日本菌学会関東支部
会長 小野 義隆
平成25年度日本菌学会関東支部
第27回菌学ワークショップの開催について
関東支部菌学ワークショップを下記のとおり開催しますのでご案内申し上げます。今回は、国立科学博物館の細矢剛先生を講師としてお迎えし、「ビョウタケ目の採集・培養と観察」というテーマで実施いたします。
子嚢菌類は菌類の中でももっとも多様に種分化した菌群です。その中でも、子嚢盤を形成する菌群は多系統ながらもっとも多くの種を含む菌群として知られ、その中心となるのはビョウタケ目という無弁の子嚢と小型の子嚢盤を形成する菌群です。ビョウタケ目は、腐生・寄生・共生のいずれの生態ももち、最近では植物の根において頻出することからその重要性も注目されていますが、日本での分類学的研究には大きな余地が残されています。また、生物遺伝資源としても利用されていません。本ワークショップでは、春に多く発生するこれらの菌を採集し、分離・培養の方法を講義するとともに、その子実体の観察ポイントやアナモルフなども実習を通じて学びます。
記
1.開催日: 2013年6月27日(木)~ 6月29日(土)
2.会 場: 筑波大学菅平高原実験センター
3.講 師: 細矢 剛 先生 (国立科学博物館)
「ビョウタケ目の採集・培養と観察」
※詳細は下記のサイトをご覧ください.
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平成25年度日本菌学会関東支部 第27回菌学ワークショップの開催について