きのこ ゼミ ブログ

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写真整理術

2012年02月27日 | カメラ・撮影 などなど
デジカメ時代になって気軽に写真が撮れる一方で、管理が面倒になっていませんか?
『いい写真だけ残して、あとは処分!』できればいいのですが、残念ながらちょっと出来の悪い写真も残していると、まぁ大変!
何が何だかわからなくなります。
きのこの写真だけではなく、ご家族の写真や旅行へ行ったときの写真など、よくもこれだけ撮ったものだと感心します。

捨てようかどうか迷うところですが、下記のサイトに写真整理術が紹介されているのでご紹介します。

あなたはどちらの方法を選びますか?

ぜんぶ捨てない写真整理術 - でもハードディスクには写真は残さない
 Pogoplug

ぜんぶ捨てる写真整理術 - ハードディスクに写真を残さない

東日本におけるマツタケをはじめとした野生食用菌類の放射線汚染実態と対策

2012年02月15日 | きのこ情報
CIAS共同研究「マツタケ」2011年度第4回研究会
「東日本におけるマツタケをはじめとした野生食用菌類の放射線汚染実態と対策」

CIAS共同研究
「まつたけ (Tricholoma spp.)の生産と流通・消費をめぐる相関型地域研究」
2011年度第4回研究会
「東日本におけるマツタケをはじめとした野生食用菌類の放射線汚染実態と対策」

企画趣旨:
 東京電力福島第一原発事故による、環境中大量放出された放射性物質は、東日本の多くの地域と太平洋に広まり、沈着した。そのなかでも、放射性セシウムは半減期が長く(Cs-134が2年、Cs-137が30年)、土壌に強く吸着される。
そのため、生態系循環に取り込まれると、特に森林内地表面に留まることが知られている。
 森林内の物質循環に大きな役割を果たす土壌微生物には、セシウムを非常によく吸収するものがある。キノコもその一つであり、多くの種類で事故の影響によるとみられる高い放射線量が検出されている。放射線汚染は、特に菌根菌の一部において顕著である。
 このため、2011年9月には福島県の44市町村の野生キノコが出荷停止を命じられ、3市町が摂食制限の指示を受けた。こうした状況を受け、野生キノコと森林生態系に今後長く残ることが懸念される放射線汚染の実態を把握することを目的に研究会を行い、汚染の実態把握とともに、マツタケをはじめとした食用キノコを安全に利用するための今後の対策を考える。

日程: 2012年3月5日(月)午後13時~17時
会場: 京都大学稲盛財団記念館大会議室
    アクセス: http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/access/
企画責任者: 大石高典(京都大学アフリカ地域研究資料センター)
       林 剛平(京都大学大学院農学研究科)

プログラム:
13:00 – 13:30 (1)「趣旨説明とキノコがセシウムを貯める機構ならびに、
その後の循環に関する理論的背景についての先行研究のまとめ」(主催者)
13:30 – 14:10 (2)「森林における放射性セシウムの動きとキノコ」
  (吉田 聡・独立行政法人放射線医学総合研究所放射線防護研究センター)
14:10 – 14:30 質疑応答
14:30 – 14:45 休憩
14:45 – 15:45 (3)生産者・流通者からの報告
           ・福島県の産地から (星 賢・自営マツタケ生産者)
           ・岩手県の産地から (岩舘勝男・岩泉まつたけ事業組合)
15:45 – 16:15 (4)コメント
           ・東北キノコ採集・食文化研究の立場から(斎藤暖生・東京大学農学部演習林)
           ・マツタケの林地栽培研究の立場から(吉村文彦・マツタケ十字軍運動)
16:15 – 17:00 (5)総合討論(全員)

17:30 – 20:00 懇親会(希望者)

CIAS共同研究「マツタケ」2011年度第4回研究会
 「東日本におけるマツタケをはじめとした野生食用菌類の放射線汚染実態と対策」



日本きのこ学会第14回ワークショップ

2012年02月10日 | きのこ情報
 「きのこ研究の温故知新、機能と応用の扉“酵素”を考える」をテーマとした,第14回日本きのこ学会ワークショップ(後援 日本微生物学連盟)を下記の日程で開催いたします.
 きのこ菌糸の生育にはきのこの生産する糖質分解酵素類が,子実体の形成にはタンパク質分解酵素が重要な役目を果たしていることが知られています.また,きのこの品質にかかわる成分の生成にも,香気成分生成には脂肪酸を酸化するリポキシゲナーゼが,γ-アミノ酪酸(GABA)の生成にはグルタミン酸脱炭酸酵素などの酵素が関与しています.今回のワークショップでは,こういった酵素がきのこの生産や品質にどのように関与しているかを「温故知新」をキーワードに紐解いていきます.

テーマ:
 「きのこ研究の温故知新,機能と応用の扉“酵素”を考える」
日時:
 平成24年3月2日(金)10:00-17:00(9:30受付開始)
場所:
 近畿大学会館
 大阪市中央区日本橋1-8-17
 TEL:06-6213-0501 FAX:06-6213-0503
参加費用:
 日本きのこ学会会員:5,000円
 非会員:7,000円
懇親会費:
 5,000円
(懇親会の参加は自由ですが,時間に余裕のある方は是非ご参加ください)
プログラム:
受付 9:30-
10:00-10:10
 開会の挨拶
10:10-10:30
 「きのこの酵素とその利用‐概説‐」
 近畿大学農学部 白坂 憲章 氏
10:30-11:15
 「きのこの酵素を用いた新規発酵食品への応用」
 武庫川女子大学生活環境学部 松井 徳光 氏
11:15-12:00
 「きのこの香りとその生合成に関わる酵素」
 新潟大学農学部 城 斗志夫 氏
12:00-13:00
 昼休憩
13:00-13:45
 「担子菌きのこにおける子実体形成」とラッカーゼの関連性について
 香川大学農学部 麻田 恭彦 氏
13:45-14:30
 「マツタケ栽培から酵素を考える―プロテアーゼを中心にして」
 川合 正允 氏
14:30-15:15
 「きのこの生産におけるプロテアーゼの役割」
 京都菌類研究所 山中 勝次 氏
15:15-16:00
 「プロテアーゼインヒビターを駆使したきのこ生育メカニズムの解明―ブナシメジをターゲットにして―」
 近畿大学 農学部 寺下 隆夫 氏
16:00-17:00
 総合討論
18:00-20:00
 懇親会(会場近くを予定)

※詳しくは下記のサイトをご覧ください。
日本きのこ学会第14回ワークショップ

紹介:新図説 動物の起源と進化―書きかえられた系統樹

2012年02月05日 | きのこ ゼミ 情報メール
「新図説 動物の起源と進化―書きかえられた系統樹」

昨年読んだ本の中で一番面白かったのがこの本でした。
難解なのでしょうか、あまりレビューがないのですが、なぜこの本を紹介する人が少ないのかと言うほど驚く情報が満載です。
例えば、動物の宝庫と言われているアフリカ大陸ですが、そのほとんどの種がヨーロッパから移入してきたものばかりだということには意外な印象を受けないでしょうか。
アフリカの動物を思い描いてみて下さい。
サバンナの中にたたずむキリン、シマウマ、ゾウ、ライオン、インパラ・・・
これらの中でアフリカで独自進化したのはゾウだけなのです。

また、サルの仲間はアジア、アフリカ、南米に分布していますが、ヨーロッパや北米には分布していません。
この分布と進化は大陸移動説でうまく説明ができるのです。
この本の面白いのは、単に動物の系統樹を作成しただけではなく、生物地理学的に解析を加えたところです。
まだまだ未解明なところもあるのでしょうが、かなり完成された内容です。

新図説 動物の起源と進化―書きかえられた系統樹
長谷川 政美 (著)
# 出版社: 八坂書房 (2011/02)
# ISBN-10: 4896949714
# ISBN-13: 978-4896949711
# 発売日: 2011/02