すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

豊穣のハンドメイドの世界

2015年12月09日 | 育自とな(ダーク)
今年はみかんの色づきがいいです。


出勤前まで ムスメの体操服に名札をつけていました。 名字を印字されたものを 学校の購買で買ってこさせ ホントに布に印字してあるだけのものなので 四辺を折り返して縁を縫います。

以前 体操服を新調したのは 小学校入学前だったので、 入学準備袋物といっしょにばーちゃんに名札つけもおねがいしました。


なんでも ばーちゃんが縫ってくれて しかもプロ級の腕前で 愛情たっぷりこめて縫ってくれるので、 ムスメの袋物はいつもおともだちのあこがれの的のようです。

わたしも 上手な人に丸投げでおまかせできるので 助かってるし、 そのことでうらやましいといってもらえることもたびたびあります。


とはいえ、 ホントはわたしがすべきことなわけで、 ラクな道を選んだばっかりに じぶんの裁縫の腕が上がるチャンスを逃しているのもたしかです。

いえね、 いまのいままでそんなことをおもいもしなかったんですが、 今回名札を縫っていると ミョーにたのしい

そういえば 高校にあがるまでは わたしけっこう裁縫してたなあ~ おこづかいでミシン買ったよな~ 手芸店に出入りして 布のセールを心待ちにしてたなあ~ 花びら袋にはまって あちこちに配りまくったなあ~

 レース編みはしたことないな~

ばーちゃんに振らなければ 当時のことをおもいだして あれもこれもつくってみたい~ となって いまごろ手芸が趣味になっていたかもしれないんだなあ~ (てゆーか いまは手芸とも言わないんですよね。 ハンドメイド? 昔はわざわざ 「ソーイング」 って言ってた記憶がある


なんといっても こども関係のハンドメイドは やりがいがありますよね~ 数年もずっと身につけるものを 毎日毎日目にするものを じぶんの手から産みだすわけですから。 趣味でつくって つくったからには使わなくちゃとか 材料費かかってるから売らなくちゃ なんていう邪心とは縁のない 子をおもう母のまごころのあらわれですよね。 ばーちゃんが かわいい孫のために せっせと縫ってくれるのも それがあるからだとおもいます。


ラクしたことで ホントは目の前に拓けるはずだった豊かな手作業の世界を ヒトにゆずってしまったのかも。



・・・・・とはいえ 目先のラクさには ぜったい勝てないんですけどね。 下の子の入学準備品ぜんぶ縫い終わるまで ぜったいばーちゃんボケちゃダメって 心から祈ってるんですけどね。



     
           
           
            ムスメのマシュマロアート。 手先が器用なムスメには ぜひばーちゃんの裁縫の腕を引き継いでいただきたいものです。
コメント
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