見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

旭川で食べた美味しいモノ

2009年12月14日 12時17分20秒 | 美味しいモノ…北海道編
旭川で“美味しいモノ”といえば、まず旭川ラーメンですね。
味噌の札幌ラーメン・塩の函館ラーメンに対して旭川ラーメンは「醤油ラーメン」が主流。動物系スープ(トンコツ)と魚介類系(煮干・昆布)のWスープが基本のスープとちぢれ中細麺が特徴。

…ということで、北海道新聞のS橋所長のおススメの老舗の『蜂屋』を実食。
『蜂屋』の創業は昭和22年、今年で62年目の旭川ラーメンの中心的存在です。
当初は蜂蜜を使ったアイスクリームの販売していたことから屋号は『蜂屋』と命名したとか。

薦めてくれたS橋所長によると
「最初は動物系と魚介類系の臭みがちょっと気になるが食べ始めると全く気にならなくなる不思議なラーメン」
…との話でしたが、私には最初から臭みを感じない美味しいスープでした。
蜂屋独特の「焦がしラード」も色白の縮れ麺もよくスープに合ってます。
さすが、旭川ラーメンを代表する人気店です。


蜂屋は旭川市内に2店、東京に1店。
今回は五条通の創業店で食べました。



こちらは比布新聞販売店のJ西所長のおススメの『春夏冬(しゅんとうか)』
店名の「春夏冬」は“あきがない”という意味だといいます。
トンコツベースのスープにマイルドな四川味噌が味に深みを出しています。
※素材の四川味噌も特別に舐めさせてもらいました。
麺を食べ終わってからスープの底に残るピーナツを箸でつまんで食べるのもなかなか楽しいです。
辛さは酢漬けの青唐辛子で調整。
普通・中辛・激辛とありますが、中辛以上が絶対おススメかと…
それとスープが少々温い(ぬるい)のがイマイチかと…(旭川は寒いので冷めるのが速い?)



元々は旅館を経営していた時にお客に出していた「四川みそ鍋」にラーメンを入れたら美味しいとのお客の評判から10年前にラーメン屋に転身。
(経営者と思われるおばちゃん談)

サンロク(旭川市繁華街)近くの深夜までまでやっている『春夏冬』は小さなラーメン屋さん。
“くたびれ感”漂う店と“くたびれ感”漂うおばちゃん二人の小さなお店ですが、ラーメンもお店もなかなか味があります。
それと帰りに不二家のペコちゃんのペロペロキャンデーが貰えます



旭川市内で芸能人が多く立ち寄る『居酒屋大舟』。
同行したF君が事前に調査して予約した旭川の食材を食べられる居酒屋さん。
数ある居酒屋の中でココに決めた理由は芸能人が多く立ち寄るから…(何とミーハーな


比布町できのこを作っている遠藤君から貰った舞茸の天ぷら。
自家栽培の舞茸は肉厚で歯ごたえがあってとても美味しいです。
比布町の遠藤君は舞茸の他になめたけ・きくらげ等のきのこ栽培農家。
未来ある農業青年です。


本日お目当てのキンキの開き。
白身のふんわり柔らかな肉質はタマリマセン。
※値段が高いのでカタヒラです


さすが北海道!
刺身が美しい~


同じく美しい~


締めに食べた蕎麦。
北海道は蕎麦の生産量日本一。蕎麦も旨い!
山わさびのさっぱりした辛さが凄くイイです。