道を歩けば必ず目に入る「マンホール」 よく見ると様々なデザインの物があります。
この図柄は市町村毎に その土地の特徴が一目で解るようにデザインされているようです。
で、奈良市の図柄はこんな感じ!
「奈良の市章」を中央に配し 周囲には「奈良公園の鹿」と「八重桜」を図案化しています。
これは 平安時代の歌詩である 「いにしえの奈良の都の八重桜けふここのえに匂いぬるかな」
より引用し 古都奈良のイメージを表現したものと言われています。
同じデザインでも 「雨水」ではなく「汚水」用もあり
蓋が二重になった物もあり
シンプルに中央に「奈良の市章」のみをデザインした物もあり
もっと古そうな 雨水とか汚水の表示がない物もあり
排水以外にも 「大阪ガスのガス管」や「NTTの電話線」用のマンホールもあり
マンホールの図柄を拓本に取って 収集されているマニアも少なくないそうです。
先月 長野県の白馬村を訪れた際に見かけた物は 「白馬連峰」をバックに村の花である
「カタクリ」がデザインされた 白馬岳を連想させる印象深い物でした。