きのこ ゼミ ブログ

きのこ ゼミ の情報を掲載しています

きのこ観察会(&きのこ汁)のご案内

2012年10月12日 | きのこ ゼミ
日 程  10月21日(日) 午前中きのこ観察会+簡単な解説
             その後調理、昼食後適宜解散
場 所  京都市宝ヶ池

参加される場合は、お誘いのご家族等人数をご確認の上、
きのこゼミまでご連絡下さい。
集合場所や持ち物などの詳しい内容をお伝えします。

準備の都合のため、参加希望の方は、
当日の予定が不明確な場合でも、
10月18日までには一度、予定をご連絡下さい。

連絡先: きのこゼミまで

シハイタケ属(Trichaptum)の検索表(専門的内容)

2010年12月05日 | きのこ ゼミ
Trichaptum (Basidiomycota, Hymenochaetales) from China with a description of three new species.
Yu-Cheng Dai, Bao-Kai Cui and Hai-Sheng Yuan
Mycological Progress, Volume 8, 281-287
DOI 10.1007/s11557-009-0598-0
http://www.springerlink.com/content/0742j60212562520/?p=49b0fba14c3645f7b22211a3fba33a96π=1

シハイタケ属の新しい検索表が載っています。
中国産のシハイタケ類を対象にしており、ヨーロッパや北アメリカの検索表より役に立ちそうです。

Dai先生の検索表は、Ryvarden先生の検索表より詳しい記述が多く使いやすいという印象があります。
試しにシハイタケ(Trichaptum abietinum (Dicks.:Fr.) Ryvarden)を検索してみると、この検索表の方がRyvarden先生のEast Asian Polyporesより簡単に見つかります。

「きのこゼミ情報メール」とは

2010年01月01日 | きのこ ゼミ
きのこゼミでは、不定期に情報メールを発信しております。
これは、勉強会きのこゼミの相互情報交換のためのメールです。

内容は
・最近のきのこ関連ニュース
・きのこの話題
・きのこに関する研究報告
・きのこや他の生物の講演会および自然観察会の案内
・菌学会やきのこ学会の案内
・きのこゼミの勉強会やきのこ採集会(きのこ鍋)の案内
・きのこゼミの勉強会の内容紹介
などです。

なお、このブログに掲載しているのは、上のごくわずかの部分です。


きのこ情報 7月5日

2009年07月05日 | きのこ ゼミ
7月 5日 西宮甲山森林公園

 オオホウライタケ
 アマタケ?  比較的アマタケに近いGymnopusです。
 ダイダイガサ
 テングタケ
 イボテングタケ
 クロコタマゴテングタケ
 ヘビキノコモドキ
 コテングタケモドキ
 ウスキモリノカサ
 オオキイロフウセンタケ(仮称)  大物
 ヤマドリタケモドキ  たくさん生えていました。
 アメリカウラベニイロガワリ
 ニセアシベニイグチ
 アカヤマドリ
 アシボソニガイグチ
 ビロードクリイロイグチ
 ニオイコベニタケ
 クロハツ?  ニセクロハツに見えましたが
 ヒイロタケ
 アシグロタケ?  幼菌で判別は難しいのですが、
          たぶんアシグロタケではありません。
 コフキサルノコシカケ
 オオノウタケ?  

日本産Leucopholiota decorosaに関する情報をお寄せください

2009年06月13日 | きのこ ゼミ
Leucopholiota decorosa (Peck) O.K.Miller, Volk et Bessette 【ツノシメジ(仮称)】

L.decorosaは,北米で分布が確認され,北日本を中心に生息していることが報告されています.野外でお見かけする機会がありましたら,ご一報頂ければ幸いです.

■Leucopholiota decorosaの特徴
スギタケ属(Pholiota),ナラタケ属(Armillariella),キツネノカラカサ属(Lepiota)に似る.
傘,柄が褐色~茶色を呈し,細かい毛が密生する.ひだは白色.
子実体の形状は,大作&吹春(2003),小宮山(2007)を参照.
顕微鏡的特徴は,Miller et al. (1996)を参照.
発生時期:梅雨から初秋.発生環境:シラカンバやダケカンバの腐朽木.
※不明な点はお問い合わせ下さい.

■参考文献■
Miller at al. (1996) A new genus, Leucopholiota, in the Tricholomataceae (Agaricales) to accommodate an unusual taxon, Mycologia, 88: 137-139.
大作晃一, 吹春俊光 (2004) “きのこワンダーランド,” p.8, 山と渓谷社.
小宮山勝司 (2007) “よくわかるきのこ大図鑑,” p.294, 永岡書店.

■情報提供頂きたい内容■
 ①採集者(差し支えなければ連絡先も)
 ②発生した場所
 ③採集日
 ④子実体の大きさ
 ⑤発生樹種及び植生
 ⑥発生している子実体の写真
 ⑦子実体や標本
 ⑧本種の地方名

PDFファイルはこちら
http://cocktail.kpu.ac.jp/agricul/woodmtrl/Ldecorosa.pdf

きのこ情報 4月29日

2009年04月29日 | きのこ ゼミ
京都市宝ヶ池公園

 コガネカレバタケ  以前と違う場所で見つけました。
 ヒナノヒガサ
 ミイノモミウラモドキ 
 タマキクラゲ  少し生えていました。
 冬虫夏草  名は伏せておく。
       冬虫夏草というだけで取りに行く人が行くかもしれないが
       この時期によく見るきのこです。
       偶然Kご夫妻も採集・撮影してました。

おまけ
 初めて、カラスビシャクを見つけた。
 あ、マムシグサの仲間だ、とすぐにわかったけれど
 実際には属が違っていた。
 マムシグサよりずっと小さいが、
 随分複雑な構造をしているものだと感心した。

 


2009年 第3回きのこゼミ きのこ採集会

2009年04月12日 | きのこ ゼミ
今年の第3回きのこゼミは、
昨年に引き続いて琵琶湖岸でのショウロ探しに出かけました。

昨年より3週間も早く出かけたのですが、
あいにく猛暑(?)で、平年の6月末の気温でした。
ここ10日ほど雨も降ってませんでしたので、
地面はからからのかちかち。。
ショウロは1個しか採れませんでした。

来週は雨が降り気温も平年並みに下がるそうなので、
まだまだ発生するかもしれません。