菌類研修会「教科書にはない菌類のヒミツ」
菌類は、高校までの生物のカリキュラムには登場しませんが、分解者としての役割、さらに植物その他の生物との共生菌としての役割は、自然界では大変重要です。
しかも、菌類は、味噌、醤油、日本酒など伝統的発酵食品に始まり、アミノ酸、核酸、酵素製造など近年のバイオテクノロジーや医薬品分野でも多大な貢献をしています。
日本菌学会(主催)ならびに玉川大学農学部(共催)では、講演と実習を通して、生物、理科の先生方に、教育現場で、生徒たちに菌類ならびに他の微生物の重要な役割について、いかに紹介し、いかに教えるか、興味を持ってもらうかについてのヒントを提供するために研修会を企画しました。
ぜひ、多数の参加をお待ち申し上げます。
なお、講演会、実習のプログラム等詳細につきましては添付PDFをご覧ください。
申し込みは7月31日までに添付の申込書を用いてメールまたはファックスで下記までお願いいたします。
■ 講演会 ■
日 時:8月20日(月)10:00~16:30
場 所:玉川大学 大学研究室棟B10
参加費:資料代 500円
募集人数:100名(教員を優先、定員になり次第締め切ります)
講演会プログラム
菌類の仲間とその生き方 細矢 剛(国立科学博物館)
菌類の教育実践1 溝上 豊(横浜サイエンスフロンティア高校)
菌根菌の生き方と生態系 岩瀬剛二(帝京科学大学)
菌類バイオテクノロジー、伝統的発酵から将来へ 奥田 徹(玉川大学)
菌類の教育実践2 吉永 潔(元埼玉県立庄和高校)
菌類の教育実践3 渡辺康孝(玉川学園高等部中学部)
質疑討論
■ 実 習 ■
日 時:8月21日(火)10:00~16:00
場 所:玉川大学 農学部 大学7号館 生物実験室
参加費:資料代 500円
募集人数:20名(教員を優先、定員になり次第締め切ります)
習プログラム
「様々な菌根の形態観察」 岩瀬剛二(帝京科学大)
「根粒細菌の観察」 渡辺京子(玉川大学)
ラン菌根、外生菌根、アーバスキュラー菌根など菌根の観察および根粒細菌の観察。