今回は、ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)。今年も、この同じ場所で咲いている。歩道の縁石とのわずかな隙間で頑張って生きている。懸命に生きて咲き誇る姿を見ると応援したくなるよね。
以前のはこちら Link先 → 小次郎とヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)
<2021年8月27日>
◇ 車道と歩道の縁石の間に、見事に咲いている。すごいだろう!?
◇ ここは、美咲が丘4丁目、JR美咲が丘駅の近くだ。3カ所咲いているんだけど………、わかるかな?
◇ わかった? 番号順に一緒に見ていこう。花もね。
まず、①番。
◇ 一番大きな株
◇ 近くの方は「頑張って咲いているので、猛暑の時は(応援して)水をあげています」だって。良かったね、キミ!
次に③番 ※ ②は別に紹介
◇ ここは、側溝の底(1m位下)から鉄柵の間から伸びて、咲いているんだ。すごいよね。生命力に感嘆するでしょ! ボクも頑張ろうという気持になる。
◇ キミの顔より花がみたいって? そうだね。
◇ 紫色がなんとも言えない美しい花だね。 ここで、勉強しておこう。
【ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)】
◇ キツネノマゴ科ルイラソウ属の半耐寒性常緑小低木。
※ こんな所に生えるなんて…。タンポポはちょっとした隙間でも生えるが、この花のすごい生命力には脱帽だ。と思っていると、ネットには、『道路脇に生える紫色の花(柳葉るいら草)の繁殖力が凄すぎて脅威に!?』なってのもある。うーむ…、
◇ 原産地:メキシコ。日本への渡来時期は不明。
◇ 開花時期は、春~晩秋(4~11月)と長い。葉腋から花茎を出してその先に紫色の一日花を咲かせる。
※ 一日花:一日だけ咲いて、その日のうちに枯れてしまう花の総称。アサガオ、ハイビスカス、ハマボウ、等。
◇ 名前の由来
和名は、ヤナギのような葉を付けたルイラ草の意。ルイラは学名(Ruellia)の音読みから。草と付いているのは、小低木で草本植物だからと思われる。
4年前(2017年)
◇ この花に気づいたのは2017年のこと。これ、2017年11月14日、花もお終いの頃。咲いている地面がよく分かる。
◇ 3カ所を、改めて、番号順に見てみよう。
①の「一番大きな株」も、まだ、この程度。また、車道と歩道の縁石の隙間に生えているのが分かる。③は、まだ、見えない。なお、側溝の「鉄柵の傍」に生えるのは、雨水が流れ込んで水分を得やすいからだろう、と、勝手に推測している。
<2017年6月~8月>
①の場所:鉄柵の場所。ここは、雨水が流れ込んで水を得やすいのだろう。
②の場所:鉄柵のすぐ脇。側溝に流入する土砂が堆積している場所。土は少ないのに………。
◇ 車道の歩道の縁石の隙間。殆ど土がない。側溝に流れ込む土砂が少しあるだけ!
③の場所:側溝の底(1m下)から伸びてきている。水は多いけど、日光を得るには2mは伸びないと………。
◇ この年は、側溝の底から、日光を求めて伸びてきているが、まだ、側溝内だね。 ここが2021年には?
2021年には、側溝の底から鉄柵の間をぬって、この状態に! すごいね。ここも、頑張りに免じて? 今のところ、カットされたり抜かれたりしていない。
お終い。