こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と夏の草花-オカノトラノオ(丘虎の尾)-

2021-12-17 14:12:03 | 夏の草花

今回は、オカノトラノオ(丘虎の尾)だ。開花時期は夏らしいが、見つけたのは9月なんだよね。日当たりの良い草地や道端に見られる雑草。花穂(かすい)が途中で横向きに曲がるのが特徴で、これをトラのシッポに例えたもの。水湿地に生息する「ヌマトラノオ(沼虎の尾)」と区別するために“オカ”を付けたそうな。ん? 「猫の尻尾」というのもあったよね。確か……、「キャットテール」と言ったっけ?

<2021年9月8日> 美咲が丘

◇ わかるかな? 白い花だよ。一旦引いて、ズームインしてみよう。

場所を確認してみよう。

◇ここはふれあい通り。下っていくと、JR美咲が丘駅。ムササキゴテン(紫御殿)があったところだよ。

◇ 駅とは反対向き。花をもう少し見てみよう。

◇ 花は分かったが………。「虎の尾」由来が妥当か? 検証してみよう。

◇ 舗道へ横に伸びている花。

◇「虎の尾」に見立てたと言うけど………。ちょっと強引かもね。勉強しておこう。

【オカトラノオ(丘虎の尾)】

◇ サクラソウ科リシマキア属の草花。

◇ 日当たりのよい草原など普通に生えている野草。茎は枝分かれせずにまっすぐ伸びる。

◇ 開花時期は7月~8月。房状の花穂に白い小花を密に付ける。花穂は直立せずにくにゃりと曲がった姿になり、

◇ 近い仲間に花がまばらで花穂が立ち上がり湿地などに生える「ヌマトラノオ(沼虎の尾)」、路地に生える「ロジトラノオ(路地虎の尾)」、「イヌヌマトラノオ(犬沼虎の尾)」などが知られる。

 ※ うーん、生育場所で名前がついているのか! 美咲が丘に生育しているので「“丘”虎の尾」でよいことにしよう。

【由来】

花穂(かすい)がクニャリと曲がる様子を虎の尻尾に見立ててオカトラノオの名前があある。イギリスではこの姿を「Goose Neck(グーズネック)=ガチョウの首」のようだと表現するそうな。

小次郎の興味は、オオバ(大葉)!

見つけた様子を見てみる

散歩の時、小次郎クンがクンクンした後に「葉」を食べ出した。ん? 食べられるの? 小次郎クン! 見ると下の方に、可愛い白い花があるのに気づいた次第。

◇ 実は、食べているのはオオバ(大葉)。そう、スーパーでも売っている食べられるヤツだ。

◇ 黙々と食べている。

◇ 「丘虎の尾」の葉は花の下の方にある。違いが分かるようだ。オオバの勉強もしておく

【オオバ(大葉)】

◇ シソ科シソ属の一年草。

◇ 家の庭には得ている身近な野菜だが、スーパーでも売っている。

◇ 大葉とは、青じその葉の形状のまま、香味野菜として使用する場合の呼称。

※ 大葉には、青じその実や芽。また、赤じそ、エゴマなども含まない。

◇ 小次郎クンは、どうやって(食べられる)大葉がわかるのかな?

改めて「丘虎の尾」を見ておこう。

【おまけ】

キャットテール(猫の尻尾)はこちら:Link先 → 小次郎と秋の草花ーキャットテール -

お終い


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