今回は、エゴノキ(野茉莉)だ。高さが5~7mになる大きな木だが。白い釣鐘状の花を下向きに付ける。が沢山咲いて様子は壮観だよ。名前の由来は、「エゴノキ」は、果実を口に入れると喉や舌を刺激して“えぐい(えごい)”ことから。「野茉莉」は、花に、茉莉花(まつりか)=ジャスミンのような香り? があるから、野(野生)の茉莉(まつり)になったのでは? との説もあるようだ。因みに、ボク(小次郎)は足元だと花を見つけられるけど…。高い木の花は苦手で、パパが気づくんだが、パパは「香りが分かんない!」と言っている。
<2018年5月2日、5日> 美咲が丘
全景から見ていこう
◇JR美咲が丘駅前のロータリー。樹木と共に、(石の)休憩ベンチ。
◇花の咲く木が2本あり、左側がエゴノキだ。ロータリーには、他にもあるよ
◇ 沢山の花は壮観だね。
◇ 花は確かに下向き。釣り鐘状か? は、微妙な所だね。ちょっと勉強しておこう。
【エゴノキ(野茉莉)】(Wikipedia、他)
◇ エゴノキ科・エゴノキ属の落葉小高木。高さは5~7m程度。
◇ 原産地:日本、朝鮮半島、中国。日本全国の雑木林に見られ古くから親しまれてきた万葉植物の一つ。
万葉植物とは万葉集に詠み込まれている植物で、ハギ、ウメ、マツ、アシ、ナデシコ、オミナエシ、イネ、ウリなど約160種がある。
◇ 開花期:5月~6月にかけて小枝の先に短い総状花序をつける
◇ 花の色は白が多いがピンクもある。釣り鐘状の花を下向きにつける。
【名前の由来】
◇ 果実を口に入れると喉や下を刺激して“えぐい(えごい)”ことから。昔はこの果実をすりつぶして川に流す漁法があったという。
◇ 漢字で「斉墩果」を当てるが、これは本来オリーブの漢名であり誤用という。
中国では「野茉莉」が使われている。
※ エゴノキは、「知佐(ちさ)」、「萵苣木(ちしゃのき)」などの古名や、
「杓子木(しゃくしぎ)」「山萵苣(やまじさ)」などの別名もある。
改めて見てみよう
◇美咲が丘2丁目。はな咲公園からみず咲公園への遊歩道だ。どれがエゴノキか分かる?
◇ 矢印の木だよ。遠目にも白い花が咲いているのがわかる。近づいていこう
お終い
小次郎とエゴノキ(野茉莉)
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