12日から愛知県安城で行う松下コレクション展の準備がはかどりません。
何か、安城に関係するものを展示したいのです。安城市はお茶もあるようですが、よく知りません。
ところが、偶然、大変興味深いことを見つけました。
松下コレクションに、1991年発行の「中国茶文化」という本があります。当時らしい本です。
1993年に、この本を翻訳して、出版した方があります。当時、中国の茶の本の翻訳本は、松崎さんの「中国茶読本」くらいしか・・・
この本を自費出版された方が、安城の女性なんです。
そして、逆に、日本にしか存在しない中国の茶書「茶務僉載」の日本語を中国語に翻訳した方があります。いきさつを書くと長くなりますが、一大ドラマなんです。
中国語に直して出版された本に、謝辞があります。やはり安城の女性なんです。
大変残念ながら、お二人とも故人です。
このことを、安城では、貴重なエピソードとして、ご紹介しようと思っています。
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