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真っさらな新しい人生のはじまり

2016-01-01 13:21:03 | 天地の仕組み
明けましておめでとうございます。

年が明けますと心機一転、本当に清々しい気持ちになります。
昨年は色々あったけども、それはそれ。
今日からは新しい一年の始まり。
それは一点の曇りもない、まだ手つかずの真っ白な、爽やかで透明な気持ちではないでしょうか。

実は、その感覚こそが真理そのものであるわけです。

私たちは死ぬ間際に一生を振り返り、それらに心を向けて一気通貫させるということを昨日書きました。
そして一年の最後もまたそれと同じように、その年を振り返り、それらへ心を向けることで一年が祓われ、そして活きるのでした。

死してのち、次に生まれ変わる時に私たちは、真っ白な状態に還ります。
そうしてまた一から始めます。

それと同じように、大晦日を経て私たちは真っ白な状態に還りました。
そうしてまた一から始めるわけです。

つまり、私たちは毎年毎年この元旦に蘇っている(黄泉がえっている)のです。

ですから去年という前世の記憶に引っ張られる必要はありません。
私たちの人生は、今日から新たにまた始まるのです。

さらに言えば、こうした人生の最期や一年の最後と同じことが毎晩寝る前にも訪れていると言えます。

その日その日にあったこと、やってしまったこと、そうしたものをまさに死の間際の走馬灯のように思い返して、ひとしきり後悔したり
味わい直したりしながら、今日という一日にスッと心を通してスッキリ綺麗に祓います。

天地宇宙の気の遠くなるような永遠の流れの中で、私たちは無限の生まれ変わりを経験します。
その中の一つの人生というのは、永遠のうちから見ればほんの一日のようなものです。
そうしてそのひとつひとつの人生で、最期には走馬灯でその一生を振り返ります。

永遠の生まれ変わりの中での一つの人生がそうであるように、私たちの今の人生の中での一日というのはちょうどそのようなものだと言えます。

私たちは一日ごとに真っ白に生まれ変わります。
そして一年ごとにも真っ白に生まれ変わります。
そうして一生ごとに真っ白に生まれ変わります。


さらに言うならば、本当は私たちは一瞬ごとに真っ白に生まれ変わっています。

ただ、前世というか「前瞬間」の記憶や習慣を引きずってしまっているために、その真っ白なものを一瞬にして彩り豊かな極彩色に塗り上げて
しまっているということなのです。

そんな短いスパンではなかなか実感しにくいことなのですが、一年のような長さであれば誰もが無意識のうちにその蘇りを感じ取っています。

今まさに、何故か分からずウキウキしていることでしょう。

この感覚こそは子供の頃のウキウキわくわくそのものなのです。

本当はいつでも私たちはこの状態になれるのですが、頭で分かっても心が後ろ髪を引かれ過ぎているためにそれが難しくなっています。
ただそれが新年となると、私たち誰もが昨日より以前の過去を本当に過去のものとしてスパーンと切り離すので、この感覚を得られるわけです。

蘇りとは、黄泉がえりです。

私たちはまさに今日あらたに真っ白に生まれ変わりました。
前世(前年)の記憶があったとしても、それはそれ。
今年には関係のないことです。

さぁ、この新しい人生には何があるでしょう。
そこはキラキラと透明に輝く真っ白な世界です。
あらゆる可能性に満ち満ちています。
子どもの頃の、何の縛りも無いあの自由奔放な感覚が全身から無限に広がっています。

この真っさらな感覚に過去の色を塗ったりせず、また今日や明日を決めつけたりせず、今の幸せな気持ちに心を任せてしまいましょう。


今年も一年どうぞ宜しくお願いします…!





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