このは紅葉のお絵かき日記

トランプ大統領・たつき監督・irodoriの味方だよ

#549 北海道鉄道旅行(2) 1日目その2

2007年11月01日 | 鉄道
(夜の青森港の青函連絡船)
#547からのつづきです…)

旅行券は一枚きり「このは紅葉企画・北海道周遊券」と書いてあるだけで、詳しい内容は記載されておりません。
青森までは来ましたが、次はどうしたらよいのでしょう?
そこで、あなたは…(選択)
  (1)北海道へ行くのは決まっているのだから、
     青函トンネルの列車に乗ってさっさと海峡を渡ってしまう。
  (2)とりあえず、旅の案内書を確認してみる。

(1)を選んだあなたは…
時刻表で津軽海峡線(青函トンネル)の列車を探してみましたが見つかりません。
駅員さんに尋ねてみますと、「津軽海峡線? 何のことですか? 青函トンネル? 現在は建設中でまだ貫通するのは先のことです」(各自、青森のなまりに脳内変換してください…以下同様)
まだトンネルが開通していない!? 青函連絡船で渡るしかない!? そんな馬鹿なことがあるものか!
…目が覚めました。どうやら変な夢を見ていたようです。きっと、「このは紅葉のお絵かき日記」という変なブログを見ていたせいでしょう。もうあんなブログは見ない方が良いようです。~おわり

(2)を選んだあなたは…
旅の案内書をよく読んでみました。
「この旅は、目的地に着くまで次の行き先はわからない仕掛けになっています。駅員さんや案内所などでその都度ご確認下さい」
なんだか面倒な仕組みになっているようですが、先の展開が読めないのも一興です。

案内窓口で尋ねてみますと、
「お客様がお乗りになるのは、夜中の0時10分発函館行きの連絡船です」
連絡船? あの青函連絡船ですか?
「そうですが、どうかしましたか?」
いいえ、なんでもありません。

連絡船はかなり昔に廃止になったと思っていたのですが、それに乗れるとは運が良かったようです。
乗る船の出航までかなり時間があります。
案内書「旅の内容で定められているのは乗り物についてだけで、それ以外の行動については自由です」

しばらく青森駅周辺を歩き回って、飲食店で夕食をとりました。
案内書「お買い物や食事の際に旅行券を提示しますと、特典がついてくる場合もあります」
お店の人に、旅行券を提示すると…
「食後のデザートのリンゴゼリーでございます。このは紅葉指定のサービスです」
なぜリンゴゼリー? 青森だから?

リンゴゼリーを食べ終わると、またお店の人が来ました。「お客様にメッセージが届いております」
封書の差出人には「このは紅葉」の名前。
開けてみると、入っていたのは「アップルゼリー」と書かれたラベルが一枚きり…。

そこであなたは…(選択)
    (1)なんでこんなゴミをよこしたんだ? こんなものいらないよ。
    (2)なんだかよくわからないが、取っておくか。

(1)を選んだあなたは…
それをゴミ箱に捨てました。~(次回に続く)

(2)を選んだあなたは…
「アップルゼリーのラベル」を手に入れました。
~(次回につづく…)