今回は、「枝変わり」の紹介だ。白色のジンチョウゲに赤色の蕾が2つあるのに気づいた。1月23日の雪の日のこと。え! 何? と思って調べると『枝変わり』という現象らしい。
<2024年1月23日>自宅 庭
◇分かるかな? 雪が葉に積もり始めている。白の沈丁花なので蕾も殆ど白だが、“赤色”の蕾が2つある。ズームインしていこう
◇比較してみるとよく分かる。確かに1つは赤色だ。ここで「枝変わり」について勉強しておこう
【枝変わり】
◇枝変わり(えだがわり)とは、植物の葉、花、果実などが、成長点の突然変異などで、その個体の遺伝形質とは違うものを生じる現象。例えば、本来なら赤い花をつける花木の1枝だけにピンクの花が咲いているような状態のことをいう。
◇植物に見られる突然変異の一つで、この性質を利用して品種改良を行える。枝変わりが起こった枝を接ぎ木によって増殖させると新しい品種が誕生することもある。
◇今回のケースも、赤色じゃなければ “新種!” となるかも? けど、赤色は、既にあるし…。『先祖返り』かもしれない。ん? そんな現象もあるの?
【祖先返り】
先祖返りとは、人為的に、もしくは自然に交配し変化した植物の形状が、元の状態に戻ること。柿の場合、元々は渋柿で、突然変異で甘柿になっているので、甘柿の種を植えても甘柿にならず元の渋柿になることが多い。これ、先祖返りの一例だそうだ。
つぼみが開いた後は?
<2024年2月20日>
まずは、全景と、ボク(小次郎)とのコラボを示そう。ボクがいないと表題に偽りありになるしね。
赤色の2つを示しておく。
◇一般的なジンチョウゲは、(開花すると)花の内側は白色、外側が薄い紅色なので、遠目には分かりにくくなる。
どこの枝から、赤色となっているのだろう?
◇分かったかな? この枝を切って、挿し木すると、赤い色のジンチョウゲになると思われる。
◇最後に全景と2つの赤色の花を見ておこう
お終い
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