今回は、ヒメヒマワリ(姫向日葵)だ。真夏(7/25)に、黄色の花を咲かせているのに出会った。6月だと「ハルシャギク」「キンケイギク」が、また9月だと「キバナコスモス」が思い浮かぶ。「なんの花?」と、お家の方に聞くと「名前は不明なんですが差し上げましょう」と、切ってくれた。
<2020年7月25日>
◇ 頂いたヒメヒマワリを花瓶に活けて、小次郎と撮影。
◇ 花びらが沢山あるねえ 小次郎クン!
◇ 調べると名前はヒメヒマワリ。学名はヘリオプシスだが「姫ひまわり」の名前で親しまれ、夏の暑さにも負けず力強く咲き続けるという。
◇ ん? ヒマワリ? 似てないぞ? うむ、頂いたのは“八重咲き”。一重だと似ているようだよ!
◇ 一重のヒメヒマワリ(四季の山野草より)。確かに、一重だと、ヒマワリに似ているねえ。ヒメヒマワリについて勉強しておこう。
【ヒメヒマワリ(姫向日葵)】※ ネットより引用。
◇ キク科キクイモモドキ属の宿根草。
長日(昼間が長い)条件で成長開花し、6~10月の長きにわたって花を咲かせる。低温短日で休眠し地下の株で冬を越す。
◇ 原産地は:北アメリカ。明治の末期に渡来
◇ 開花期は6月~10月。一つの花の咲いている期間が長い。特に八重咲きは一ヶ月近く観賞できる。
◇ 花は、黄色のみ(濃淡あり)
◇ 名前の由来は、花がヒマワリに似て小さいことから。
【キクイモモドキ(菊芋擬き)、キクイモ(菊芋)、ヒメヒマワリ(姫向日葵)】
この3つ、花での区別は難しいという。花床、葉の付方(対生/互生)、形状(鋸歯)、等で区別するらしい。
◇ キクイモはショウガのような塊根(芋)があるが、キクイモモドキは芋が無く“もどき”の由来にもなっている。葉は対生(キクイモモドキ)と互生(ヒメヒマワリ)の違い。なお、ヒメヒマワリは八重咲きの品種が多い。
※ 自然では殆どがキクイモモドキ。市販はヒメヒマワリが多い。ややこしいねえ!
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◇ フェンスの外側から撮影。ここ、ユウガオのあった家だ。内側に入ってからの撮影はちょっと木が邪魔。すると、「切って来ましょう」と頂いた次第。
ユウガオはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花3 -ユウガオ(夕顔)-
◇ キレイに咲いている花。
◇ 今が見頃かな?
◇ まだ、蕾もある。
お終い。