kosakuの雑念

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青少年育成なんちゃら

2010-12-16 00:46:42 | 日記
正式な名称は忘れた。
というか最初から記憶していないが、東京都がマンガを規制するとかの話だ。
現在のマンガの市場規模というのはマクロ経済的には大したものではないだろう。
というか、マスメディア自体がその知名度などの割りに驚くほど、経済規模が小さいのが現代だ。
化粧品会社が多くの人の働く無名の中堅製造業よりも遥かの商売として小さいのと同じである。
だからまあ規制なんてつまんないことすんなというのが単純な感想。
自由にやらしておけば何か凄いものが出るかも知れないし。
規制すると良いものも一緒に消えてしまうかも知れないし。
自由な活動の中で、良い物と悪い物が生まれ、時の流れで粗悪なものや普遍性のないものは淘汰されていくだろう。
ええとこ取りというか少数精鋭主義なんてものは幻想で、とにかく量的な拡大があって初めて質がついてくるというものだ。
下手な鉄砲なんちゃらというヤツ。
まあそれはどうでもいいが、作家が常識を垂れるというのが解せない。
作家というものは、そもそも我々の思考を支配している何等かの社会の暗黙の了解というか前提(いわゆる常識)というものに疑いを向けるのも仕事ではないのか。
世の中には特に根拠もなく、前からそうだから、そういうことになっているから、というやつが結構あり、それで円滑に社会が運営されてきた部分もあるんだろうが、そんな考えは凡夫にまかせておけばいい。
でも、現知事になるまでゴミの分別収集もしなかった東京都である。
オレがいろいろ面倒みないでどうする、という考えもあるんだろう。