今回は、ルリマツリ(瑠璃茉莉)だ。花色が「瑠璃色(るりいろ)」で、花姿が「茉莉花(まつりか)」に似ていることからなづけられたという。因みに、茉莉花はジャスミンのことだそうだ。
<2021年11月1日> 美咲が丘
◇ どんな花かわかるかな?
◇ ん? この風景は以前もあったよね。そう、フウセントウワタ(風船唐綿)のあったお家だよ。ホント、沢山の花があるんだよ。
花に着目する
◇ 直径2㎝ほどの5弁の花をいくつも、かたまって咲かせる
◇ 一つ一つの花は1週間ほどで萎れるが、次々と花を咲かせ、5月~11月までの長い間、開花をたのしめるそうだ。
◇確かに、つぼみと開花が混じっているね。
◇ これが、“瑠璃色”の花だよ。ちょっと、勉強しておこう。
【ルリマツリ(瑠璃茉莉)】
◇ イソマツ科ルリマツリ属の常緑低木。別名にブルンパゴ、アオマツリがある。幹は直立し、枝分かれし、先端はややつる状になる。
◇ 原産地は南アフリカ。日本へは明治時代に渡来した。
◇ 開花時期は5月~11月。 2~3㎝の空色の花を、手鞠状に、春~秋の長い間咲かせる。
◇ 花の色は、瑠璃色(空色)、白色の品種(アルバ)、薄紫色の品種(ブルームーン)がある。
【由来】
和名のルリマツリ(瑠璃茉莉)のルリ(瑠璃)は花の色、マツリ(茉莉)はマツリカ(茉莉花=ジャスミン)に似た花の姿に由来。因みに「プルンパゴ」は、ラテン語の「鉛」を意味する。
※ ジャスミンってどんな花だっけ?(ネットから)
【瑠璃(るり)色】
◇ 瑠璃色は、紫みを帯びた濃い青。名前は半貴石の瑠璃(ラピスラズリ)による。
※ 半貴石:貴石は宝石のこと。狭義ではダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドを指す。宝石業界で貴石と呼ばれない宝石を「半貴石」と呼ぶ。
瑠璃色を画像で見てみよう(ネットから)
◇ カササギ(鵲)、オオルリ(大瑠璃)の羽根の色は瑠璃色と呼ばれる。
◇ 「瑠璃(るり)色」「群青(ぐんじょう)色」「紺碧(こんぺき)色」「杜若(かきつばた)色」の違いは? うーん、分かんない」!
改めて、ルリマツリの花を見てみよう。うーん、瑠璃色よりも少し“淡い”感じがするねえ。
お終い
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