今回は、キンギョソウ(金魚草)だ。オオバコ科キンギョソウ属の植物。その名の通り「金魚」のような花を穂状に数多く咲かせる。原産地では多年草だが、日本の暑さに耐えられないため秋蒔きの一年草として扱われるという。
<2023年5月5日> 美咲が丘
◇ 金魚に似ているかな?
場所を見ておこう。
◇ここは、JR美咲が丘駅近く。ツツジの生け垣の間にポツンと2株ほど咲いている。近くの方が植えたのかな? 種は強健でこぼれ種でよく殖えるらしいけど………。「ハナスベリヒユ」があったところだよ。
ハナスベリヒユはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-ハナスベリヒユ(花滑り莧)-
小次郎とのコラボから花にズームインしてみよう。また、花の勉強しよう。
【キンギョソウ(金魚草)】※ Wikipedia、他
◇ オオバコ科キンギョソウ属の植物。本来は多年草だが、日本の高温多湿の環境では夏前に枯れてしまうので一年草との扱いになっているという。
◇ 英名は「Snapdragon(スナップドラゴン)」、学名は「antirrhinum(アンタアイナム)」
◇ 原産地は地中海沿岸。日本へは江戸時代末期頃と言われる。
◇ 開花時期は3月~6月。
◇ 花の色は白、ピンク、黄色、赤など。
【由来】
◇ 和名の「金魚草」は、花の形が金魚に似ているから
◇ 英名のと「Snapdragon(スナップドラゴン)」は、花の形が竜に噛みついている姿に似ていることから
◇ 学名の「antirrhinum(アンタアイナム)」は、ギリシャ語で動物の鼻に似ていると言う意味。
◇ うーん、金魚に似ているのかなあ? 金魚に似ていると言えば「メネシア」というのもあったよね。
メネシアはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-メネシア-
改めて、金魚草を見てみよう
【おまけ】
金魚について勉強しておこう。※ネット情報だけどね
【キンギョ(金魚)】
◇ コイ科フナ属キンギョ種の魚
◇ フナ(鮒)の突然変異を人為的に選択し、観賞用に交配を重ねた結果生まれた観賞魚。飼育が容易であるため、世界中で親しまれている。
◇ 原産地は中国 金魚は中国の「フナ(鯽)」の突然変異種であるヒブナを改良したもの。
◇ 学名をつけたスエーデンの学者は、キンギョをフナではなくコイの中間と見なしていたが、近年のDNA分析で直接の祖先は「ギベリオブナ」と判明した。
お終い