僕は痛風持ちなので三ヶ月に一度定期的に血液検査をする。血液検査だけだから前の晩もかまわず飲むし、朝飯もちゃんと食べる。いつも通りの数値の方が見栄を張ったものよりも信用できる。
さてそうなのだけど、薬を飲んでいるので尿酸値はずっと安定してよい。朝飯を食べたら機械的に飲むという習慣にしており、あんがいこれが続いて、何の苦労もなく薬は凄いなあと思う。ありがたいものだ。
ところでしかし他の数値も分かる訳だが、他はそれに比べてずっと悪い。中性脂肪とγ‐GTPの数値がずっと高いままだ。だがしかし、基準値より高いままだけど、酒も飲んできてるしな、というようないい訳があったかもしれないと思う。担当の医者も、まあ高いですね、と言うしかない。特にγ‐GTPは基準が50までだったと思うが、普通は100くらいといったところ。倍くらいだからたいしたことないな、と思う。
しかしながら季節によってこれがあがるような気がする。つまり今の時期である。今回は軽く250越え。うーん、いつもより高いですね、と言われる。今日はいつもより酒臭いかもな、と思う。でも少し跳ねたかもな、とは思っている。
毎年のことだが、この時期にもう一つ生活習慣病検診も受ける。事業所の割り当ての関係だろうが、嫌な時期にあるものだと毎年思う。前にも書いたが、ほとんど検査は受けないが、血液検査だけはこれは受ける。今回は痛風の検査が悪かったから、つれあいに叱られて、二日も休肝日にさせられて、その日に臨んだ。ただでさえ苦痛なのに拷問の様なものである。こんなことをするから細胞が癌化するリスクが高まるのだ。
ということであるが、しかしやはり数値は高いままであった。やはり250越え。飲んでも飲まなくても変わらないじゃないか。ということはアルコールは関係ないな、と考えられるが、多くの人はそうは考えないらしいことも知っている。困ったことである。数値の件で栄養相談とか改善相談だっけ?そういうのを受けるように勧められる。そういうのが苦痛だから酒量が増えては危険である。丁重にお断りする。
結局こんなことも書いてしまうし、一番怖いのはつれあいの対応と言わざるを得ない。この難所を切り抜けるには、いい薬を探す以外にない。どうしてもこれが難しいようなら外での飲食を増やすしか道が無い。僕は家で飲むのが一番好きなのに、そういう選択が減らないように期待するより無いようである。