すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

大学生のいない町は滅びる

2016年11月04日 | お仕事
当地は産業町なんで それなりに繁華街というか飲み屋や食事できるところがそろっています。

が、 どの店も 夜の営業のスタッフが常時足りない。 足りないので、 それを理由に店を閉めてるところをよく見かけます。


なんでだろ? 全国的な傾向ではあるとはおもうんですが、 当地はとくに顕著なような。


保育所は調っているので、 ランチタイムの仕事は競争率高いです。  夜がね~ 数少ない大学生を確保できたところだけが 生き残っているような状態です。 主婦は夜や早朝は そうそう家を空けられませんしね。 延長保育をしてくれるところも少ないし。


あと ダブルワークが重宝されてますね。 最低労働賃金が低いので 専業で夜! っていうアルバイトや フリーターはほとんどいませんね。



いまはもう落ち着いたようですが、 ちょっと前まで どの市町村にも 大学招致ブームがありましたよね。

あれって 大学生が落としていくお金がほしいのかなとおもってましたが、 そういう夜労働の需要もあるんですね。 居酒屋にしたら うちの店のために 市が大学生を連れてきてくれたよ! ってなもんですよね。



当地は通える大学って 無きに等しいのでムリですが、 バイト先が大学生を奨学金で囲い込むっていう形が 合法的にできたらいいのにとおもいます。

大学の授業は遅くても19時ごろには終わるんだから そのあとの5時間くらいを週5日住み込みで働いてもらって そのかわり学費を面倒見る。 生活費まではむずかしいけど 土日どっちか一日働いてもらったら それもできそう。 ときどき新聞の配達店がそういうのやってますよね。 長い目で見れば、 そのときは収支あわなくても 学生一人の大学進学を援助した社会的意義、 その学生が社会人になって お店に同僚や友人を連れてきてくれたり そういう一生にわたる家族のようなつきあいがはじまれば お互いに有益な関係だとおもうし。



うちも大学までの学費等と老後資金とのかねあいで こどもは2人におさえたので (まあ あとじぶんが高齢だったというのもあるが) 大学資金さえ ある程度めどがつけば、 3人目を産んでもいいという家庭はけっこうある気がします。 文科省だけで考えず 大学生がいることによる産業の活性化という視点から 通産省(っていまも言うのか?)や労働省にも取り組んでほしいモンダイです。 


てか あまりにもコミュニケーションがとれない外国人アルバイトが飲食店にいたので ちょっとつぶやいてみました。 お客と直接コミュニケーションをとらないといけない現場には まだ外国人はムリだとおもうのよ。 こっちの受け入れ態勢のモンダイなんですが。
コメント
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