こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花-ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)-

2023-05-24 11:43:11 | 春の草花

今回は、ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)だ。“ケシ(芥子)”と名前がつくと、(阿片の原料のアルカロイドを含んいる)栽培禁止のケシ?! と心配になるが、他のヒナゲシ(雛芥子)と同様にアルカロイドを含んでなく禁止対象ではない。もっとも、農地などへ侵入して「難防除雑草」となっているらしい。因みに、(禁止の)セティゲルムに非常に似ていて、花では見分けがつきにくく、葉で見分ける必要があるという。

<2020年5月2日> 美咲が丘3丁目

◇ 三丁目のお家の塀と歩道の隙間に生えている。この花、爆発的に拡散しているという。

みず咲公園の近く

◇この時期、花と果実が混在している。

※ 果実は梅雨時に小さな灰黒色の種子を大量に成す。一つの果実に1600粒、一つの個体で100の果実なすこともあり、15万粒の種子と持つことになるという。

◇こんな花なんだ。勉強をしておこう

【ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)】※出典:Wikipedia、他

◇ ケシ科ケシ属の一年草、又は越年生植物

◇ 原産地:地中海沿岸。日本へは輸入穀物などに紛れて渡来したと推測されている。

※ 1961年(昭和36年)に東京都世田谷区で初めて確認された。以後、群馬県、福岡県などにも広がり2000年以降には全国へ爆発的に拡散した。

 ※ 2016年以降は駆除を呼びかけている自治体もある。

◇ 草丈は、15~80㎝。

◇ 開花期は4月~5月 

◇ 花の色は、赤色、もしくは肉色と評されるオレンジ色。

 【禁止のケシ】

◇ ソムニフェルム

 「草丈:100㎝~150㎝」「開花期:5月~6月」「花の色:赤や白など様々」

◇ セティゲルム

 「草丈:30㎝~100㎝」「開花期:4月~5月」「花の色:紫が多い」

【禁止されていないケシの特徴】

1 茎に粗毛が生えている

2 葉が茎の下部から出ている

3 葉の縁の切れ込みが深い。

改めて、ナガミヒナゲシを見てみよう。

お終い

 


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