『マリールイズ いえでする』

５歳児のこのちょっとひねた物言いがかわいいです。　おばちゃんぽいけど。

　まじょのショータイム

ぐりがひざにのってると　はぼといっしょにあそぶのも制約があるので　はぼを呼び寄せて　絵本を読んでやることが多いです。

童話館の配本サービスのリーフレットで紹介されていたこの絵本、　よさそうだったので買ってみました。

　『マリールイズ　いえでする』

「あたし、いえでするの」　マリールイズはいいました。「かあさんは、もうあたしのこと、きらいでしょ。　あたらしいかあさんを、　さがしにいくわ」

わたしも小学生あたりのころ　毎日のようにプチ家出していた気がします。　へたれすぎて　家族だれにも気づいてもらえない家出でしたが。。。。

マリールイズのように自己肯定感にあふれたこどもではなかったので　あたらしいかあさんをさがしにいくのではなく、　今風に自分が消えてなくなればいいのにとおもっていたようにおもいます。

いまのこどもって家出するのかな。　ムスメも家出するのかしら。

ムスメは家出の計画を練って　たのしそうにリュックにおもちゃとおやつをつめて　まずはばーちゃんちにいっちゃう気がするな・・・・そして　親に迎えにこさせる・・・・

「かあさんも　いえでしてきたわ。　うちにいても　さびしくて。　かわいがったり、　せわをやいたりする子が　いないんだもの。　さあ、これから、ふたりで　どこへいく？」

こどもの自尊心を傷つけないステキなマリールイズのおかあさんです。

あ、　マリールイズはマングース、　ともだちはヘビ（ハブ？）にアルマジロ。　絵もとっても好みです。