今回は、ロウバイ(蝋梅)だ。和名の「ロウバイ」の語源は、漢名の「蠟梅」の音読みとされ、由来について一説には、陰暦の12月にあたる朧月(ろうげつ)にウメの香りの花を咲かせるためだと言われている。『本草綱目』によれば、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり、かつ臘月に咲くことにちなむという。(出典:Wikipedia)
◇荻浦神社の小次郎とのコラボだよ。
◇ すごく立派なロウバイだね。
荻浦神社のロウバイを見つけたのは2015年。その後、毎年観賞している。ちなみに、株は2つあったが、大きい方が2017年に枯れてしまった。まずは、残った株の状況(2019年1月29日)から見てみよう。
<2019年1月29日> 荻浦神社
◇ ここは神社の入り口。灯籠の右にロウバイがある。
◇ 少し、ズーム。
◇ 根元に寄ってみた。右手が本殿へ続く階段だ。 ここで荻浦神社の勉強をしておこう
【荻浦(おぎのうら)神社】
JR美咲が丘駅近くの小高い丘の上に鎮座している。
◇ 祭神:天照皇大神、国常立尊、豊受姫神、菅原大神
◇ 境内社:保食神社(保食神(うけもちのかみ)は、日本神話に登場する女神)
◇ 由緒:昔は老松天神と言った。明治5年に「村社」に指定。
◇ ご神木のイチイガシ(一位樫)は 樹高13.5m、幹回り4.1m 雷で裂けた跡があり『往古 成木の途上不慮の落雷により原型を復する事なく現在に至れり… 神威により樹勢旺盛となりし…、まさに神木の所以なり』の看板がある。
◇ 花の勢いがイマイチ。うーん、枯れないで欲しいが………。
< 樹勢が旺盛な昔の写真で “花” を観賞 >
◇ 蕾のロウバイ(2015年)
◇ 開きかけのロウバイ(2015年) ちょっと勉強をしておこう
【ロウバイ(蝋梅)】※ Wikipedia、他
◇ ロウバイ科ロウバイ属(テンジクボタン属)。落葉広葉樹の低木。高さは2m~5mになる。寒い冬に甘い香りがする花を咲かせるので花木として珍重されてきたという。“梅(ウメ)”の字があるが、ウメ(梅)はバラ科サクラ属なので種が異なる。
◇ 原産地は中国。日本へは江戸時代初期に朝鮮半島から渡来したとされる。
◇ 開花時期は12月~2月頃、葉に先立って、半透明で蝋細工のような光沢のある2㎝ほどの黄色の花を咲かせる。
◇ 品種は、ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)、等がある
【由来】
◇和名の「ロウバイ」は、漢名の「蝋梅」の音読み
◇漢名の「蝋梅」は、梅と同じ頃に咲き、香りも近いこと、花びらが「ろう細工(蝋細工)」のようであることに由来。
< 基本種のロウバイと満月ロウバイを見てみる(ネットより引用) >
◇ 基本種のロウバイの花は、花の中央部が暗紫色で、福岡では「油山市民の森」で見ることができるとのこと。
◇ 「満月蝋梅」と比較してみよう。うーん、実物を見てみたいもんだ。
改めて、荻浦神社のロウバイを見てみよう
<2018年1月22日>
◇ 2017年に樹勢が衰えていたが、枯れたようで、根元から切られていた。周りから、新たな枝が伸びているが、ダメだったようで。2018年の夏には別な木が植えられた。うーん、残念。
< 2017年1月23日 >
◇ 昨年より樹勢が衰えている気がする。
◇ 樹勢に合わせて? キミもくたびれた顔をしているね。大丈夫か? いや、崖の上なので怖いんだよ。
< 2016年1月13日 >
◇ おー、見事に咲いている。
◇ これ、一つの株なのかな?
◇ 電線にかかりそうな高さだ!
< 2015年2月7日 >
◇この年(2015年)に初めて 荻浦神社のロウバイを見つけた。
◇ うーわ、すごい!
◇ 花も沢山。
◇ 一つ一つの花も、元気がいい?
【写真一覧】
◇ソシンロウバイ(素心蝋梅) 糸島市荻浦神社 2019年1月29日、2018年1月22日、2017年1月23日、2016年1月13日、2015年2月7日撮影
◇ソシンロウバイ(素心蝋梅) 北九州市若松区高塔山 2018年1月3日撮影
◇ツバキ(椿) 糸島市美咲が丘 2018年12月26日、2019年1月13日撮影
◇サザンカ(山茶花) 糸島市美咲が丘 2017年12月29日、2018年12月26日撮影
◇サザンカ(山茶花) 北九州市若松区高塔山 2017年12月21日撮影
小次郎と冬の草花 2 - ソシンロウバイ(素心蝋梅) 荻浦神社 -
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