きのこ ゼミ ブログ

きのこ ゼミ の情報を掲載しています

日本きのこ学会誌

2012年07月26日 | きのこ ゼミ 情報メール
 きのこ・菌類の分類や生態に興味がある人は、日本菌学会誌を購読していることと思います。
 一方、日本きのこ学会誌は、きのこに関する応用研究についての報告が多く、このため分類や生態の記事はあまり載っていませんでした。
 しかし、最近は広くきのこ全般についての研究報告を掲載するようになってき
ています。
 最新号20巻1号には分類に関する記事が載っていますのでご紹介しておきます。

日本産ホンシメジおよびその近縁種の分類学的問題点について
 山田明義、増野和彦、福田正樹
 
Taxonomicreevaluation of a fungus described as "Mucidula mucida"in Japan
 (ヌメリツバタケに関する分類の報告)
 ShujiUSHIJIMA, Norihiro SHIMOMURA, Eiji NAGASAWA andNitaro MAEKAWA

アシボソニガイグチ?

2012年07月21日 | きのこ情報
7月15日の関西菌類談話会でアシボソニガイグチと同定されたイグチです。
 

ただ、ネットの写真と比較すると、ちょっと違うような・・・

 ○ No. 0257 アシボソニガイグチ Tylopilus argillaceus Hongo
 ○ きのこ図鑑 アシボソニガイグチ
 ○ 陶器山の自然 きのこ編 アシボソニガイグチ

持って帰らなかったので確認できませんでした。残念・・・

鳥取大学グローバルCOEプログラム公開シンポジウム

2012年07月04日 | きのこ ゼミ 情報メール
鳥取大学グローバルCOEプログラム公開シンポジウム(@鳥取県立博物館)の開催について

日 時: 平成24年8月19日(日) 午後1時~4時
場 所: 鳥取県立博物館(〒680-0011鳥取市東町二丁目124番地 TEL:0857-26-8042(代))
参加費: 無料
定 員: 定員250人(申込不要、先着順)

プログラム(予定)
13:00-13:10 ごあいさつ
13:10-13:40 「きのこという生きものについて」 長澤栄史氏(菌蕈研究所)
13:40-14:10 「原木しいたけの魅力をもとめて」 長谷部公三郎氏(菌蕈研究所)
14:10-14:40 「クロマツと一緒に生活するきのこ「ショウロ」の栽培」 霜村典宏氏(鳥取大学)
14:40-14:55 休憩
14:55-15:25 「菌類きのこは優秀な化学者-その合成能力を解明し利用する-」 中島廣光氏(鳥取大学)
15:25-15:55 「きのこ廃菌床のリサイクル:廃菌床で病気に強い植物を作る」 尾谷浩氏(鳥取大学)
15:55-16:00 閉会の挨拶


鳥取県立博物館 開館40周年 大きのこ展

2012年07月04日 | きのこ ゼミ 情報メール
開館40周年 大きのこ展
平成24年7月14日(土)から9月2日(日)まで

 鳥取県には、日本で唯一のきのこ専門研究機関があり、鳥取大学もきのこの世界的な研究拠点をつくっています。また、自然に恵まれた鳥取県には野生のきのこもたくさんありますし、きのこ栽培もさかんです。じつは、鳥取県はきのこ王国なのです!

 この企画展では、きのことはどんな生き物なのか、その多様性や生態系でのはたらきを、全国から集めてくる貴重な資料でわかりやすく紹介します。

■会期:平成24年7月14日(土)~9月2日(日)(会期中無休)
■会場:鳥取県立博物館 第1,第2展示室
■協賛:日本通運株式会社、株式会社モリックスジャパン、株式会社吉備総合電設、三和商事株式会社、株式会社グラン・クリュ食工房
■特別協力:(財)日本きのこセンター菌蕈研究所、鳥取大学農学部附属菌類きのこ遺伝資源研究センター
■協力:大阪市立自然史博物館、桶本製作所(カエル工房)、国立科学博物館、千葉県立中央博物館、鳥取きのこ愛好会、鳥取県立大山自然歴史館、ミュージアムパーク茨城県自然博物館
■入場料:当日一般 700円 (前売・20名以上の団体:500円)
以下の方は無料です:大学生以下、70歳以上の方、学校教育活動での引率者・障がいのある方・要介護者等およびその介護者
■主な展示資料:
きのこ曼荼羅(伊沢正名氏撮影・制作)、10倍拡大きのこの森(精密きのこスポンジ造形)、キノコアクリル封入標本(当館蔵)、キノコ精密複製模型(当館、国立科学博物館、茨城県自然博物館、千葉中央博物館蔵)、光るキノコ:ヤコウタケ培養品(菌蕈研究所提供)、きのこに関する博物画・植物画(千葉県立中央博物館蔵)、南方熊楠菌類図譜(国立科学博物館蔵)、きのこのスタンプ、きのこグッズなど

鳥取県立博物館ニュースMuseum Press No. 13