering 34 species. Nearly 30 per cent of the temporal variation in fruiting could be ascribed to spatial and species-specific effects. Correcting for these effects, linear trends towards progressively earlier fruiting were detected during the entire period in both Norway and the UK, with a change in average fruiting day of 18 days over the study period. Early fruiting was correlated with high winter temperatures in both countries, indicating that the observed phenological changes are likely due to earlier onset of spring. There were also significant correlations between climatic conditions in one year and timing of fruiting the following year, indicating that below-ground mycelia are influenced by climatic conditions over a longer time period before fruiting. Fruiting dates were, however, not strictly related to changes in vernal accumulated thermal time. Our results indicate that global warming has lead to progressively earlier fruiting of spring fungi in northwest Europe during the last half century.
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※ProNASはこちら
Mushroom fruiting and climate change
Håvard Kauserud, Leif Christian Stige, Jon Olav Vik , Rune H. Økland ,
Klaus Høiland, and Nils Chr. Stenseth
PNAS March 11, 2008 vol. 105 no. 10 3811-3814
“しいたけ入りのアイスクリーム”という記事をこの間読んだんですが、
どこだったか忘れてしまって、検索してみた結果です。
○かとうかずこブログ いつも頭に老眼鏡
○和菓子徒然日記
○食べログ 南山城村農林産物直売所 (元気むら活き生き市)
○【京都】イケてる粋な味 シイタケアイス
◇南山城村農林産物直売所
お近くの方はぜひ感想をお寄せください。
ちなみに、“しいたけヨーグルト”っていうネタを知っている人はどれくらいいます?
40代くらいのおっさんなら知ってるでしょう?
マッスル●ッポンとか、驚異のロールシャッハテストとか?
どこだったか忘れてしまって、検索してみた結果です。
○かとうかずこブログ いつも頭に老眼鏡
○和菓子徒然日記
○食べログ 南山城村農林産物直売所 (元気むら活き生き市)
○【京都】イケてる粋な味 シイタケアイス
◇南山城村農林産物直売所
お近くの方はぜひ感想をお寄せください。
ちなみに、“しいたけヨーグルト”っていうネタを知っている人はどれくらいいます?
40代くらいのおっさんなら知ってるでしょう?
マッスル●ッポンとか、驚異のロールシャッハテストとか?
菌類の文献を探すのにCyberliberは非常に便利です。
Imageファイルなので画質がもうひとつですが、わざわざ図書館へ出かけたり、取り寄せをしなくていいのですから文句は言えません。
○ Cyberliber
http://www.cybertruffle.org.uk/cyberliber/index.htm
ところで、Cyberliberには載っていないのですが、あのBerkeley先生の報告が掲載されているThe Journal of Botanyもただで読むことができます。
○ The London Journal of Botany
http://www.botanicus.org/item/31753002435094
※一括ダウンロードできます
http://www.biodiversitylibrary.org/title/235
※一ページごとに印刷できます。
古きを訪ねる機会がありましたら、どうぞご参考に。
Imageファイルなので画質がもうひとつですが、わざわざ図書館へ出かけたり、取り寄せをしなくていいのですから文句は言えません。
○ Cyberliber
http://www.cybertruffle.org.uk/cyberliber/index.htm
ところで、Cyberliberには載っていないのですが、あのBerkeley先生の報告が掲載されているThe Journal of Botanyもただで読むことができます。
○ The London Journal of Botany
http://www.botanicus.org/item/31753002435094
※一括ダウンロードできます
http://www.biodiversitylibrary.org/title/235
※一ページごとに印刷できます。
古きを訪ねる機会がありましたら、どうぞご参考に。
小学生の研究結果「キノコの9割に蛍光増白剤」工商局は否定―北京
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1130&f=national_1130_064.shtml
真実はどうかわかりませんが、個人的には、純真な子どもたちの判断を大事にしたい、と思います。科学的ではないのかもしれませんね。
でも、環境ホルモン(環境エストロゲン)の問題では、経済的あるいは政治的圧力が科学の真理を隠蔽してましたから、こういうことがあるのかもしれません。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1130&f=national_1130_064.shtml
真実はどうかわかりませんが、個人的には、純真な子どもたちの判断を大事にしたい、と思います。科学的ではないのかもしれませんね。
でも、環境ホルモン(環境エストロゲン)の問題では、経済的あるいは政治的圧力が科学の真理を隠蔽してましたから、こういうことがあるのかもしれません。
「日本菌類百選」というのは、菌学会が企画・選定した日本人に馴染みのある菌類100種類のことです。
○長沢栄史、根田仁、原田幸雄、奥沢康正、奥田徹、細矢剛 2007. 日本菌類百選. 日菌報, 48: 17-20.
こちらの都合で日本の代表的なきのこを選ぼうと考えていたので、あらためて調べなおしてみました。
この中で担子菌類は72種類(ハラタケ類49種類、ヒダナシタケ類15種類、その他8種類)、子のう菌は8種類(うち、アミガサタケなどきのこと呼ばれるものは7種類)、不完全菌類8種類(冬虫夏草の仲間が4種類)でした。
残念ながら、まだ菌学会のHPにも掲載されていません。
上記記事の末尾には、教育普及活動に活用するためにホームページで公開し写真などを追加する、と書かれていますが、とりあえずリストだけでも掲載してもらえると、菌学の普及に役立つのですが。
◇補足
よく見ると、菌学会会報の目次もHPでは見ることができませんでした。
いまのHPになる前は見れたように記憶しているのですが、リニューアル後は見れなくなったようです。
目次も見れるようにしてくれた方がいいですね。
(2010年12月14日)
○長沢栄史、根田仁、原田幸雄、奥沢康正、奥田徹、細矢剛 2007. 日本菌類百選. 日菌報, 48: 17-20.
こちらの都合で日本の代表的なきのこを選ぼうと考えていたので、あらためて調べなおしてみました。
この中で担子菌類は72種類(ハラタケ類49種類、ヒダナシタケ類15種類、その他8種類)、子のう菌は8種類(うち、アミガサタケなどきのこと呼ばれるものは7種類)、不完全菌類8種類(冬虫夏草の仲間が4種類)でした。
残念ながら、まだ菌学会のHPにも掲載されていません。
上記記事の末尾には、教育普及活動に活用するためにホームページで公開し写真などを追加する、と書かれていますが、とりあえずリストだけでも掲載してもらえると、菌学の普及に役立つのですが。
◇補足
よく見ると、菌学会会報の目次もHPでは見ることができませんでした。
いまのHPになる前は見れたように記憶しているのですが、リニューアル後は見れなくなったようです。
目次も見れるようにしてくれた方がいいですね。
(2010年12月14日)
平成21年の特用林産物の生産動向等について
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/tokuyou/100910.html
1.特用林産物について
特用林産物とは、食用とされる「しいたけ」、「えのきたけ」、「ぶなしめじ」等のきのこ類、樹実類、山菜類等、非食用のうるし、木ろう等の伝統的工芸品原材料及び竹材、桐材、木炭等の森林原野を起源とする生産物のうち一般用材を除くものの総称です。
2.生産動向等について
(1)きのこ類の生産量は平成12年以降、増加傾向となっています。平成21年の生産動向について品目別にみると、乾しいたけ、ひらたけ、まいたけ、エリンギは前年に比べて減少し、生しいたけ、えのきたけは増加しました。なめこ、ぶなしめじは前年並みとなりました。また、まつたけは天候不順のため大幅に減少しました。
なお、生しいたけの輸入量は、4,722トンで前年に比べて0.7%の増加となりました。
(2)きのこ類以外の食用の特用林産物では、たけのこの生産量がやや増加しました。
(3)非食用の特用林産物は木炭をはじめ多くの品目で生産量が減少しましたが、うるしは21.3%増加しました。
(4)平成21年の特用林産物の総生産額は2,891億円で、前年比95.5%となりました。
※添付資料は元サイトをご覧ください。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/tokuyou/100910.html
1.特用林産物について
特用林産物とは、食用とされる「しいたけ」、「えのきたけ」、「ぶなしめじ」等のきのこ類、樹実類、山菜類等、非食用のうるし、木ろう等の伝統的工芸品原材料及び竹材、桐材、木炭等の森林原野を起源とする生産物のうち一般用材を除くものの総称です。
2.生産動向等について
(1)きのこ類の生産量は平成12年以降、増加傾向となっています。平成21年の生産動向について品目別にみると、乾しいたけ、ひらたけ、まいたけ、エリンギは前年に比べて減少し、生しいたけ、えのきたけは増加しました。なめこ、ぶなしめじは前年並みとなりました。また、まつたけは天候不順のため大幅に減少しました。
なお、生しいたけの輸入量は、4,722トンで前年に比べて0.7%の増加となりました。
(2)きのこ類以外の食用の特用林産物では、たけのこの生産量がやや増加しました。
(3)非食用の特用林産物は木炭をはじめ多くの品目で生産量が減少しましたが、うるしは21.3%増加しました。
(4)平成21年の特用林産物の総生産額は2,891億円で、前年比95.5%となりました。
※添付資料は元サイトをご覧ください。
Trichaptum (Basidiomycota, Hymenochaetales) from China with a description of three new species.
Yu-Cheng Dai, Bao-Kai Cui and Hai-Sheng Yuan
Mycological Progress, Volume 8, 281-287
DOI 10.1007/s11557-009-0598-0
http://www.springerlink.com/content/0742j60212562520/?p=49b0fba14c3645f7b22211a3fba33a96π=1
シハイタケ属の新しい検索表が載っています。
中国産のシハイタケ類を対象にしており、ヨーロッパや北アメリカの検索表より役に立ちそうです。
Dai先生の検索表は、Ryvarden先生の検索表より詳しい記述が多く使いやすいという印象があります。
試しにシハイタケ(Trichaptum abietinum (Dicks.:Fr.) Ryvarden)を検索してみると、この検索表の方がRyvarden先生のEast Asian Polyporesより簡単に見つかります。
Yu-Cheng Dai, Bao-Kai Cui and Hai-Sheng Yuan
Mycological Progress, Volume 8, 281-287
DOI 10.1007/s11557-009-0598-0
http://www.springerlink.com/content/0742j60212562520/?p=49b0fba14c3645f7b22211a3fba33a96π=1
シハイタケ属の新しい検索表が載っています。
中国産のシハイタケ類を対象にしており、ヨーロッパや北アメリカの検索表より役に立ちそうです。
Dai先生の検索表は、Ryvarden先生の検索表より詳しい記述が多く使いやすいという印象があります。
試しにシハイタケ(Trichaptum abietinum (Dicks.:Fr.) Ryvarden)を検索してみると、この検索表の方がRyvarden先生のEast Asian Polyporesより簡単に見つかります。