このは紅葉のお絵かき日記

トランプ大統領・たつき監督・irodoriの味方だよ

#2778 ロイヤルブルー

2018年09月24日 | 透明水彩
絵は描いてないですが水彩絵の具には触ってみました。

「ロイヤルブルー」というのはホルベイン社独自の色名で、一般的には「インダンスレンブルー」と呼ばれているようです。

なんとなくロイヤルブルーはウルトラマリンブルーディープ(以下ウルトラマリン)とプルシャンブルーを混ぜたら作れるかなと思って試してみたのですが駄目でした。勘が鈍ってますね。

よく見れば色味はウルトラマリンに近くて、かなり暗いです。
ウルトラマリンとペインズグレイを混ぜたらけっこう近い色になりました。
色を見ただけで「この絵の具とこの絵の具を混ぜたら作れるな」と予想できないと難しいところがあります。

今のところロイヤルブルーはお試し中です。
色を暗くするための混色用としては使ってましたが、そういえばロイヤルブルー自体の色を活かした使い方はまだしたことがなかったです。
しばらく使ってみて、レギュラー入りするかどうか決めるのです。


パレットに出せる色数には限りがありますし、あまり多すぎると能力的に使いこなせないので、ある程度色数を絞っておくのが一般的です。
パレットにセットする色を選び、自分だけの「パレット(絵の具セレクション)」を作るというのも楽しみの一つです。
わたしは30色出せるパレットを使っているので、30色選ぶのが当面の目標です。(今のレギュラー色+準レギュラー色は20色くらい)

市販されている透明水彩絵の具は何色あるのかというと、メーカー1社当たりで数十~百色以上、メーカーはわたしが行く画材屋さんでは八~九社くらいあるかな?(憶えているだけで)
メーカー違いで同名の絵の具があったり、近い色の絵の具があったりしますが、全く同じ色のものは無く、色以外にも滲み具合・ざらつき具合や透明度などのさまざまな性質も異なります。
その中から自分の好みの絵の具を探すのはとてもわくわくします。

お店に色の見本(実際に紙に塗ったもの)がありますが、見ているとどれもきれいでみんな欲しくなるので困ります。
しかし色見本を見て選べば良いかというとそれで済まないのが水彩絵の具です。
好きな色だけれどもすでに使っている他の絵の具や紙との相性(好み)が良くなくて自分の絵に活かせなかったり、逆にあまり好きでないと思っていた色でも使っているうちに好きになったり、意外と下地や混色用(つまり裏方)として重宝したりするので実際に使ってみないとわからないものです。

加えて、メーカーで製造中止になったり、中身(顔料組成)を変えてしまったりするので、せっかく気に入った絵の具を見つけても無駄になってしまうこともしばしば…

一生かかってもたぶんパレットの決定版は出来ないでしょうけれど、完成したら楽しみが終わってしまうのでそれで良いのです。決まらなくても絵を描くには支障がないですし。
絵を描く楽しみとは別の楽しみもあるというとりとめない話でした。

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